第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、変異株の拡大等による新型コロナウイルス感染症の再拡大や緊急事態宣言の再発出により先行き不透明な状況が続いております。企業の情報システム投資は、非接触遠隔化等の新型コロナウイルス対応ビジネスへの需要はあるものの、一部受託プロジェクトの延期や抑制が懸念されています。また、金融業界においては銀行や証券会社に比べ、対面販売のウエイトが大きい生命保険業界において最も深刻な影響を受けたと考えられます。

このような環境のなか、当社グループにおいては、生命保険会社向けの①ライフプランニングシステム、②生保設計書・申込書作成システム、③生保販売・引受・保全業務の全プロセスを、ペーパーレス化、省力化し、さらに今後のニューノーマルとなる非対面による遠隔コンサルティングシステムの開発提供を展開しております。そして、④米国で急速に浸透しつつある複数の投資目標の達成確率を予想するゴールベースプランニングプラットフォーム、⑤団塊の世代の経営者を主たる対象とした統合資産管理システム、事業承継・財産承継システムの構築・販売及び使用料課金を拡大しております。さらに、⑥当該クラウドシステムを活用した資産管理コンサルティング業務の獲得に努力いたしました。

さらに、大手金融グループより人生100年時代、大相続時代の到来を背景としたゴールベースプランニングシステム、相続・財産承継システムの大型開発案件の受託プロジェクトを継続するとともに、地域金融機関、金融商品仲介業者、FP、会計事務所向けにクラウドコンピューティングによる統合資産管理システムの使用料課金の拡大に努めました。

当社グループの主たる事業である受託開発事業は、金融機関のIT投資予算の制約や、生命保険会社の新商品販売時期の10月頃集中により、売上高、営業利益、経常利益とも、1月から3月(第2四半期)、7月から9月(第4四半期)に偏重する傾向がありますが、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,869,216千円(前年同四半期比7.6%増)、営業利益は53,984千円(前年同四半期は営業損失79,285千円)、経常利益は51,750千円(前年同四半期は経常損失77,748千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21,571千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失78,387千円)となりました。

なお、当社グループはシステム開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

(売上高)

生命保険会社向けの①ライフプランニングシステム、②生保設計書・申込書作成システム、③生保販売引受保全業務のペーパーレス化、省力化、効率化、自動化、非対面化を実現するフロントエンドシステムの横展開、④大手金融グループ向けゴールベースプランニングシステム、相続事業承継・財産承継システム等の受託プロジェクトの進捗の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,869,216千円(前年同四半期比7.6%増)となりました。

 

(営業利益)

今後の対面金融商品販売のニューノーマルとなる非対面遠隔コンサルティングシステム等の積極的な営業活動を行う一方で、受託ビジネスについては緩やかに回復が進み、営業利益は53,984千円(前年同四半期は営業損失79,285千円)となりました。

(経常利益)

営業外収益として、受取利息及び配当金を6,641千円計上しました。また、営業外費用として、支払利息を13,914千円計上しました。この結果、経常利益は51,750千円(前年同四半期は経常損失77,748千円)となりました。

(親会社株主に帰属する四半期純利益)

法人税等合計を32,743千円計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は21,571千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失78,387千円)となりました。

 

② 財政状態
<資産>

 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて193,289千円増加し、5,872,804 千円となりました。

 (流動資産)
 当第3四半期連結会計期間末における流動資産合計は、前連結会計年度末に比べて26,522千円減少し、3,754,175千円となりました。これは主として現金及び預金が564,260千円増加した一方で、売掛金が589,507千円減少したこと等によるものであります。
(固定資産)
 当第3四半期連結会計期間末における固定資産合計は、前連結会計年度末に比べて219,811千円増加し、2,118,629千円となりました。これは主としてその他に含まれるソフトウエアが202,843千円増加したこと等によるものであります。

 

<負債> 
 当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて275,262千円増加し、2,746,577千円となりました。

 (流動負債)
 当第3四半期連結会計期間末における流動負債合計は、前連結会計年度末に比べて121,430千円増加し、1,829,012千円となりました。これは主としてその他に含まれる未払消費税等が88,844千円、前受金が34,099千円増加したこと等によるものであります。
(固定負債)
 当第3四半期連結会計期間末における固定負債合計は、前連結会計年度末に比べて153,832千円増加し、917,564千円となりました。これは主として長期借入金が157,008千円増加したこと等によるものであります。

 

<純資産>
 当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べて81,973千円減少し、3,126,227千円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益を21,571千円、剰余金の配当を91,311千円計上したこと等によるものであります。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。