文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、設備投資の増加や雇用・所得環境の改善が継続し、穏やかな回復基調で推移したものの、米中貿易摩擦や中国の景気減速など世界経済は不確実性を増し、景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。
このような経済環境の中、当社が事業展開を行っているHR領域におきましては、労働需給が改善されており、有効求人倍率は着実に上昇し、失業率は緩やかな低下傾向を示しております。また、求人企業の多くが属するインターネット業界は、人工知能やIoTに関する様々なサービスが生まれており、ITエンジニアやWebデザイナーといった人材の需要は増加傾向にあります。これに関連して、2018年度の人材紹介業の市場規模は、前年度比11.3%増の2,860億円と継続的に拡大が予測されています(株式会社矢野経済研究所「人材ビジネス市場に関する調査(2018年)」)。
このような状況の中、当社は、「世界中の人々を魅了する会社を創る」というビジョンの下、成功報酬型求人メディア「Green」、組織改善プラットフォーム「wevox」及び完全審査制AIビジネスマッチングアプリ「yenta」を運営しております。
当社成功報酬型求人メディア「Green」におきましては、前事業年度に引き続き、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上をはじめ、登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化、求人企業管理画面の改善等、様々な取り組みを実施しております。
これらの施策の結果、当第2四半期累計期間の入社人数は1,416人(前年同期比23.7%増)となりました。
また、Greenに次ぐ新たな事業として、「wevox」及び「yenta」の立ち上げに力を入れて取り組んでおります。
「wevox」は、2017年5月の正式リリース以降着実に導入企業を増やし、本四半期報告書提出日現在の導入企業は750社を超えており、幅広い業種・業界の企業にサービスの提供を行っております。組織の状態をスコアリングして可視化し、改善策を推奨することで、利用企業の組織改善を支援しております。利用企業数の拡大と共に、今後一層収益に貢献していくことが可能だと考えております。
「yenta」については、当第2四半期累計期間においては、引き続き法人向けのマネタイズプランの開発及びユーザー数向上のためのマーケティングに注力しております。それに伴い今後収益に貢献していくことが可能だと考えております。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は1,485,881千円(前年同期比41.9%増)、営業利益は461,860千円(前年同期比40.8%増)、経常利益は462,860千円(前年同期比43.3%増)、四半期純利益は319,218千円(前年同期比42.9%増)となりました。
売上高の内訳は、Greenによる売上高が1,385,724千円(前年同期比35.3%増)、新規事業による売上高が100,156千円(前年同期比333.2%増)であります。
なお、当社は、People Tech事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は4,178,276千円となり、前事業年度末に比べ425,094千円増加しました。これは主に、現金及び預金が337,278千円、売掛金が41,208千円、流動資産のうちその他が23,087千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債は454,219千円となり、前事業年度末に比べ58,571千円増加しました。これは主に、未払金が27,069千円、未払法人税等が15,804千円、未払消費税等が8,680千円、流動負債のうちその他が6,869千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は3,724,056千円となり、前事業年度末に比べ366,523千円増加しました。これは主に、特定譲渡制限付株式の交付及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ23,652千円増加、並びに四半期純利益の計上により利益剰余金が319,218千円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローに関する説明
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3,715,196千円となり、前事業年度末と比べて337,278千円の増加となりました。主な要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、333,350千円の収入(前年同四半期は196,917千円の収入)となりました。これは主に、法人税等の支払いが125,515千円あったものの、税引前四半期純利益を462,860千円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、476千円の支出(前年同四半期は14,319千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、4,404千円の収入(前年同四半期は12,010千円の収入)となりました。これは主に、新株予約権の行使に伴う株式の発行による収入があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更及び新たに定めた経営方針・経営戦略等はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。