第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した「事業等のリスク」はありません。前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、新たに締結した重要な契約は次の通りです。

当社の子会社である株式会社コメダは、2018年9月21日付の取締役会において、好食國際投資股份有限公司との間で中華民国(台湾)に合弁会社を設立することを決議し、2018年10月4日付で合弁経営契約を締結いたしました。

 

1.合弁会社(孫会社)設立の理由

2018年2月末に台湾に直営店を開店したことで、台湾における今後のフルサービス型店舗の拡大を図れると判断し、合弁会社を設立いたしました。合弁会社では直営店の運営及びフランチャイズビジネスの拡大を目指してまいります。

 

2.合弁会社(孫会社)の概要

①名称

客美多好食股份有限公司(英語名:Komeda Yummy Co., Ltd.)

②所在地

台湾 台北市中山區南京東路3段

③代表者の役職・氏名

董事長  新谷 省二

④事業内容

フルサービス型カフェの直営店の運営及びフランチャイズビジネス

⑤資本金

20,000千台湾ドル

⑥設立年月日

2018年11月23日

⑦出資比率

株式会社コメダ51% 好食國際投資股份有限公司49%

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループは重点施策の柱である①店舗数の拡大、②既存店収益力の強化、③新業態の開発とブランドを活用したビジネスの展開に対して次の取り組みを実施しました。

 また、お客様にとっての「くつろぐ、いちばんいいところ」を永続的にご提供するため、事業を通じたサステナビリティ活動として、「KOMEDA COMES TRUE.」を合言葉に“心にもっとくつろぎを”プロジェクトを開始しました。まずはじめに、三菱商事株式会社様ご協力のもと、世界でサステナビリティ活動をリードする農産物事業会社から、珈琲豆の調達を始めました。

 重要施策において①店舗数の拡大については、コメダ珈琲店において東日本及び西日本エリアを中心に積極的に出店を進めました。沖縄県に初出店したほか、全国で初めて公募設置管理制度(Park-PFI)における便益施設として北九州市の勝山公園に出店し、新規に41店舗を出店しました。コメダ謹製「やわらかシロコッペ」においては、13店舗を出店しました。また、新業態として「コメダスタンド」を出店しました。この結果、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は、次のとおり847店舗となりました。

 

区分

エリア

前連結会計
年度末

新規出店

閉店

当第3四半期
連結会計期間末

コメダ珈琲店

東日本

218(7)

13(1)

-(-)

231(17)

中京

339(2)

1(-)

6(-)

334(2)

西日本

228(3)

27(1)

-(-)

255(4)

海外

5(1)

-(-)

-(-)

5(1)

おかげ庵

全国

8(1)

-(-)

-(-)

8(2)

やわらか

シロコッペ

全国

7(7)

14(13)

7(7)

14(13)

合計

805(21)

55(15)

13(7)

847(39)

(注)1.( )内の数字は直営店舗数であり、内数で記載しております。

2.コメダスタンドは、やわらかシロコッペの出店数に含んでおります。

3.上記の新規出店・閉店以外に、企業買収等により東日本エリア及びおかげ庵の直営店舗数が合計10店舗増加しております。

②既存店の収益力強化については、主に次の取り組みを実施しました。

・新商品として、デザートドリンク“ジェリコ ミルクコーヒー”と“ジェリコ カフェモカ”を販売

・季節限定シロノワール、“N.Y.チーズケーキ”、“完熟チョコバナ”、“爽夏(さやか)”、“ロイヤルピーチ”、“大人ノワール”、“シロノワール小枝“を投入

・春の季節のケーキ、“ずんだまる”、“ココナッツパイン”、“しょこらだま”、“苺モンブラン”を投入

・コメダ夏の風物詩「かき氷」4種類(カフェオレ氷、いちご氷、抹茶氷、マンゴー氷)に“シロノワール氷”を加えて販売

・夏季商戦として初の取り組み、お楽しみ袋「サマーバック」を数量限定販売

・株式会社講談社様の協力のもと「進撃の巨人 コラボキャンペーン」を実施

・秋の季節のケーキ、“純栗ぃむ”、“煌めきショコラ”、“ほうじ茶シフォン”、“安納芋モンブラン”を投入

・“心にもっとくつろぎを”プロジェクトとして「サステナスタンプキャンペーン」を実施

期間限定バーガー「グラクロ」を販売

 ③新業態の開発とブランドを活用したビジネスの展開については、コメダ珈琲店とやわらかシロコッペのコラボレーションによるセルフカフェ「コメダスタンド」を立ち上げました。また、ブランドを活用した新ビジネスとして、株式会社ロッテと「パイの実 小倉ノワール」、トーヨービバレッジ株式会社と「コメダ珈琲店 カフェモカ」、株式会社遠藤製餡と「コメダ特製小倉あん」、森永製菓株式会社とコメダ珈琲店監修のアイスバー「シロノワール味アイスバー」、「森永小枝チョコノワール味」をそれぞれ発売しました。

 なお、5月下旬より中京エリアにおいて、コメダ珈琲店で使用される全食資材を本部が一括調達・一括配送する商流に変更しております。

以上の取り組みの結果、売上収益は22,292百万円(前年同期比16.8%増)となりました。営業利益は5,580百万円(前年同期比4.9%増)、税引前四半期利益は5,505百万円(前年同期比5.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,776百万円(前年同期比4.8%増)となりました。

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。

流動資産は、その他の流動資産の減少等により前連結会計年度末に比べ65百万円減少し、12,702百万円となりました。非流動資産は、有形固定資産の増加等により前連結会計年度末に比べ1,544百万円増加し、51,608百万円となりました。その結果、資産は、前連結会計年度末に比べ1,479百万円増加し、64,310百万円となりました。

また、流動負債は、借入金の増加等により前連結会計年度末に比べ386百万円増加し、6,923百万円となりました。非流動負債は、その他の金融負債の増加等により前連結会計年度末に比べ290百万円増加し、29,289百万円となりました。その結果、負債は、前連結会計年度末と比べ676百万円増加し、36,212百万円となりました。

資本は、前連結会計年度末に比べ803百万円増加し、28,098百万円となりました。これは主に利益剰余金が1,521百万円増加したほか、自己株式が973百万円増加したことによるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ296百万円増加し、5,726百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による収入は4,030百万円(前年同期比496百万円増)となりました。これは主に税引前四半期利益5,505百万円を計上したこと(前年同期比273百万円増)、法人所得税等の支払額2,144百万円(前年同期比76百万円増)、法人所得税等の還付額424百万円(前年同期比66百万円増)、営業債権及びその他の債権の増加額4百万円(前年同期は203百万円の減少)によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による支出は1,278百万円(前年同期比1,075百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,123百万円(前年同期比775百万円増)によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による支出は2,463百万円(前年同期比677百万円減)となりました。これは主に借入による収入2,500百万円(前年同期比2,500百万円増)、自己株式の取得による支出1,000百万円(前年同期比1,000百万円増)、借入金の返済による支出2,030百万円(前年同期比680百万円増)によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。