文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものです。なお、当社グループは、2017年1月1日に開始する前連結会計年度の第2四半期連結会計期間より、従来の米国会計基準に替えて国際会計基準(以下、IFRS)を適用しております。また、前第1四半期連結会計期間の要約四半期連結財務諸表につきましても、IFRSに準拠して表示しており、対前年同四半期増減率についてもIFRSにより記載をしております。
(1)業績の状況
(研究開発費)
当第1四半期連結累計期間の研究開発費は549百万円となり、前年同四半期と比較して、104百万円(前年同四半期比 15.9%)の減少となりました。
プログラムごとの研究開発費は以下のとおりです。
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(単位:%を除き、千円) |
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前第1四半期 |
当第1四半期 |
増減額 |
増減率(%) |
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自社研究 |
652,927 |
549,105 |
△103,822 |
△15.9 |
当第1四半期連結累計期間における自社研究に関連した研究開発費は、前年同四半期と比較して減少致しました。これは主に、エミクススタト塩酸塩の増殖糖尿病網膜症の研究開発費が減少したことや、コスト削減の諸施策の効果及び株式報酬費用の減少等によるものです。
戦略的事業計画に基づく製品候補の開発は自己資金により賄われ、提携パートナーによる資金提供を受けられないことを想定しております。このため、研究開発の遂行並びにインライセンス取引の実行による契約一時金やマイルストーンの支払いにより、研究開発費用総額が米ドル換算の絶対額において今後増加する可能性があります。
(一般管理費)
一般管理費の金額は、以下のとおりです。
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(単位:%を除き、千円) |
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前第1四半期 |
当第1四半期 |
増減額 |
増減率(%) |
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一般管理費 |
427,464 |
201,850 |
△225,614 |
△52.8 |
当第1四半期連結累計期間の一般管理費は前年同四半期と比較して、226百万円(前年同四半期比52.8%)の減少となりました。主な要因は以下のとおりです。
・主に人員の減少による人件費(株式報酬を含む)の減少:△120百万円
・IFRS移行プロジェクトや三角合併(本社移転取引)関連費用の支払手数料の減少:△94百万円
・特許権や商標権、ソフトウェア使用権等の手数料の減少:△4百万円
・その他の費用の減少:△7百万円
(2)財政状態の分析
(流動資産)
当第1四半期連結会計期間末の流動資産は9,670百万円となり、前連結会計年度末と比べて2,003百万円の減少となりました。これは主に満期を迎えた流動資産のその他の金融資産が1,752百万円減少したことや、前払いの臨床開発費用の費用化等によりその他の流動資産が66百万円減少したことによります。
(非流動資産)
当第1四半期連結会計期間末の非流動資産は2,252百万円となり、前連結会計年度末と比べて528百万円の増加となりました。これは主に満期を迎えた流動資産のその他金融資産の資金により、非流動のその他の金融資産を購入したことによるものです。
(流動負債)
当第1四半期連結会計期間末の流動負債は272百万円となり、前連結会計年度末と比べて54百万円の減少となりました。これは主に、未払債務が39百万円増加した一方で、賞与の支払い等により未払報酬が95百万円減少したことによるものです。
(非流動負債)
当第1四半期連結会計期間末の非流動負債は95百万円となりました。非流動負債は主に長期繰延賃借料です。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末の資本は11,554百万円となり、前連結会計年度末と比べて1,412百万円の減少となりました。これは主に四半期損失を696百万円計上したことにより欠損金が拡大したことや、対米ドルの為替レートの円高により在外営業活動体の換算差額によるその他の包括利益が764百万円減少したことによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物は、取得日後3か月以内に満期が到来する、短期の流動性の高いすべての投資を含み、現金同等物は、マネー・マーケット・ファンドで構成されております。取得日現在の満期が3か月から1年の間である投資は、短期投資に分類されます。短期投資は社債、コマーシャル・ペーパー、米国政府機関債及び譲渡性預金から構成されております。
当社グループが保有する現金、現金同等物及び短期・長期の金融商品は、前第1四半期連結会計期間末及び当第1四半期連結会計期間末において、それぞれ14,938百万円及び11,364百万円でありました。第三者金融機関への預金額は、連邦預金保険公社及び証券投資家保護公社の適用ある保証上限を超える可能性があります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における営業活動に使用した現金及び現金同等物(以下、資金)は、それぞれ972百万円及び678百万円となりました。使用した資金が減少した主な要因は、営業債権の回収が138百万円減少した一方で、営業費用等の支払が432百万円減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における投資活動により得られた資金は、それぞれ1,342百万円及び561百万円となりました。得られた資金が減少した主な要因は、社債やコマーシャル・ペーパー、米国政府機関債等のその他の金融資産の取得による支出が494百万円減少した一方で、その他の金融資産の満期償還による収入が1,256百万円減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
前第1四半期連結累計期間における財務活動により得られた資金は3百万円である一方、当第1四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは計上はありませんでした。前第1四半期連結累計期間においては、新株予約権の権利行使に伴う普通株式の発行による収入を計上しております。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、それぞれ653百万円及び549百万円となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。研究開発費の詳細は、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)業績の状況 (研究開発費)」をご参照ください。