第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

  なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大による当社の業績及び財政状態への影響については、今後も注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第3四半期累計期間における我が国の経済は、企業業績の回復、雇用・所得環境の改善などにより、長らく景気は緩やかな回復傾向が続いておりましたが、米中貿易摩擦の深刻化、英国のEU離脱問題、加えて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が世界経済に及ぼす影響に対する懸念があり、景気の先行きは不透明な状況で推移すると予想されております。

 このような状況の中、当社は、「世界中の人々を魅了する会社を創る」というビジョンの下、成功報酬型求人メディア「Green」、エンゲージメント解析ツール「wevox」及びビジネス版マッチングアプリ「yenta」を運営しております。

 当社成功報酬型求人メディア「Green」におきましては、前事業年度に引き続き、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上をはじめ、登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化等、様々な取り組みを実施しております。

 これらの施策の結果、当第3四半期累計期間の入社人数は2,441人(前年同期比10.8%増)となりました。

 また、Greenに次ぐ新たな事業として、「wevox」及び「yenta」の収益化に力を入れて取り組んでおります。

 「wevox」は、2017年5月の正式リリース以降着実に導入企業を増やし、本書提出日現在の導入企業は1,550社を超えており、幅広い業種・業界の企業にサービスの提供を行っております。組織の状態をスコアリングして可視化し、改善策を推奨することで、利用企業の組織改善を支援しております。大手企業への導入も着実に進み、今後の拡販に向けてプロダクトの更なる向上、カスタマーサポート体制の充実を図ることが重要と考えております。

 「yenta」については、2020年5月に国内全国版のリリースを行いました。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大により積極的な外出が困難な状況においても、オンラインによる「ビジネスを加速させる出会い」を生み出し、ユーザー数が順調に増加しております。さらに海外都市展開を踏まえた機能開発にも注力しております。

 

 以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は2,628,148千円(前年同期比14.5%増)、営業利益は568,177千円(前年同期比12.3%減)、経常利益は570,807千円(前年同期比12.1%減)、四半期純利益は326,330千円(前年同期比27.2%減)となりました。

 売上高の内訳は、Greenによる売上高が2,307,655千円(前年同期比8.0%増)、新規事業による売上高が320,492千円(前年同期比100.6%増)であります。

 なお、当社は、People Tech事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。

 

(2)財政状態に関する説明

(資産)

 当第3四半期会計期間末における総資産は4,783,874千円となり、前事業年度末に比べ199,909千円増加しました。これは主に、現金及び預金が130,105千円、売掛金が9,924千円減少し、固定資産のうち有形固定資産が27,095千円増加、投資その他の資産が277,665千円増加したことによるものであります。

(負債)

 当第3四半期会計期間末における負債は501,221千円となり、前事業年度末に比べ175,520千円減少しました。これは主に、未払金が127,605千円、未払法人税等が103,945千円減少し、流動負債のうちその他が53,574千円増加したことによるものであります。

(純資産)

 当第3四半期会計期間末における純資産は4,282,652千円となり、前事業年度末に比べ375,429千円増加しました。これは主に、特定譲渡制限付株式の交付及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ、24,611千円増加、並びに四半期純利益の計上により利益剰余金が326,330千円増加したことによるものであります。

 

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更及び新たに定めた経営方針・経営戦略等はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。