第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次
|
第15期
|
第16期
|
第17期
|
第18期
|
第19期
|
決算年月
|
2021年3月
|
2022年3月
|
2023年3月
|
2024年3月
|
2025年3月
|
営業収益
|
(百万円)
|
1,312,085
|
1,588,375
|
1,434,609
|
1,316,940
|
1,479,239
|
経常利益
|
(百万円)
|
103,666
|
160,289
|
137,941
|
90,850
|
88,867
|
親会社株主に帰属する 当期純利益
|
(百万円)
|
74,342
|
106,733
|
126,511
|
58,279
|
58,120
|
包括利益
|
(百万円)
|
92,981
|
132,534
|
113,363
|
66,408
|
59,024
|
純資産
|
(百万円)
|
404,845
|
511,902
|
567,405
|
590,261
|
584,589
|
総資産
|
(百万円)
|
790,259
|
921,793
|
904,955
|
897,049
|
1,040,615
|
1株当たり純資産
|
(円)
|
627.09
|
781.33
|
878.84
|
923.33
|
927.54
|
1株当たり当期純利益
|
(円)
|
117.03
|
168.02
|
199.56
|
92.98
|
92.92
|
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
|
(円)
|
―
|
―
|
―
|
-
|
-
|
自己資本比率
|
(%)
|
50.4
|
53.8
|
61.2
|
64.4
|
55.8
|
自己資本利益率
|
(%)
|
19.0
|
23.9
|
24.1
|
10.3
|
10.0
|
株価収益率
|
(倍)
|
21.68
|
13.76
|
9.82
|
20.47
|
16.10
|
営業活動による キャッシュ・フロー
|
(百万円)
|
121,294
|
81,822
|
165,385
|
77,629
|
118,600
|
投資活動による キャッシュ・フロー
|
(百万円)
|
504
|
△45,270
|
28,028
|
△41,357
|
△164,727
|
財務活動による キャッシュ・フロー
|
(百万円)
|
△121,931
|
△25,372
|
△105,469
|
△70,310
|
13,994
|
現金及び現金同等物の 期末残高
|
(百万円)
|
69,165
|
87,398
|
178,249
|
147,266
|
116,861
|
従業員数
|
(人)
|
52,021
|
52,325
|
52,268
|
52,309
|
58,271
|
(外、平均臨時雇用者数)
|
(45,753)
|
(44,211)
|
(41,819)
|
(41,094)
|
(46,324)
|
(注) 1.第18期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第17期に係る純資産、総資産及び1株当たり純資産については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第16期の期首から適用しており、第16期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2) 提出会社の経営指標等
回次
|
第15期
|
第16期
|
第17期
|
第18期
|
第19期
|
決算年月
|
2021年3月
|
2022年3月
|
2023年3月
|
2024年3月
|
2025年3月
|
営業収益
|
(百万円)
|
26,667
|
34,420
|
45,008
|
47,666
|
40,258
|
経常利益
|
(百万円)
|
21,214
|
28,981
|
37,689
|
40,667
|
32,718
|
当期純利益
|
(百万円)
|
30,723
|
27,797
|
70,610
|
39,100
|
31,234
|
資本金
|
(百万円)
|
11,882
|
11,882
|
11,882
|
11,882
|
11,882
|
発行済株式総数
|
(千株)
|
640,394
|
640,394
|
640,394
|
640,394
|
640,394
|
純資産
|
(百万円)
|
318,958
|
339,359
|
342,554
|
339,559
|
340,026
|
総資産
|
(百万円)
|
560,767
|
615,426
|
596,948
|
570,005
|
670,250
|
1株当たり純資産
|
(円)
|
502.12
|
