第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した「事業等のリスク」はありません。前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループは経営方針QSC(Q:もっといいもの、S:もっといいこと、C:もっといいところ)のもと、次の取り組みを実施しました。

 “Q:もっといいもの”については、「おいしいものの追求」、「食の安心・安全の追求」、「安定供給のためのインフラ整備」に取り組みました。

 「おいしいものの追求」については、以下の季節限定商品とブランドを活用した商品を販売しました。

・季節限定シロノワール“チーズタルト”、“アップルカスタード”、“北海道メロン”、“大人ノワール”、“おさつノワール”、“シロノワールプリン”

・デザートドリンクジェリコの季節限定フレーバー“鴛鴦茶(えんおうちゃ)”、“豆乳オーレ“

・コメダ夏の風物詩「かき氷」に“キウイ”と“りんご”フレーバーを追加

・夏季商戦向けの「サマーバッグ」

・春夏ケーキ“まるっとチーズ”、“ももんぶらん”、“あまおーる”、“ティーまーぶる”

・秋冬ケーキ“純栗ぃむ”、“なると金時モンブラン”、“いちごショコラ”、“ゴマーブル”

・新宿中村屋様とのコラボ第2弾商品“カリーコロッケバーガー”

・全47都道府県出店記念「宝くじ付きコーヒーチケット」

・チロルチョコ株式会社様と「チロルチョコシロノワール」、株式会社遠藤製餡様とチルドカップ「小豆小町葵」、サクマ製菓株式会社様と「コメダ珈琲店キャンデーブーツドリンクアソート」、森永製菓株式会社様と「ミルクコーヒー味アイスバー」

・季節限定商品“ハムカツバーガー”

さらに、消費税増税のタイミングに合わせ、コメダブレンドをアラビカ種100%に刷新したほか、スパゲッティやミニサンド、お子様向けのだいすきプレートなどの新メニューを追加しました。

「食の安心・安全の追求」については、より健康的なメニューとして、低糖質パンの開発を進めたほか、豆乳オーレの販売を開始しました。

「安定供給のためのインフラ整備」については、関東コーヒー工場においてコーヒー粕と容器を自動で分別できる破袋分別装置を導入し省人化を進めました。店舗HACCP導入に向けた取り組みとして、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の実施内容について第三者機関による確認が終了したほか、店舗記録用帳票の整備などを行いました。

“S:もっといいこと”については、「コメダ流おもてなしの追求」、「働きがいのある会社の実現」、「ステークホルダーへの貢献」に取り組みました。

「コメダ流おもてなしの追求」については、お客様の利便性を高めるために、一部直営店でUber Eatsの取り扱いを開始しました。また、全国接客コンテスト2019年に向けて1次審査及び地区予選を開催しました。そして、コメダ式サステナブル活動として、お客様の再来店を喚起し、サステナブル活動へのご理解を深めて頂くサステナキャンペーン第2弾を開催したほか、株式会社コメ兵様と共同で、買取イベントをコメダ珈琲店横浜江田店にて期間限定で開催し、多くのお客様にご来店いただきました。

夏のキャンペーンについては、これまでは全国統一のキャンペーンを実施しておりましたが、今年からコメダ珈琲店ならではの地域に密着したキャンペーンに切り替え、東日本エリアでは夏のお楽しみクーポンを配布し、中京エリアではコーヒーチケットの販売を強化、西日本エリアではミニシロノワール半額キャンペーンとモーニングパンおかわり100円キャンペーンを実施しました。

「働きがいのある会社の実現」については、ダイバシティマネジメントの一つとして、女性2名を店舗オペレーションについてのスペシャリストとしてCSOO(チーフ・ストア・オペレーション・オフィサー)に、接客サービスについてのスペシャリストとしてCSA(チーフ・スマイリング・アンバサダー)に任命しました。また、両名が経営会議に出席することで、女性及びお客様目線での意見を積極的に取り入れることができる会議体としました。

「ステークホルダーへの貢献」については、店舗における人手不足に対応するため、ミャンマーの日本語学校にコメダトレーニングセンターを開設し、特定技能外国人の受入れ体制の整備を推進しました。

“C:もっといいところ”については、「くつろぎの空間の進化・拡大」、「新業態の開発」、「環境への配慮」に取り組みました。

「くつろぎの空間の進化・拡大」については、コメダ珈琲店において東日本及び西日本エリアを中心に積極的に出店を進め、青森県に出店を果たしたことで全47都道府県に店舗配置が完了したほか、海外においては台湾で初のFC加盟店となる4号店に続き5号店も出店しました。これらにより新規に36店舗を出店しました。

