第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の各種政策を背景に企業収益が好調となり、設備投資の増加、雇用・所得環境の改善に繋り、緩やかな回復基調が続いております。一方で、海外経済は緩やかな回復が期待されておりますが、アジア新興国等における政策の不確実性、通商関税問題の動向、為替、金融資本市場の変動等による影響に留意が必要な状況にあります。

 当社グループの属する東京23区のマンション業界は、特に単身世帯を中心とした人口流入による影響で賃料水準がやや上昇傾向になっており、入居率も高水準を維持しております。また、市場の低金利を背景に住宅ローン金利が低く抑えられており、購入需要は堅調に推移しております。2018年度(1月~12月)の首都圏投資用マンション市場動向は、㎡単価が首都圏平均86.9万円と6年連続増加となりました。当社が取扱う東京都区部では113.8万円(増加額5.5万円、変動率5.1%)と首都圏エリアの中で最も大きい上昇幅となりました。一方で、エリア別の供給戸数は東京都区部、都下及び神奈川県で減少し、埼玉県及び千葉県で増加しており、用地取得が困難な東京都区部から近郊へと供給エリアを拡大していることが想定される結果となりました。(株式会社不動産経済研究所調べ)。

 このような事業環境の中、当社グループは、自社開発マンション「XEBEC(ジーベック)」の分譲を行ってまいりました。「XEBEC(ジーベック)」は、東京23区内、かつ最寄り駅から徒歩10分以内の立地と、高機能マンションをコンセプトとしております。さらに、自社で賃貸管理、建物管理及び仲介事業を行うことにより、「XEBEC(ジーベック)」の資産性及び収益性を向上させ、長期にわたり安定した賃貸需要が見込める収益不動産として、投資家や入居者等に対する多様な価値の提供に努めてまいりました。また、株式会社建物管理サービスの全株式を取得して連結子会社化し、不動産管理事業の拡大を図りました。さらに、クラウドレンディングによる「XEBECファンド」組成への取組みを開始しました。

 当第2四半期において、販売進捗に一部遅れが生じているものの、販売チャネルの拡大により遅れを解消し、通期業績は概ね当初の計画通りとなる見込みであります。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高25億41百万円(前年同期比60.8%減)、営業損失41百万円(前年同期は営業利益5億71百万円)、経常損失98百万円(前年同期は経常利益5億36百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失77百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益3億71百万円)となりました。

 なお、当社グループの主力事業である不動産販売事業における収益物件の販売は、顧客への物件引渡しをもって売上が計上されます。そのため、物件の竣工や引渡しのタイミングにより四半期ごとの業績に偏重が生じる傾向があります。

 

 セグメントの業績は次のとおりであります。なお、第1四半期連結会計期間より「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、報告セグメントの名称変更及び報告セグメントの区分変更を行っております。また、前年同期比は、前年同期を変更後のセグメント区分に組み替えて計算しております。

 

(不動産販売事業)

 不動産販売事業においては、前期に引続き資産運用型マンション「XEBEC(ジーベック)」の分譲に加え、不動産再生事業の第1号案件として日本橋小舟町の中古オフィスビルを売却する等、事業領域を拡大し、資産運用型マンション以外の不動産を販売しております。

 以上の結果、売上高17億44百万円(前年同期比69.5%減)、セグメント損失96百万円(前年同期はセグメント利益4億91百万円)となりました。

 

 

(不動産管理事業)

 不動産管理事業は、賃貸管理、建物管理及び仲介事業より構成されております。賃貸管理においては、自社開発物件の分譲に伴い賃貸管理戸数が増加しております。地域の不動産仲介業者へ積極的に管理物件を紹介することで、認知度の向上に努めてまいりました。また、空室率の低減及び収益力の拡大を図ってまいりました。株式会社デュアルタップコミュニティにて、当社が分譲した物件の建物管理を行い、株式会社建物管理サービスにて、首都圏のコンパクトマンションの建物管理を行っております。

 以上の結果、売上高7億60百万円(前年同期比14.7%増)、セグメント利益1億4百万円(同46.5%増)となりました。

 

(海外不動産事業)

 海外不動産事業においては、海外の富裕層を中心に顧客層の拡大を図り、「XEBEC(ジーベック)」の認知度向上に努めてまいりました。また、マレーシアの住宅、商業施設等の建物管理事業を推進してまいりました。

 以上の結果、売上高35百万円(前年同期比63.0%減)、セグメント損失54百万円(前年同期はセグメント利益4百万円)となりました。

 

(2)財政状態に関する説明

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末から7億64百万円増加し69億31百万円となりました。総資産の増加の主な要因は、現金及び預金が5億64百万円減少した一方で、第3四半期以降に販売予定である「XEBEC(ジーベック)」の竣工引渡しを受け、販売用不動産が11億14百万円、株式会社建物管理サービスの株式を取得し連結の範囲に含めたため、のれんが1億23百万円増加したことによるものであります。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末から8億86百万円増加し53億57百万円となりました。負債の増加の主な要因は、社債の一部の償還により、社債(1年内償還予定の社債を含む。)が7億22百万円減少した一方で、開発用地及び建築費等に係る資金調達のため、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)が15億98百万円増加したことによるものであります。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末から1億22百万円減少し15億74百万円となりました。純資産の減少の主な要因は、期末配当金の支払いにより利益剰余金が34百万円減少、未払中間配当金の計上により利益剰余金が10百万円減少、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が77百万円減少したことによるものであります。

 以上の結果、自己資本比率は22.6%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5億57百万円減少し、7億29百万円となりました。

 

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により支出した資金は14億32百万円(前年同期は22億91百万円の獲得)となりました。主な支出は、開発用地の取得及び竣工物件の引渡しを受けことによる、たな卸資産の増加額11億16百万円、税金等調整前四半期純損失99百万円、未払金の減少額50百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により支出した資金は1億16百万円(前年同期は86百万円の支出)となりました。主な支出は、株式会社建物管理サービスの株式を取得したことによる、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1億18百万円であります。

 

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により獲得した資金は9億86百万円(前年同期は13億76百万円の支出)となりました。主な収入は、開発用地及び竣工物件取得のための長期借入れによる収入23億2百万円であり、主な支出は、長期借入金の返済による支出7億9百万円、社債の償還による支出7億22百万円であります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。