534.21
|
543.55
|
542.89
|
543.63
|
1株当たり配当額
|
(円)
|
53.00
|
50.00
|
51.00
|
51.00
|
52.00
|
(うち1株当たり中間 配当額)
|
(36.00)
|
(20.00)
|
(25.00)
|
(26.00)
|
(26.00)
|
1株当たり当期純利益
|
(円)
|
48.37
|
43.76
|
111.38
|
62.38
|
49.94
|
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
|
(円)
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
自己資本比率
|
(%)
|
56.9
|
55.1
|
57.4
|
59.6
|
50.7
|
自己資本利益率
|
(%)
|
10.0
|
8.4
|
20.7
|
11.5
|
9.2
|
株価収益率
|
(倍)
|
52.45
|
52.83
|
17.60
|
30.51
|
29.96
|
配当性向
|
(%)
|
72.4
|
114.3
|
45.8
|
81.8
|
104.1
|
従業員数
|
(人)
|
220
|
231
|
294
|
234
|
236
|
(外、平均臨時雇用者数)
|
(14)
|
(4)
|
(8)
|
(3)
|
(3)
|
株主総利回り
|
(%)
|
199.9
|
186.3
|
162.9
|
162.5
|
134.9
|
(比較指標:TOPIX (配当込み))
|
(%)
|
(142.1)
|
(145.0)
|
(153.4)
|
(216.8)
|
(213.4)
|
最高株価
|
(円)
|
3,165 (5,830)
|
3,440
|
2,599
|
2,208
|
1,927
|
最低株価
|
(円)
|
2,379 (2,480)
|
2,089
|
1,744
|
1,838
|
1,352
|
(注) 1.第15期の1株当たり配当額及び1株当たり中間配当額には、特別配当10円が含まれております。なお、第15期の期末配当額については株式分割前の中間配当額36.00円と株式分割後の期末配当額17.00円(株式分割を考慮しない場合は34.00円)を合計した額を記載しております。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。なお、第15期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しております。
2 【沿革】
当社は、2006年2月開催の佐川急便株式会社臨時株主総会決議に基づき、2006年3月、佐川急便株式会社を株式移転完全子会社とする単独株式移転により設立された純粋持株会社であり、資本金11,275百万円にて発足し現在に至っております。次では当社グループ設立の沿革として、現子会社である佐川急便株式会社の設立からの経緯を記載しております。
1965年11月
|
佐川急便株式会社を設立
|
1975年7月
|
京都自動車興業株式会社(現・佐川アドバンス株式会社)を設立
|
1980年5月
|
佐川自動車工業株式会社(現・SGモータース株式会社)を設立
|
1980年9月
|
佐川航空株式会社(現・SGHグローバル・ジャパン株式会社)を設立
|
1983年2月
|
佐川コンピューター・システム株式会社(現・SGシステム株式会社)を設立
|
1988年10月
|
翼運輸株式会社(現・SGムービング株式会社)を子会社化
|
1990年8月
|
佐川急便(香港)有限公司を子会社化
|
1997年6月
|
SAGAWA EXPRESS VIETNAM CO., LTD.を設立
|
2003年9月
|
保利佐川物流有限公司(現・佐川急便国際物流(深圳)有限公司)を設立
|
2005年3月
|
佐川フィナンシャル株式会社(2020年10月にSGシステム株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅)を設立
|
2006年3月
|
純粋持株会社体制へ移行、SGホールディングス株式会社を設立
|
2006年6月
|
SGホールディングス株式会社が、佐川急便株式会社から佐川グローバルロジスティクス株式会社(現・SGHグローバル・ジャパン株式会社)他子会社10社の株式を譲受
|
2007年8月
|
SGリアルティ株式会社を設立
|
2008年11月
|
佐川ロジスティクスパートナーズ株式会社(2019年4月に佐川グローバルロジスティクス株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅)を設立
|
2009年2月
|
ワールド・ロジ株式会社が保有する株式会社ワールドサプライの全株式を譲受け、同社を子会社化
|
2011年4月
|
