文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成29年2月1日から平成29年10月31日まで)におけるわが国経済は、引き続き緩やかな景気回復基調にあるものの、実質賃金が横ばい圏で推移していることや可処分所得の伸びが鈍いことから、個人消費は依然として低迷した状況が続いております。
当社グループは、女性向けアパレル及び服飾雑貨の製造小売業、いわゆるSPA(「Speciality store retailer of Private label Apparel」の略語)を主たる事業として、お客様の嗜好やライフスタイルの違いに応える複数のブランドを展開することにより日本及び中国、香港、米国等の市場での事業の拡大と事業基盤の整備による経営の効率化に取り組んでまいりました。
国内事業におきましては、第2四半期に苦戦した、国内売上高の5割超を占めるショッピングセンター(SC)業態を中心に、商品戦略や価格戦略の見直しを行う等、業績の立て直しに努めましたが、当四半期においては在庫調整のため仕入れ水準が前年を下回ったこと、ならびに回復基調にあった10月に台風の影響を受けたこと等により、既存店売上は引き続き前年割れとなりました。一方、百貨店業態の主軸であるENFÖLDが引き続き順調に推移したほか、7月にシステムトラブルが発生した自社通販事業は、サーバーの増設及び追加のシステム改修により当四半期中に安定的な運用に至り、現在、売上は回復しております。また、10月には、店舗及び自社通販サイトでも貯めて使えるポイント会員サービス「SHEL'TTER PASS」を新たに導入し、ユーザデータベースマーケティングの基礎となる会員数を順調に増やしております。
海外事業におきましては、Belle International Holdings Limitedとの合弁事業により、中国市場において積極的な新規出店を継続しつつ、中国消費者の嗜好にあわせた企画商品を大幅に増やすことにより、高い売上の伸びを実現いたしました。今後も積極的な新規出店を継続し、更なる事業の拡大に取り組んでまいります。
当第3四半期連結会計期間末における店舗数につきましては、国内店舗数は370店舗(直営店278店舗、FC店92店舗)、同海外店舗数は10店舗(直営店2店舗、FC店8店舗)、合計380店舗になりました。また、Belle International Holdings Limitedとの合弁会社が展開する中国小売事業の店舗数は217店舗になりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は476億60百万円(前年同四半期比2.9%減)、営業利益は9億82百万円(前年同四半期比73.0%減)、経常利益は8億22百万円(前年同四半期比76.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億74百万円(前年同四半期比92.2%減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて29億11百万円増加して413億71百万円となりました。これは、現金及び預金が16億51百万円減少したこと、売掛金が19億36百万円増加したこと、商品が19億3百万円増加したこと等によるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べて27億73百万円増加して242億29百万円となりました。これは、借入金が19億67百万円増加したこと等によるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べて1億38百万円増加して171億41百万円となりました。これは、配当金の支払いにより利益剰余金が2億84百万円、資本剰余金が71百万円減少したこと、及び自己株式を2億63百万円取得したこと等による減少があった一方、新株予約権の行使に伴う新株発行により資本金が1億52百万円、資本剰余金が1億52百万円増加したこと、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益により1億74百万円増加したこと、及び非支配株主持分が2億37百万円増加したこと等によるものです。