第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的とした緊急事態宣言が再発出された後、9月末をもっての緊急事態宣言解除やワクチン接種の進展により行動制限が緩和されたことで、経済社会活動が徐々に正常化に向かい、景気は緩やかな回復基調にあります。しかしながら、新型のオミクロン株を含む感染の再拡大、資源価格上昇やサプライチェーンの混乱等が内外経済に与える影響については、引き続き注視する必要があります。

家具・インテリア業界におきましては、原材料価格及び物流コストの上昇並びに業態を超えた販売競争の激化等により引き続き厳しい経営環境が続いております。一方、当社の属する雑貨、家具、インテリアのBtoC-EC市場規模は2020年に2兆1,322億円となり、対前期比で22.35%増と堅調に拡大しました(出典:令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)_令和3年7月経済産業省)。引き続き、新型コロナウイルス感染症に端を発する生活様態の変化に伴うEC利用率増加により、更なる市場拡大が見込まれております。

このような事業環境の下、当社の家具Eコマース事業におきましては、LOWYA(ロウヤ)旗艦店を中心に集客を強化し、SEO・Web広告からの新規アクセス流入、SNS強化による認知度向上及びモバイルアプリのダウンロードを通じた会員化の促進に取り組みました。これらの取り組みの結果、当第3四半期において全体のGMV(流通総額)に占めるLOWYA旗艦店の割合は51.4%となりました。品揃えの面では、従前より取り組んでいる自社プライベートブランドにおけるヒット商品の開発、高利益率商品の開発を継続するとともに、LOWYA旗艦店のプラットフォーム化に向けたテストとして取り組んでいる他社ブランド商品の取り扱いにつきましても、順調に取り扱い品数を増やし、アクセス及び受注を獲得しております。

損益面におきましては、前年同期における需要増の反動を受け、減収減益となりましたが、LOWYA旗艦店への販売チャネルのシフトは順調に進捗いたしました。また、海上コンテナ輸送運賃の上昇、原材料価格の上昇及び円安進行の影響を受け、原価率は上昇いたしましたが、在庫適正化や適正配送による保管費、配送費削減の取り組みは順調に継続しております。

新規事業として取り組んでおります越境ECプラットフォーム事業(DOKODEMO)は、前年に引き続きインバウンド消費の代替としての越境ECに対する需要が高まる中で、需要をとらえた品揃えの充実やマーケティング施策を実施したことで、アクセス数及び会員数がともに順調に推移し、当第3四半期のGMV(流通総額)は前年同期比で68.7%増加と高い成長率を見せ、第2四半期に引き続き四半期ベースで過去最高のGMV(流通総額)を更新しております。直近実績では、台湾をはじめアジア向け配送の割合が一層高まりつつも、米国、オーストラリア等の多岐に渡る国と地域のユーザーにご利用頂いております。

以上の取り組みの結果、当社における当第3四半期累計期間の業績は、売上高は12,455百万円、営業利益は449百万円(前年同期比68.0%減)、経常利益は472百万円(同66.9%減)、四半期純利益は308百万円(同64.4%減)となりました。

なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、当第3四半期累計期間における経営成績に関する説明は、売上高について前第3四半期累計期間と比較しての前年同期比(%)を記載せず説明しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期会計期間末における総資産は、7,878百万円(前事業年度末8,223百万円)となり、345百万円減少いたしました。流動資産は6,415百万円(前事業年度末6,892百万円)となり、476百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が1,635百万円、売掛金が577百万円減少し、商品が1,362百万円増加したことによるものであります。また、固定資産は1,462百万円(前事業年度末1,331百万円)となり、131百万円増加いたしました。

負債は、2,669百万円(前事業年度末3,084百万円)となり、415百万円減少いたしました。流動負債は2,625百万円(前事業年度末3,023百万円)となり、397百万円減少いたしました。これは主に、短期借入金が500百万円増加し、未払法人税等が713百万円減少したことによるものであります。また、固定負債は44百万円(前事業年度末61百万円)となり、17百万円減少いたしました。

純資産は、5,208百万円(前事業年度末5,138百万円)となり、69百万円増加いたしました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当社は、より顧客満足度を高めるための高付加価値なサービスを創り続けるため、VR(仮想現実)・AR(拡張現実) 等の最先端技術を活用したサービスの研究開発を行っております。

当第3四半期累計期間における研究開発費の総額は、23百万円であります。

なお、前事業年度まで研究開発活動としておりました越境ECプラットフォーム(DOKODEMO)につきましては、研究開発フェーズから事業拡大フェーズへ転換しておりますので、研究開発活動の対象外としております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。