第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成29年8月1日~平成30年4月30日)における我が国経済は、企業収益の改善や雇用の拡大が続き、景気は緩やかに回復しておりますが、一方で賃金上昇は非正規雇用中心であることや将来不安からデフレマインドの脱却、個人消費の回復には至っておらず、食品の消費者物価は弱めの動きとなっております。

食品小売業界におきましては、コンビニエンスストアやドラッグストアなど他業態との事業領域の垣根が低下するとともに、ネット通販やネットスーパーの拡大、食品宅配事業へ参入する企業が年々増加するなど事業環境が大きく変化してきております。

このような状況のもと、当社グループは、お客様の暮らしの基本である食を通して、安心・安全を守り、値頃感があり、変化に富んだ店づくりをすることで、さらなるご支持をいただけるような店舗運営に努めてまいりました。

当第3四半期連結累計期間における経営成績は、スーパーマーケット事業において前連結会計年度に出店した5店舗及び前連結会計年度より当社グループ入りしたAATJ㈱、㈱アクティブマーケティングシステムの寄与などがあり、売上高は81,280百万円と前年同四半期と比べ4,261百万円(5.5%)の増収となりました。
 スーパーマーケット事業において年間最大の繁忙期である年末商戦が好調に推移したことに加え、前連結会計年度に出店した5店舗の採算が徐々に改善していることにより、営業利益は3,637百万円と前年同四半期と比べ464百万円(14.6%)の増益、経常利益は3,720百万円と前年同四半期と比べ443百万円(13.5%)の増益となりました。

前連結会計年度に当社子会社の本社ビル建替えに伴う退去費用として受取補償金99百万円及び、連結子会社化した㈱アクティブマーケティングシステム株式の段階取得に係る差益243百万円としていた特別利益が減少し、法人税等合計が68百万円増加したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,216百万円と前年同四半期と比べて31百万円(1.5%)の増益となりました。

 

当社グループにおける事業セグメントごとの状況は、次のとおりであります。

① スーパーマーケット事業

スーパーマーケット事業につきましては、大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」、関東圏単独店舗「ジャパンミート卸売市場」、北関東で展開する地域密着型店舗「パワーマート」、東京都内を中心に展開する業務用スーパー「肉のハナマサ」を展開しております。
 いずれの店舗におきましても、来店される顧客が楽しんでお買い物が出来る店づくりを目指し、当社グループの強みである精肉部門を中心とした生鮮各部門および一般食品から惣菜にいたるまで、それぞれの部門が商品力・技術力に磨きをかけ、お客様のニーズにあった値頃感のある商品展開をすすめ、より安心・安全な商品を提供できるよう、努めてまいりました。
 商品の販売につきましては、特定の商品を大量に陳列し、値頃感がある商品を顧客へアピールすることで購買意欲を高める「異常値販売」を定期的に実施するほか、グループ各社で開発した商品を共有し販売を行うことで、販売点数及び商品の仕入力の向上、採算の安定に繋がるよう努めてまいりました。

また、当社の加工物流センターでの大量かつ効率的な精肉加工、商品供給を行うことで店舗オペレーションを安定的にサポートするほか、店舗内においても必要に応じて精肉加工を行い、売れ筋に対応した商品の速やかな提供により販売機会のロスを削減するなど、戦略的、効率的な販売に努めております。商品の仕入につきましては、当社の加工物流センターにおける大量備蓄機能を活用することで、食材価格変動の影響を受けにくい商品仕入体制を構築し、採算の安定と在庫の確保を図ってまいります。

当第3四半期連結累計期間の店舗の状況は、平成30年3月に「肉のハナマサ」八王子店(東京都八王子市)を新規出店いたしました。既存店舗におきましては平成29年11月に「肉のハナマサ」錦糸町店(東京都墨田区)の改装を行いました。また、平成29年9月に「肉のハナマサ」金沢店(神奈川県横浜市)が賃貸借契約期間満了に伴い閉店いたしました。これにより、当第3四半期連結累計期間末時点におけるスーパーマーケット事業の店舗数は80店舗になりました。

当第3四半期連結累計期間における経営成績につきましては、前連結会計年度に新規出店した5店舗の売上寄与と、同店舗の採算が徐々に改善していることに加え、年間最大の繁忙期である年末商戦が好調に推移したことにより、売上高78,249百万円と前年同四半期と比べて2,755百万円(3.6%)の増収、セグメント利益(営業利益)は3,359百万円と前年同四半期と比べて345百万円(11.5%)の増益となりました。

② その他

その他につきましては、外食事業、イベント関連事業、アウトソーシング事業で構成されております。

外食事業につきましては、主に「焼肉や漫遊亭」を展開しております。当第3四半期連結累計期間におきましても、得意とする精肉の調達力、ノウハウを活かし、新鮮で高品質な料理を安価でご提供するよう努めてまいりました。また、おいしい商品と快適な食事空間を提供するという基本方針のもと、新メニューの開発をすすめ、他店との差別化を図り、お客様が楽しく食事ができる店づくりに努めてまいりました。
 当第3四半期連結累計期間の外食事業の店舗の状況は、平成30年2月に「焼肉や漫遊亭」八街店を開店いたしました。既存店舗におきましては平成29年11月に「焼肉や漫遊亭」水戸50号店の改装を行いました。これにより当第3四半期連結累計期間末時点における外食事業の店舗数は16店舗になりました。

イベント関連事業につきましては、平成29年2月に連結子会社化いたしましたAATJ㈱において「肉フェス」など食に関わるイベントの展開、国内外のイベント制作、運営などイベント関連事業を行っております。当第3四半期連結会計期間の活動状況といたしまして、ゴールデンウィーク期間に「肉フェスTOKYO2018春」(東京都江東区)、「肉フェスOSAKA2018春」(大阪府大阪市東住吉区)、「肉フェスHIROSHIMA」(広島県広島市中区)を開催いたしました。今後も食肉及び地域の食文化の魅力を国内外に発信する取り組みを行ってまいります。

アウトソーシング事業につきましては、平成29年4月に連結子会社化いたしました㈱アクティブマーケティングシステムにおいて、スーパーマーケット業界における、レジ業務の受託をコアビジネスとしたアウトソーシング事業を行っております。スーパーマーケットの実務経験に基づいた独自のノウハウによって、顧客のニーズに応える、質の高いサービスを提供しております。当社におきましては、スーパーマーケット事業の「ジャパンミート生鮮館」、「ジャパンミート卸売市場」、「パワーマート」においてレジ業務を㈱アクティブマーケティングシステムへ委託しております。レジ業務のプロフェッショナルとして新規顧客開拓を行い、業容の拡大に努めてまいります。

当第3四半期連結累計期間における経営成績につきましては、前連結会計年度より当社グループ入りしたAATJ㈱、㈱アクティブマーケティングシステムの売上寄与のほか、前年度に引き続き外食事業の売上高が好調に推移した結果、その他の事業の売上高は4,329百万円と前年同四半期と比べて2,346百万円(118.3%)の増収、セグメント利益(営業利益)は253百万円と前年同四半期と比べて107百万円(74.0%)の増益となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度と比べ3,462百万円増加し、41,408百万円となりました。流動資産は4,055百万円増加し、固定資産は592百万円減少しております。主な要因は、期末日が休日であったことから資金決済が翌月に持ち越されたことを含む現金及び預金の増加2,833百万円及びたな卸資産の増加290百万円及び、減価償却を含む有形固定資産の減少408百万円によるものであります。

 負債につきましては、前連結会計年度と比べ1,701百万円増加し、17,999百万円となりました。主な要因は、期末日が休日であったことから決済が翌月に持ち越されたことを含む買掛金の増加2,725百万円の一方で、短期借入金が340百万円、長期借入金が607百万円減少したこと等によるものであります。

 純資産につきましては、前連結会計年度と比べ1,761百万円増加し、23,408百万円となりました。主な要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等による利益剰余金の増加1,683百万円によるものであります。