 「新業態の開発」については、コメダ謹製「やわらかシロコッペ」を2店舗、「コメダスタンド」を1店舗、おかげ庵を1店舗出店しました。また、石窯パン工房ADEMOKを沖縄県にオープンしました。これらの結果、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は881店舗となりました。

 

 

区分

エリア

前連結会計
年度末

新規出店

閉店

当第3四半期
連結会計期間末

コメダ珈琲店

東日本

237(18)

14(1)

-(-)

251(19)

中京

331(2)

1(-)

9(-)

323(2)

西日本

260(4)

19(3)

-(-)

279(5)

海外

7(3)

2(-)

2(-)

7(3)

おかげ庵

全国

9(3)

1(1)

-(-)

10(4)

やわらか

シロコッペ

石窯パン工房

ADEMOK

全国

16(14)

4(4)

9(9)

11(9)

合計

860(44)

41(9)

20(9)

881(42)

(注)1.( )内の数字は直営店舗数であり、内数で記載しております。

2.コメダ珈琲店西日本エリアにおいて、直営店2店舗をFC化しております。

3.コメダスタンドは、やわらかシロコッペの出店数に含んでおります。

 「環境への配慮」については、尾張工場でコーヒー粉の自動計量装置を導入し、ビニール袋から再利用できるクラフト紙の袋に変更したことでビニールゴミの削減とCO2削減を果たしました。また、コメダの森において植樹と枯れ木、枯葉、間伐材の片づけ及び清掃活動などを行い、コメダの森の整備に取り組みました。

以上の取り組みの結果、売上収益は23,147百万円(前年同期比3.8%増)となりました。なお、IFRS第16号適用により、売上収益は適用前と比較し、1,578百万円減少しており、当該影響を除いた売上収益は24,726百万円(前年同期比10.9%増)となりました。営業利益は5,905百万円(前年同期比5.8%増)、税引前四半期利益は5,831百万円(前年同期比5.9%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は4,003百万円(前年同期比6.0%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

 第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1.要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」に記載しております。

 

当第3四半期連結会計期間末における資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,614百万円増加し、15,971百万円となりました。これは主にIFRS第16号の適用による営業債権及びその他の債権の増加等によるものであります。非流動資産は、前連結会計年度末に比べ26,423百万円増加し、78,443百万円となりました。これは主にIFRS第16号の適用による営業債権及びその他の債権の増加等によるものであります。その結果、資産は、前連結会計年度末に比べ28,037百万円増加し、94,414百万円となりました。

また、流動負債は、前連結会計年度末に比べ961百万円増加し、9,286百万円となりました。これは主にIFRS第16号の適用によるリース負債の増加等によるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ24,685百万円増加し、53,260百万円となりました。その結果、負債は、前連結会計年度末と比べ25,646百万円増加し、62,546百万円となりました。

資本は、前連結会計年度末に比べ2,390百万円増加し、31,868百万円となりました。これは主に利益剰余金がIFRS第16号の適用により302百万円減少したこと及び四半期利益4,000百万円を計上したことによるものです。

(3) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ667百万円減少し、5,174百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による収入は5,966百万円(前年同期比1,936百万円の収入増)となりました。これは主に税引前四半期利益5,831百万円(前年同期比326百万円増)、IFRS第16号の適用により認識した使用権資産の減価償却費を含む減価償却費及び償却費859百万円(前年同期比406百万円増)を計上したこと、法人所得税等の支払額1,978百万円(前年同期比166百万円減)、法人所得税等の還付額489百万円(前年同期比64百万円増)によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による支出は1,043百万円(前年同期比235百万円の支出減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出958百万円(前年同期比165百万円の支出減)によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による支出は5,591百万円(前年同期比3,127百万円の支出増)となりました。これは主に、前第3四半期連結累計期間に、新規借入(前年同期比2,500百万円の収入減)及び自己株式の取得(前年同期比1,000百万円の支出減)を実施した一方で、当第3四半期連結累計期間に第三者割当増資による自己株式の処分を実施(前年同期比898百万円の収入増)したこと及びIFRS第16号の適用等によりリース負債の返済が増加したこと(前年同期比1,979百万円の支出増)によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません