文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。なお、当社は、前第2四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、金融市場の動きに不安定感があるものの、大企業を中心として企業収益や雇用情勢の改善により穏やかな回復傾向で推移いたしました。一方海外経済は、米国の新大統領の誕生、アジア・中東の地政学リスクの高まり、中国などのアジア新興国の景気の減速、欧州各国の政策により依然として見通しが不透明な状況で推移いたしました。
当社を取り巻く市場環境については、モバイル/スマートデバイス、情報セキュリティ、クラウド、ビッグデータ、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)、ロボティクス、AI(Artificial Intelligence:人工知能)など、主な領域で軒並み2ケタの市場成長率を誇り、ポテンシャルの高さがうかがえます。政府が主導する働き方改革、第4次産業革命、高度人材育成の各種政策を背景に、個別の企業の動向をみてもこのような新しいITへの企業の投資が活発であります。
このような状況の中で当社は、「Change People、Change Business、Change Japan」をコーポレートミッションに、モビリティ、IoT、ビッグデータ、クラウド、セキュリティ、ロボティクス、AIなどの新しいテクノロジーを活用したサービス及びIT人材育成サービスを「NEW-ITトランスフォーメーション事業」として展開し、日本企業の業務オペレーションやビジネスモデルに変革をもたらし、生産性と付加価値を向上させるべくビジネスを推進しております。当社では、このような変革をもたらす新しいIT技術を「NEW-IT」と呼んでおります。「NEW-IT」とは、従来の価格が高く、構築に時間がかかり、使い勝手の悪いITとは異なり、昨今本格化している価格がリーズナブルで、導入が早く、使い勝手の良いITを指します。モビリティ、IoT、ビッグデータ、クラウド、セキュリティ、ロボティクス、AIなどのNEW-ITを構成する要素を組み合わせ、ビジネスにおける経営課題や業務課題のソリューションをワンストップで提供し、また新しいITを担う人材育成を行っております。
当社は、「NEW-ITトランスフォーメーション事業」をMobile Sensing Application(モバイルデバイスの活用とセンサーなどを用いた自動データ収集の仕組み構築・運用を行うライン)、Enterprise Security &Infrastructure(クラウドなどを用いたITインフラの刷新及びセキュリティツールの選定・導入を行うライン)、Analytics & IoT(IoTを活用したオペレーション・ビジネスモデルの再構築及びビッグデータの解析・活用を行うライン)、Next Learning Experience(IT事業者のNEW-IT化支援及びNEW-ITを実現する人材のための次世代学習プログラムの提供を行うライン)の4つのサービスラインで展開しております。それぞれのサービスライン毎にライブラリ(顧客の業務改革を実現するためのツール・ノウハウ)を有しており、日本を代表する大企業に対して継続的なサービス提供を行っております。
当第2四半期累計期間におきましては、大手企業や政府官公庁における働き方改革を支えるモバイルセキュリティプラットフォームの販売、地方創生を目的とした自治体向けビッグデータの活用支援、労働人口の減少を見据えたロボティクスインテグレーション等の新たなサービスの提供が順調に推移いたしました。また、AIを用いた業務プロセスの自動化・省力化、IoTを活用した新たなビジネスモデル構築、第四次産業革命を支えるデータサイエンティストの育成などライブラリの拡充に努めました。
これらの結果、当第2四半期累計期間の売上高は932,607千円、営業利益は156,723千円、経常利益は151,568千
円、四半期純利益は101,827千円となりました。
なお、当社はNEW-ITトランスフォーメーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末の流動資産は1,143,198千円となり、前事業年度末と比較して20,453千円減少しました。これは主に、売掛金が28,385千円減少したことによるものです。また固定資産は132,284千円となり、前事業年度末と比較して52,976千円増加しました。
以上の結果、総資産は1,275,483千円となり、前事業年度末と比較して32,522千円増加しました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は253,301千円となり、前事業年度末と比較して88,903千円減少しました。これは主に、買掛金が99,823千円減少したことによるものです。また、固定負債は67,398千円となり、前事業年度末と比較して16,644千円増加しました。
以上の結果、負債合計は320,699千円となり、前事業年度末と比較して72,259千円減少しました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は954,783千円となり、前事業年度末と比較して104,782千円増加しました。これは主に四半期純利益の計上により利益剰余金が101,827千円増加したことによるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ、26,920千円増加し、当第2四半期会計期間は778,571千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況と主な要因は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は、52,031千円となりました。これは主に、税引前四半期純利益151,568千円、仕入債務の減少99,823千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、56,186千円となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出45,300千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は、30,868千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入50,000千円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。