第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

 当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善とともに、消費も回復傾向にあり、緩やかな回復基調の継続が続いております。当社が属する情報サービス産業におきましては、一部で設備投資に慎重さが見られるものの、金融機関を中心にフィンテックやAI(人工知能)への関心の高まりもあり、IT投資は堅調に推移しておりますが、投資やサービスの効果に対する顧客要求の高まり、保守・運用コスト削減ニーズに加えて、開発技術者不足が続いていることなど、価格競争の厳しさ及び今後の製造原価上昇の懸念は続いております。 
  このような環境のなか、当社においては、生命保険会社向けの①ライフプランシステム、②エステートプランシステム、③設計書システム、④申込書システム、⑤生命保険契約ペーパーレスシステム等の販売を強化し、バックオフィス業務の省略化、効率化を実現するフロントエンドシステムの開発を進めました。またシステムプラットフォーム及び当システムを活用した富裕層向けの資産管理コンサルティング契約の獲得も継続いたしました。一方で、受託案件増加に伴う外注費の増加、新技術の習得やフィンテック関連の研究開発、業容拡大に伴う人材採用と育成、オフィススペース拡張等の費用や上場関連費用が発生しました。

当社の主たる事業である受託開発事業は、金融機関のIT投資予算の制約や、生命保険会社の新商品販売時期の10月頃集中により、売上高、営業利益、経常利益とも、1月から3月(第2四半期)、7月から9月(第4四半期)に偏重する傾向がありますが、当第3四半期累計期間の売上高は4,351,455千円(前年同期比58.1%増)、営業利益は53,541千円(同49.8%減)、経常利益は45,034千円(同59.4%減)、四半期純利益は17,082千円(同72.2%減)となりました。

 なお、当社はシステム開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

(2) 財政状態の分析

 ① 資産

 当第3四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末に比べ819,318千円増加し、3,315,018千円となりました。
(流動資産)
 当第3四半期会計期間末における流動資産の残高は2,646,438千円で、前事業年度末に比べ701,775千円増加しております。これは主として現金及び預金が620,699千円、仕掛品が55,962千円増加したこと等によるものであります。
(固定資産)
 当第3四半期会計期間末における固定資産の残高は668,580千円で、前事業年度末に比べて117,543千円増加しております。これは主として投資その他の資産が104,686千円増加したこと等によるものであります。

 

 

② 負債

 当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ420,722千円増加し、2,054,131千円となりました。
(流動負債)
 当第3四半期会計期間末における流動負債の残高は1,563,326千円で、前事業年度末に比べて282,672千円増加しております。これは主として短期借入金が50,000千円、1年内返済予定の長期借入金が105,554千円、買掛金が105,032千円、その他に含まれる前受金が49,091千円増加した一方で、未払法人税等が84,594千円減少したこと等によるものであります。
(固定負債)
 当第3四半期会計期間末における固定負債の残高は490,804千円で、前事業年度末に比べて138,049千円増加しております。これは主として長期借入金が131,996千円増加したこと等によるものであります。
 

③ 純資産

 当第3四半期会計期間末における純資産の残高は1,260,887千円で、前事業年度末に比べて398,596千円増加しております。これは増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ210,080千円増加し、四半期純利益を17,082千円計上した一方で、剰余金の配当を38,668千円計上したこと等によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は12,232千円であります。