SGエキスパート株式会社(2020年10月にSGシステム株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅)を設立
|
2011年4月
|
SGフィルダー株式会社を設立
|
2012年6月
|
SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.を設立
|
2013年5月
|
佐川グローバルロジスティクス株式会社において、SGHグローバル・ジャパン株式会社に商号を変更するとともに、会社分割により佐川グローバルロジスティクス株式会社を新設し、国内ロジスティクス事業を承継
|
2013年5月
|
シンガポール国内の物流事業強化のため、AMEROID LOGISTICS(S)PTE. LTD.(現・SG SAGAWA AMEROID PTE. LTD.)を買収
|
2013年11月
|
当社グループの国内ネットワークを活かした高品質な一貫物流サービスの提供を目的とし、SG SAGAWA USA, INC.を設立
|
2014年6月
|
国際貨物事業の拡大を目的とし、スリランカの物流企業であるEXPOLANKA HOLDINGS PLC(現 EXPOLANKA HOLDINGS Limited)を買収
|
2015年3月
|
ベトナム国内で貨物・物流サービスを行うための事業会社として、SG SAGAWA VIETNAM CO., LTD.を設立
|
2016年3月
|
株式会社日立物流(現・ロジスティード株式会社)と資本業務提携契約を締結
|
2016年11月
|
ベトナムにおけるデリバリー事業の拡大・強化と顧客基盤拡大を目的とし、Phat Loc Express and Trading Joint Stock Company.(2017年3月にSG SAGAWA EXPRESS VIETNAM., LLCへ商号変更、2019年4月にSG SAGAWA VIETNAM CO., LTD.を存続会社とする吸収合併により消滅)を買収
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2016年12月
|
電報類似サービス事業の拡大を目的とし、株式会社VST(現・佐川ヒューモニー株式会社)を設立
|
2017年12月
|
東京証券取引所市場第一部に株式を上場
|
2019年5月
|
ベトナムにおける車載冷凍冷蔵設備の供給事業を目的として、SG Motors Vietnam Co., Ltdを設立
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2020年3月
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東アジア及び中国におけるロジスティクス事業の拡大を目的として、上海虹迪物流科技有限公司を買収
|
2022年4月
|
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
|
2024年7月
|
コールドチェーンの強化を目的として、株式会社C&Fロジホールディングス(2025年4月に名糖運輸株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅)を買収
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2025年5月
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グローバル物流の事業領域拡大を目的として、Morrison Express Worldwide Corporationを買収
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3 【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、純粋持株会社である当社、連結子会社169社、持分法適用の関連会社8社により構成されており、「デリバリー事業」、「ロジスティクス事業」、「不動産事業」等の事業を営んでおります。当該事業の区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であり、報告セグメントに含まれていないその他これらに附帯する事業を「その他」に区分しております。また、主な関係会社の詳細については、「4 関係会社の状況」に記載のとおりであります。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
(当社グループの商流概要)
当社グループの主たる商流は次のとおりとなっており、「デリバリー事業」「ロジスティクス事業」が提供する物流ソリューションを、「不動産事業」「その他」に属する事業インフラ機能である物流附帯サービスが支える構造となっております。
