当第1四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善、雇用・所得環境の改善等により、緩やかに回復しております。先行きにつきましては、米中貿易摩擦による中国経済の減退、英国のEU離脱問題、イランや北朝鮮を原因とする国際的な紛争懸念等、海外経済の不確実性に留意が必要な状況となっております。
当社の属する住宅業界におきましては、首都圏を中心に分譲マンション価格が高止まりする中、戸建て住宅は比較的割安に購入可能であり、住宅取得支援施策や住宅ローンの低金利水準継続も相まって、需要は継続的に推移しました。一方で、首都圏における戸建て用地取得や戸建て住宅販売は競争環境が厳しさを増してきており、建設需要の増加による建築コストへの影響も相まって、依然として厳しい経営環境が続くものと思われます。
このような状況のもと、当社は地域に密着した営業活動による良質な戸建用地の取得を継続し、自社設計・自社施工管理による高品質でリーズナブルな住宅の供給をミッションに、当社の事業エリアである東京神奈川圏(神奈川県横浜市・川崎市、東京城南地区)において活動エリアの深耕と拡充を推進しました。
この結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高2,217,713千円(前年同四半期比44.9%増)、営業利益82,570千円(前年同四半期は営業損失29,815千円)、経常利益74,694千円(前年同四半期は経常損失34,980千円)、四半期純利益59,209千円(前年同四半期は四半期純損失40,875千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 分譲住宅事業
2018年6月、7月を中心として2018年上期は大幅に販売価格を下げる結果になり、利益の圧縮を余儀なくされました。その危機的状況を踏まえて当社としては主に3点の対応を行いました。1点目は、販売価格の設定に当たり、「物件毎」の「肌理細やかな」設定の徹底を継続的に実行しました。当社のビジネスモデル上、従来はどちらかと言うと「仕入」に注力していた業務のウェイトを、「仕入」と「販売」両方に感度高くできる営業スタイルに変革を図りました。2点目は、お客様の今の、生のニーズを確認するため「お客様CSアンケート」を実施しました。その結果を踏まえて一部標準仕様の見直しも実施し、お客様のニーズにより近づくことができました。3点目は、一定規模以上の物件については関係各部による企画会議を創設しました。従来は仕入企画任せとなっていたものを関係各部の知見を結集することにより、より幅のある、よりマーケットインした提案ができるようになったと考えております。以上を踏まえ利益率の改善が実現し、2018年第3四半期から順調に業績は回復して現在に至ります。
この結果、分譲住宅事業においては前年同四半期比13棟増の49棟となり、売上高は1,891,955千円(前年同四半期比58.1%増)、営業利益は190,118千円(同119.2%増)となりました。
なお、分譲住宅事業は今期売上計画72億円に対して、120%を超える売上換算ベースの土地仕入が済んでおります。
② 注文住宅事業
2019年10月の消費税引上げを見越して2019年3月には業界的に駆け込み需要が発生しています。当社は2019年3月に21棟の受注を実現しており、前年同月比133.3%増と大きく増加しました。また当第1四半期累計期間における受注件数は23棟、前年同四半期比21.1%増となっており、当社においては当第1四半期会計期間末現在、消費増税に伴う駆込み需要の反動減の様子は見られません。
この結果、注文住宅事業においては前年同四半期比3棟増の10棟となり、売上高は303,902千円(前年同四半期比14.4%増)、営業損失は10,955千円(前年同四半期は営業損失16,182千円)となりました。
なお、注文住宅事業は今期売上計画17億円に対して、16億円強まで受注が進捗しており年間計画に対し95%超の進捗率となっております。
③ その他事業
その他の事業につきましては、京都エリアにおいて、マンション(区分所有)におけるリノベーション物件1戸の販売に終わりました。
この結果、売上高は21,855千円(前年同四半期比67.7%減)、営業利益は1,276千円(前年同四半期は営業損失1,569千円)となりました。
なお、リノベーション事業は今期売上計画3億円に対して、売上換算ベースの仕入では90%以上進捗しております。
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セグメントの名称 |
売上高(千円) |
(前年同四半期比) |
引渡棟数 |
(前年同四半期) |
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分譲住宅事業 |
1,891,955 |
(58.1%) |
49 |
(36) |
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[うち土地分譲] |
[62,806] |
[153.1%] |
[3] |
[1] |
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注文住宅事業 |
303,902 |
(14.4%) |
10 |
(7) |
|
その他 |
21,855 |
(△67.7%) |
1 |
(3) |
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合計 |
2,217,713 |
(44.9%) |
60 |
(46) |
また、当第1四半期会計期間末における財政状態の状況は次のとおりであります。
(資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産は4,461,240千円となり、前事業年度末に比べて51,013千円減少しました。これは主に完成工事未収入金が63,983千円増加した一方、現金及び預金が84,764千円減少したこと及びたな卸資産が31,762千円減少したこと、その他に含まれる前渡金が4,565千円減少したことによるものであります。
固定資産は283,396千円となり、前事業年度末に比べて17,687千円減少しました。
この結果、総資産は4,744,636千円となり、前事業年度末に比べて68,700千円減少しました。
(負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債は2,129,005千円となり、前事業年度末に比べて58,485千円減少しました。これは主に、前受金が34,878千円増加した一方、短期借入金が84,500千円減少したことによるものであります。
固定負債は244,171千円となり、前事業年度末に比べて9,433千円減少しました。これは主に、償還により社債が10,000千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は2,373,176千円となり、前事業年度末に比べて67,918千円減少しました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は2,371,459千円となり、前事業年度末に比べて782千円減少しました。これは、四半期純利益を59,209千円計上したこと及び配当金の支払を59,992千円行ったことによるものであります。この結果、自己資本比率は50.0%(前事業年度末は49.3%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。