文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。なお、当社は、前第1四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、金融市場の動きに不安定感があるものの、大企業を中心として企業収益や雇用情勢の改善により穏やかな回復傾向で推移いたしました。一方海外経済は、中国などのアジア新興国の景気の減速、Brexit(ブレグジット)と言われる英国のEU離脱、欧州各国の政策、米国の新大統領の就任もあり、依然として見通しが不透明な状況で推移いたしました。
当社を取り巻く市場環境については、モバイル/スマートデバイス、情報セキュリティ、クラウド、ビッグデータ、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)、ロボティクス、AI(Artificial Intelligence:人工知能)など、主な領域で軒並み2ケタの市場成長率を誇り、ポテンシャルの高さがうかがえます。実際に個別の企業の動向をみても、このような新しいITへの企業の投資も活発であり、POC(Proof Of Concept:概念実証)を実施する企業が急増しております。
このような状況の中で当社は、「Change People、Change Business、Change Japan」をコーポレートミッションに、モビリティ、IoT、ビッグデータ、クラウド、セキュリティ、ロボティクス、AIなどの新しいテクノロジーを活用したサービス及びIT人材育成サービスを「NEW-ITトランスフォーメーション事業」として展開し、日本企業の業務オペレーションやビジネスモデルに変革をもたらすビジネスを推進しております。当社では、このような変革をもたらす新しいIT技術を「NEW-IT」と呼んでおります。「NEW-IT」とは、従来の価格が高く、構築に時間がかかり、使い勝手の悪いITとは異なり、昨今本格化している価格がリーズナブルで、導入が早く、使い勝手の良いITを指します。モビリティ、IoT、ビッグデータ、クラウド、セキュリティ、ロボティクス、AIなどのNEW-ITを構成する要素を組み合わせ、ビジネスにおける経営課題や業務課題のソリューションをワンストップで提供しております。
当社は、「NEW-ITトランスフォーメーション事業」をMobile Sensing Application(モバイルデバイスの活用と
センサーなどを用いた自動データ収集の仕組み構築・運用を行うライン)、Enterprise Security &
Infrastructure(クラウドなどを用いたITインフラの刷新及びセキュリティツールの選定・導入を行うライン)、
Analytics & IoT(IoTを活用したオペレーション・ビジネスモデルの再構築及びビッグデータの解析・活用を行う
ライン)、Next Learning Experience(IT事業者のNEW-IT化支援及びNEW-ITを実現する人材のための次世代学習プ
ログラムの提供を行うライン)の4つのサービスラインで展開しております。それぞれのサービスライン毎にライ
ブラリ(顧客の業務改革を実現するためのツール・ノウハウ)を有しており、日本を代表する大企業に対して継続
的なサービス提供を行っております。
当第1四半期累計期間におきましては、モバイルセキュリティ製品の大口受注、現場の生産性向上に資するモバイルアプリケーションの開発、官公庁向けビッグデータ活用支援、NEW-IT人材を育成する研修提供が順調に推移いたしました。また、ロボティクスを活用した現場の生産性革新、AIを利用した画像や音声データ解析の新規サービスを開始し、海外IT製品の取扱いを増やすなどライブラリの拡充に努めました。
これらの結果、当第1四半期累計期間の売上高は465,593千円、営業利益は36,136千円、経常利益は31,504千円、四半期純利益は21,088千円となりました。
なお、当社は平成28年9月期第1四半期においては四半期財務諸表を作成していないため、平成29年9月期第1四半期の対前年同四半期増減率を記載しておりません。また、当社はNEW-ITトランスフォーメーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末の流動資産は1,013,974千円となり、前事業年度末と比較して149,677千円減少しました。これは主に、現金及び預金が54,469千円増加しましたが、売掛金が194,257千円減少したことによるものです。また固定資産は82,132千円となり、前事業年度末と比較して2,823千円増加しました。
以上の結果、総資産は1,096,106千円となり、前事業年度末と比較して146,854千円減少しました。
(負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債は180,328千円となり、前事業年度末と比較して161,877千円減少しました。これは主に、買掛金が127,789千円減少したことによるものです。また、固定負債は41,975千円となり、前事業年度末と比較して8,778千円減少しました。
以上の結果、負債合計は222,303千円となり、前事業年度末と比較して170,655千円減少しました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は873,803千円となり、前事業年度末と比較して23,801千円増加しました。これは主に四半期純利益計上により利益剰余金が21,088千円増加したことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。