(当社グループの事業推進における特徴)
当社グループでは、形状・頻度・数量など法人顧客の様々なニーズに基づいた出荷に対応可能な物流配送網を構築し、物流業務受託(BtoB(事業者間の物流)及びBtoC(事業者から個人への物流)、以下併せて「from B」という)に注力した事業展開を行っております。
本事業推進を実現するために、当社グループでは、セールスドライバー(2025年3月31日現在約20,000人)が集配業務のみならず営業担当者として法人顧客のニーズの把握・ソリューションの提案などを行い、顧客企業のサプライチェーンを把握した上で、当社グループが有するあらゆるリソースを活用した効率的な物流システムの提案及び提供を実施しております。
また、このような物流ソリューション提案を促進するための具体的な取組みとして、2015年3月期から「デリバリー事業」「ロジスティクス事業」を中心にグループ各社の有するリソースを活用し、グループ横断的な複合的物流サービスを検討・提案するための先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL(GO Advanced Logistics)」(以下「GOAL」という)を組成し、顧客の物流課題解決に向けた提案活動を実施しております。
こうした取組みを今後も強化・推進していくことで、法人顧客から選ばれる物流企業グループを目指してまいります。
(各事業セグメントの内容・特徴について)
上記のとおり、当社グループは法人顧客に対する総合的な物流ソリューションを提供しております。当社グループでは、主に輸送業務を担う会社を「デリバリー事業」とし、物流業務の包括受託(サードパーティー・ロジスティクス、以下「3PL」という)、国際輸送及び海外現地物流を担う会社を「ロジスティクス事業」に区分し、物流ソリューションを提供しております。
また、物流ソリューションを支える物流附帯サービスを展開しており、その中でも金額的に重要性が高い物流不動産の開発・管理を担う会社を「不動産事業」に区分し、それ以外を「その他」としております。それぞれの事業セグメントの内容及び特徴については次のとおりです。
なお、当社及び連結子会社であるSG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.(海外事業統括)については、ソリューション・サービスは提供しておらず各セグメントには属さない全社(共通)部門であるため次の記載からは除いております。
(1) デリバリー事業
当事業では、宅配便事業を中心として日本全国を網羅する当社グループのネットワークを駆使した物品輸送サービスを法人顧客中心に提供しております。
法人顧客のニーズは、少量又は大量の輸送、大小・長短様々な荷物の取扱いなど多岐にわたるため、主力サービスである宅配便から大型家具や家電等のラージサイズに至るまで、様々な荷物を扱うことが可能な物流施設・ネットワーク等のインフラを構築し、効率的かつ柔軟な対応を可能とする仕組みを整備しております。
こうしたインフラの特徴を活かし、従来複数の発送元から個別に納品されていた荷物を佐川急便株式会社の営業所において事前に仕分けを行った上でまとめて顧客企業に納品し入荷作業の最適化に貢献する「スマート納品」や、大型複合施設への納品を一括で引き受け施設内の各店舗等への搬出入まで行うなど、人・物・車・情報を一元管理し物流効率の向上を実現する「館内物流サービス」、当社グループの物流ネットワーク及びノウハウを活用し当社グループ及び外部輸送業者を活用して顧客企業にとって最適な物流サービスを提供する「TMS(Transportation Management System)」(以下「TMS」という)といった顧客企業にとって付加価値の高いサービスの開発・提供を行っております。
主要商品及びサービス
|
宅配便(飛脚宅配便、飛脚ラージサイズ宅配便、飛脚クール便、特定信書便、納品代行)、メール便(飛脚ゆうメール、飛脚ゆうパケット便)、TMS(飛脚国際宅配便、引越、ルート配送、チャーター輸送、設置輸送、美術品輸送、食品輸送)
|
デリバリー事業に属する主な関係会社
|
佐川急便㈱、佐川ヒューモニー㈱、SGムービング㈱、㈱ワールドサプライ(合計4社)
|
(2) ロジスティクス事業
当事業では、航空・海上フォワーディングサービス等の国際輸送や通関業務受託に加え、倉庫における保管、流通加工等のオペレーションや、物流センター・倉庫の運営サービスといった3PL、さらに海外拠点における各地域内での物流サービスを提供しております。また、2024年7月には、低温物流領域に強みを持つ株式会社C&Fロジホールディングス(現:名糖運輸株式会社)を連結化することで、低温物流領域の基盤も獲得いたしました。
