文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の各種政策による景気の下支えにより、企業収益が好調となり、さらには賃上げによる雇用環境の改善に繋り、緩やかな回復基調が続いております。一方で、海外経済は緩やかな回復が期待されておりますが、アジア新興国等における政策の不確実性、金融資本市場の変動等による影響に留意が必要な状況にあります。
当社グループの属する不動産業界は、東京オリンピック開催や震災復興等の影響を受け高騰した建築費は高止まりの傾向にあります。首都圏のマンション市場では、2017年12月度において㎡単価が9ヶ月連続で上昇するも、契約率は72.5%と5ヶ月ぶりに70%を越え、好調な市況となっております(株式会社不動産経済研究所調べ)。東京都は人口と単身世帯の増加による影響で賃料が継続して高水準を維持しているため、利回りが安定しております。また、継続している住宅ローンの低金利等が支えとなり、購入需要は堅調に推移しております。
このような事業環境の中、当社グループは、自社で企画・開発したマンション「XEBEC(ジーベック)」の分譲を行ってまいりました。「XEBEC(ジーベック)」は、東京23区内、かつ最寄り駅から徒歩10分以内の立地と、高級感ある仕様をコンセプトとしております。この開発コンセプトに加え、自社で賃貸管理・仲介事業を行い、入居率を向上させることで「XEBEC(ジーベック)」の投資価値を一層向上し、長期にわたり安定した賃貸需要が見込める収益不動産として、投資家や入居者等に対する多様な価値の提供に努めてまいりました。また、国内投資家だけでなくアジア圏の富裕層を中心に、海外の顧客層拡大にも取り組んでまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高64億84百万円(前年同期比36.5%増)、営業利益5億71百万円(前年同期は1億21百万円)、経常利益5億36百万円(前年同期は62百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億71百万円(前年同期は33百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(不動産販売事業)
不動産販売事業においては、前期に引続き投資用マンション「XEBEC(ジーベック)」の分譲に加え、函館市に所有していた賃貸用ホテルを売却する等、投資用マンション以外の不動産を販売しております。
以上の結果、売上高57億25百万円(前年同期比37.9%増)、セグメント利益4億81百万円(前年同期はセグメント利益74百万円)となりました。
(不動産賃貸管理・仲介事業)
不動産賃貸管理事業においては、自社開発物件の分譲に伴い管理戸数が増加しております。また、地域の不動産仲介業者とは、システムを活用して情報発信の効率化を図り、また、入居見込み客へ直接アプローチする等、当社管理物件の認知度の向上に努めてまいりました。不動産仲介事業においては、当社子会社の株式会社Dualtap Property Managementにて、インターネット媒体による集客の見直しを図り、業務の効率化及び収益力の拡大を図ってまいりました。
以上の結果、売上高6億63百万円(前年同期比12.5%増)、セグメント利益71百万円(前年同期比54.4%増)となりました。
(海外不動産事業)
海外不動産事業においては、当社子会社の株式会社Dualtap Internationalにて、タイ及びイギリスの不動産紹介ビジネスに注力し、活動エリア及び顧客層の拡大に努めてまいりました。また、DUALTAP BUILDING MANAGEMENT SDN. BHD.にて、マレーシア国内の建物管理事業を推進してまいりました。
以上の結果、売上高95百万円(前年同期は8百万円)、セグメント利益14百万円(前年同期はセグメント損失5百万円)となりました。
なお、当社グループの主力事業である不動産販売事業における収益物件の販売は、顧客への物件引渡しをもって売上が計上されます。そのため、物件の竣工や引渡しのタイミングにより四半期ごとの業績に偏重が生じる傾向があります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末から3億90百万円減少し53億53百万円となりました。総資産の減少の主な要因は、現金及び預金が8億31百万円増加した一方で、販売用不動産が7億12百万円、仕掛販売用不動産が6億27百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末から7億31百万円減少し36億26百万円となりました。負債の減少の主な要因は、未払金が5億27百万円増加した一方で、短期借入金が8億81百万円、1年内返済予定の長期借入金が3億98百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末から3億40百万円増加し17億27百万円となりました。純資産の増加の主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が3億71百万円増加したことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は32.1%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8億28百万円増加し、17億46百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は22億91百万円(前年同期は14億58百万円の支出)となりました。主な収入は、たな卸資産の減少額13億40百万円、税金等調整前四半期純利益5億36百万円、未払金の増加額5億28百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は86百万円(前年同期は34百万円の獲得)となりました。主な支出は、差入保証金の差入による支出55百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は13億76百万円(前年同期は15億11百万円の獲得)となりました。主な収入は、長期借入れによる収入3億19百万円であり、主な支出は、短期借入金の純減少額8億81百万円、長期借入金の返済による支出6億99百万円、社債の償還による支出84百万円であります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。