航空・海上フォワーディング事業を展開するEXPOLANKA HOLDINGS Limitedにおいては、アジア発北米向けのトレードレーンを主軸とし、特にアパレル分野における輸送を強みとしております。今後は、取扱商材の拡大による新規顧客の獲得を図るとともに、フォワーディングの前後の輸送及び3PL事業へサービス領域を拡大することで、収益基盤の安定化を図ってまいります。また、新たに獲得した低温物流領域につきましては、株式会社C&Fロジホールディングスが従来から強みとしているサプライチェーンの上流から中流の領域と、当社グループが持つラストワンマイルの機能を掛け合わせることで、国内屈指のコールドチェーン構築を目指しております。こうしたシナジー創出に向けたプロジェクトチームを発足する等、取組みを進めております。この他、国内3PL事業領域では、倉庫と佐川急便株式会社の営業所を一体化することで倉庫と輸送拠点間のリードタイムをなくした佐川流通センター(以下「SRC」という)に象徴されるように、顧客のサプライチェーンの大部分をカバーするデリバリー事業と連携した倉庫運営の効率化を図っております。さらに、デリバリー事業と連携した日本発着の国際輸送を展開し、海外拠点とシームレスにつながる物流サービスの拡大を推進しております。
主要商品及びサービス
|
流通加工、物流システム構築、在庫保管・入出庫管理、物流センター運営、TMS(ルート配送、チャーター輸送、国際宅配便)、国際航空・海上輸送、通関代行、低温物流(冷蔵・冷凍食品における保管、仕分け、輸配送)
|
ロジスティクス事業に属する主な関係会社
|
佐川グローバルロジスティクス㈱、SGHグローバル・ジャパン㈱、㈱C&Fロジホールディングス、名糖運輸㈱、㈱ヒューテックノオリン、佐川急便国際物流(深圳)有限公司、SG SAGAWA VIETNAM CO., LTD.、SG SAGAWA AMEROID PTE. LTD.、SG SAGAWA USA, INC.、上海虹迪物流科技有限公司、EXPOLANKA HOLDINGS Limited、EFL GLOBAL LOGISTICS (PTE.) LTD.、EFL GLOBAL LLC、EFL Container Lines, LLC、EXPOLANKA FREIGHT (VIETNAM) LTD、EXPO FREIGHT PRIVATE LIMITED、Locher Evers International Inc、Expo Freight (Shanghai) Limited、EXPOLANKA FREIGHT LTD、PT EFL GLOBAL INDONESIA、Expofreight (Hong Kong) Limited、EXPOLANKA FREIGHT (PRIVATE) LIMITED、Expofreight (Shenzhen) Limited.、EXPOLANKA FREIGHT DUBAI (L.L.C)、EXPOLANKA FREIGHT (CAMBODIA) LIMITED、EFL HUB (PVT) LTD、EXPOLANKA FREIGHT (PHILIPPINES) INC.、EFL MALAYSIA SDN. BHD.、その他134社(合計162社)(うち、関連会社8社)
|
(3) 不動産事業
当事業では、物流ソリューション提供のための事業インフラである物流施設を中心に不動産の開発、賃貸、管理等を行っております。
具体的には、当社グループのデリバリー事業及びロジスティクス事業における業務効率性を追求した両事業の一体型物流施設であるSRC等の開発を通じ、物流ソリューションの競争力向上に寄与するほか、グループ施設の安定稼働と機能の強化に取り組むとともに、これまで培った不動産ノウハウを活かし、資産価値を向上させるための戦略的な投資を実施しております。また、老朽化した既存施設及び物流効率の低い施設の大規模修繕やバリューアップにより、全国の輸送インフラの最適化に取り組んでおります。
これらの取組み遂行にあっては、当社グループ保有の物流施設を信託受益権化し、売却することで資産効率及び資金効率を高めるとともに、新規の施設開発資金を獲得することで効率的な物件開発数の拡大を図っております。売却後は、SGアセットマックス株式会社にて資産管理及び運用を行っております。
また、サステナビリティ活動の一環として物流施設を活用した太陽光発電及び売電も行っております。
主要商品及びサービス
|
不動産賃貸・管理、不動産開発、資産管理・運用、再生可能エネルギー供給
|
不動産事業に属する主な関係会社
|
SGリアルティ㈱、その他1社(合計2社)
|
(4) その他
当社グループでは、効率的な物流ソリューションを提供するために、不動産事業以外の各種事業インフラについてもグループ内にその機能を保有しております。具体的には、輸送に関わる損害保険の代理店事業、トラック燃料の販売、輸送車両の整備・販売、物流システムの開発・運用、宅配便の代金引換サービスの提供、物流施設内の業務受託を中心とした人材の派遣及び業務請負等を、グループ各社がグループ内外に提供しております。
デリバリー事業及びロジスティクス事業と連携したこれらのサービスの展開により、総合的な物流ソリューションの提供をしております。
主要商品及びサービス
|
商品販売、保険代理、燃料販売、自動車整備・販売、システム販売・保守、e-コレクト、人材派遣・請負
|
その他に属する主な関係会社
|
佐川アドバンス㈱、SGモータース㈱、SGシステム㈱、SGフィルダー㈱、その他4社(合計8社)
|
事業系統図を示すと、次のとおりであります。
(注) 1.SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.(海外事業統括)は、セグメント上「全社(共通)」であるため、記載を省略しております。
2.複数のセグメントに係る事業を営んでいる子会社は、主たる事業のセグメントにおいて会社名を記載しております。
4 【関係会社の状況】
名称
|
住所
|
資本金 (百万円)
|
主要な事業 の内容
|
議決権の所有 割合(%)
|
関係内容
|
(連結子会社)
|
|
|
|
|
|
佐川急便㈱ (注)3、4
|
京都市南区
|
11,275
|
デリバリー事業
|
100.0
|
・役員の兼任2名 ・資金の借入 ・経営指導
|
佐川ヒューモニー㈱
|
東京都江東区
|
100
|
デリバリー事業
|
100.0 (100.0)
|
・資金の借入 ・経営指導
|
SGムービング㈱
|
東京都江東区
|
100
|
デリバリー事業
|
100.0
|
・資金の借入 ・経営指導
|
㈱ワールドサプライ
|
東京都江東区
|
95
|
デリバリー事業
|
100.0
|
・資金の借入 ・経営指導
|
佐川グローバルロジスティクス㈱ (注)3
|
東京都品川区
|
3,450
|
ロジスティクス 事業
|
100.0
|
・資金の貸付 ・資金の借入 ・経営指導
|
SGHグローバル・ジャパン㈱
|
東京都江東区
|
203
|
ロジスティクス 事業
|
100.0
|
・役員の兼任1名 ・資金の借入 ・経営指導
|
㈱C&Fロジホールディングス (注)3、7
|
東京都新宿区
|
4,000
|
ロジスティクス 事業
|
100.0
|
―
|
名糖運輸㈱ (注)3
|
東京都新宿区
|
2,176
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
㈱ヒューテックノオリン (注)3
|
東京都新宿区
|
1,217
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
SGリアルティ㈱ (注)3
|
京都市南区
|
20,000
|
不動産事業
|
100.0
|
・役員の兼任1名 ・資金の貸付 ・資金の借入 ・経営指導
|
佐川アドバンス㈱
|
東京都江東区
|
27
|
その他
|
100.0
|
・役員の兼任1名 ・資金の借入 ・経営指導
|
SGモータース㈱
|
東京都江東区
|
10
|
その他
|
100.0
|
・資金の借入 ・経営指導
|
SGシステム㈱
|
京都市南区
|
350
|
その他 全社(共通)
|
100.0
|
・資金の貸付 ・資金の借入 ・経営指導
|
SGフィルダー㈱
|
東京都江東区
|
100
|
その他
|
100.0
|
・資金の借入 ・経営指導
|
SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD. (注)3、6
|
シンガポール
|
USD 513百万
|
全社(共通)
|
100.0
|
・役員の兼任1名 ・資金の貸付 ・資金の借入
|
佐川急便国際物流 (深圳) 有限公司 (注)3
|
中国 深圳
|
CNY 110百万
|
ロジスティクス 事業
|
90.0 (90.0)
|
―
|
SG SAGAWA VIETNAM CO., LTD.(注)3
|
ベトナム ホーチミン
|
VND 382,653百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
SG SAGAWA AMEROID PTE. LTD.
|
シンガポール
|
SGD 1百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
SG SAGAWA USA, INC.
|
米国 カリフォルニア州
|
USD 1百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
上海虹迪物流科技有限公司
|
中国 上海
|
CNY 75百万
|
ロジスティクス 事業
|
70.0 (70.0)
|
・役員の兼任1名
|
EXPOLANKA HOLDINGS Limited (注)3、5
|
スリランカ コロンボ
|
LKR 4,097百万
|
ロジスティクス 事業
|
99.9 (99.9)
|
・役員の兼任1名
|
EFL GLOBAL LOGISTICS (PTE.) LTD.
|
シンガポール
|
USD 1百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
・資金の貸付
|
EFL GLOBAL LLC
|
米国 フロリダ州
|
USD 10,000
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
EFL Container Lines, LLC
|
米国 ニューヨーク州
|
USD 10,000
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
EXPOLANKA FREIGHT (VIETNAM) LTD
|
ベトナム ホーチミン
|
VND 1,027百万
|
ロジスティクス 事業
|
99.0 (99.0)
|
―
|
名称
|
住所
|
資本金 (百万円)
|
主要な事業 の内容
|
議決権の所有 割合(%)
|
関係内容
|
EXPO FREIGHT PRIVATE LIMITED
|
インド チェンナイ
|
INR 8百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
Locher Evers International Inc (注)3
|
カナダ ブリティッシュコロンビア州
|
CAD 31百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
Expo Freight (Shanghai) Limited
|
中国 上海
|
CNY 5百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
EXPOLANKA FREIGHT LTD
|
ケニア ナイロビ
|
KES 87百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
PT EFL GLOBAL INDONESIA
|
インドネシア ジャカルタ
|
USD 2百万
|
ロジスティクス 事業
|
90.0 (90.0)
|
―
|
Expofreight (Hong Kong) Limited
|
中国 香港
|
HKD 1百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
EXPOLANKA FREIGHT (PRIVATE) LIMITED
|
スリランカ コロンボ
|
LKR 100百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
Expofreight (Shenzhen) Limited.
|
中国 深圳
|
CNY 5百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
EXPOLANKA FREIGHT DUBAI (L.L.C)
|
アラブ首長国連邦 ドバイ
|
AED 300,000
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
EXPOLANKA FREIGHT (CAMBODIA) LIMITED
|
カンボジア プノンペン
|
USD 5,000
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
EFL HUB (PVT) LTD
|
スリランカ コロンボ
|
LKR 1百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
EXPOLANKA FREIGHT (PHILIPPINES) INC.
|
フィリピン パサイ
|
USD 200,000
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
EFL MALAYSIA SDN. BHD.
|
マレーシア セランゴール
|
MYR 2百万
|
ロジスティクス 事業
|
100.0 (100.0)
|
―
|
他131社 (注)8
|
|
|
|
|
|
(持分法適用の関連会社)
|
|
|
|
|
|
8社 (注)8
|
|
|
|
|
|
(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.議決権の所有割合の( )内は、内数で間接所有割合であります。
3.特定子会社に該当しております。
4.佐川急便株式会社については、営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く)の連結営業収益に占める割合が10%を超えております。当連結会計年度における主要な損益情報等は次のとおりです。
主要な損益情報等
|
(1) 営業収益
|
1,031,006
|
百万円
|
|
(2) 経常利益
|
63,010
|
百万円
|
|
(3) 当期純利益
|
42,962
|
百万円
|
|
(4) 純資産
|
319,734
|
百万円
|
|
(5) 総資産
|
462,850
|
百万円
|
5.SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.は、2024年6月から2024年11月にかけてEXPOLANKA HOLDINGS Limitedの株式17.5%を追加取得いたしました。この結果、EXPOLANKA HOLDINGS Limitedの議決権の所有割合は99.9%となりました。
6.SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.は、2024年7月に増資を実施いたしました。この結果、SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.の資本金は301百万USDから513百万USDとなっております。
7.株式会社C&Fロジホールディングスは、2025年4月1日付で名糖運輸株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅しております。
8.当連結会計年度において、子会社23社を増加したことにより当連結会計年度から連結の範囲に含め、子会社2社を減少したことにより連結の範囲から除外しております。また、持分法適用の関連会社が1社増加するとともに、株式の一部売却により2社を連結の範囲から除外し、持分法適用の関連会社に含めております。
5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2025年3月31日現在
セグメントの名称
|
従業員数(人)
|
デリバリー事業
|
41,899
|
(31,898)
|
ロジスティクス事業
|
13,658
|
(12,716)
|
不動産事業
|
96
|
(2)
|
その他
|
2,126
|
(1,513)
|
全社(共通)
|
492
|
(195)
|
合計
|
58,271
|
(46,324)
|
(注) 1.従業員数は就業人員数であり、パートナー社員等は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.全社(共通)には、当社及びSGシステム株式会社のシェアードサービス事業に従事する従業員数等を記載しております。
(2) 提出会社の状況
2025年3月31日現在
従業員数(人)
|
平均年齢(歳)
|
平均勤続年数(年)
|
平均年間給与(円)
|
236
|
(3)
|
38.8
|
9.8
|
7,691,947
|
(注) 1.従業員数は就業人員数であり、パートナー社員等は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.平均勤続年数の算定に当たっては、連結子会社からの転籍者については当該会社の勤続年数を通算しております。
3.平均年間給与には、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4.当社の従業員は全て全社(共通)に属しております。
(3) 労働組合の状況
当社グループでは、株式会社ワールドサプライに1団体、株式会社C&Fロジホールディングス(現:名糖運輸株式会社)に4団体(連結対象会社含む)、株式会社ヒューテックノオリンに1団体の労働組合が組織されています。いずれも企業内組合であり、円満な労使関係なため、特記すべき事項はありません。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
当事業年度
|
管理職に占める 女性労働者の割合(%) (注)1
|
男性労働者の 育児休業取得率(%) (注)2
|
労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1、3
|
全労働者
|
うち正規雇用 労働者
|
うちパート・ 有期労働者
|
37.3
|
80.0
|
84.8
|
72.7
|
221.4
|
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.労働者の男女の賃金の差異について、次のとおり補足いたします。
・人事、賃金制度上において性別による差異はございません。
・「正規雇用労働者」については、課長職以上の管理職に女性が少ないこと等が挙げられますが、女性労働者の管理職への登用を推進しております。なお、役職により男女の賃金差異は発生しておりません。
・「パート・有期労働者」には、オフィシャルスポーツの選手が含まれており、他労働者の賃金制度とは異なる報酬体系のため賃金の差異が生じております。
② 連結子会社
当事業年度
|
名称
|
管理職に占める 女性労働者の割合(%) (注)1
|
男性労働者の 育児休業取得率(%) (注)2
|
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、3
|
全労働者
|
うち正規雇用 労働者
|
うちパート・ 有期労働者
|
佐川急便㈱
|
10.6
|
52.6
|
57.5
|
77.1
|
72.9
|
佐川ヒューモニー㈱
|
12.5
|
100.0
|
62.5
|
73.2
|
40.1
|
SGムービング㈱
|
13.7
|
57.1
|
66.8
|
72.6
|
37.8
|
㈱ワールドサプライ
|
14.7
|
100.0
|
64.9
|
81.9
|
82.2
|
佐川グローバルロジスティクス㈱
|
17.1
|
52.6
|
48.5
|
85.9
|
65.4
|
SGHグローバル・ジャパン㈱
|
13.0
|
83.3
|
77.8
|
78.0
|
79.5
|
SGリアルティ㈱
|
20.8
|
100.0
|
83.7
|
82.8
|
57.8
|
SGアセットマックス㈱
|
0.0
|
-
|
51.9
|
60.8
|
21.8
|
佐川アドバンス㈱
|
35.3
|
100.0
|
64.5
|
69.8
|
58.6
|
SGモータース㈱
|
10.9
|
62.5
|
83.7
|
83.2
|
108.5
|
SGシステム㈱
|
14.1
|
66.7
|
55.6
|
77.1
|
52.1
|
SGフィルダー㈱
|
11.9
|
27.5
|
84.5
|
83.0
|
92.6
|
㈱ヌーヴェルゴルフ倶楽部
|
33.3
|
0.0
|
55.4
|
51.5
|
105.2
|
㈱C&Fロジホールディングスグループ
|
3.5
|
27.0
|
54.6
|
74.7
|
60.6
|
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.労働者の男女の賃金の差異について、次のとおり補足いたします。
・人事、賃金制度上において性別による差異はございません。
・「正規雇用労働者」については、課長職以上の管理職に女性が少ないこと等が挙げられますが、当社グループでは、女性労働者の管理職への登用を推進しております。なお、役職により男女の賃金差異は発生しておりません。
③ 国内グループ会社
当事業年度
|
補足説明
|
管理職に占める 女性労働者の割合(%) (注)1
|
男性労働者の 育児休業取得率(%) (注)2
|
労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1
|
全労働者
|
うち正規雇用 労働者
|
うちパート・ 有期労働者
|
11.5
|
51.3
|
55.3
|
77.5
|
76.9
|
(注)3
|
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.上記指標は、当社及び②に記載の各子会社を含めております。