文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、堅実な企業業績を背景に、緩やかな回復基調を維持しております。しかしながら、米中の通商摩擦や消費税の引き上げによる景気悪化懸念などにより、先行きは依然として不透明な状況が継続しております。
当社が属するダイレクトマーケティング市場におきましては、政府が発表している未来投資戦略2018において、「Society 5.0(ソサエティ5.0)」「データ駆動型社会」の実現に向けて具体策が提示されており、人間中心の快適な社会のあり方として「必要なモノやサービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供」されるスマートな消費の姿が提唱されております。この考え方は、まさしく「戦略と戦術の両方をサポートし、企業と生活者との距離を縮めるトップダイレクトマーケティングエージェンシーの実現」を経営理念とする当社の事業ドメインと合致するところであります。実際にクライアント企業の業種や規模を問わず販売履歴データ等の利活用のニーズは増加しており、データ分析に基づくダイレクトマーケティングの市場は成長を続けるものと予想されます。
このような事業環境の中、当社は新規クライアント企業の開拓、既存クライアント企業への新規サービス提案、AI(人工知能)を活用したサービス開発とマーケティング支援の高度化などに取り組んでおります。
この結果、当第1四半期累計期間における売上高は307,640千円(前年同期比8.6%増)、営業利益は3,479千円(前年同期は営業損失1,013千円)、経常利益は2,849千円(前年同期は経常損失1,253千円)、四半期純利益は2,293千円(前年同期は四半期純損失1,172千円)となりました。
当社は、単一セグメントであるため、セグメントごとの経営成績の記載をしておりません。
サービス別の状況は次のとおりであります。
① マーケティングリサーチ
マーケティングリサーチについては、継続受注案件に加え、スポットの調査・分析案件、コンサルティング案件などの獲得があり、売上は順調に推移いたしました。この結果、売上高は45,209千円(前年同期比85.4%増)となりました。
② マーケティングシステム
マーケティングシステムについては、安定した顧客基盤を確保しているものの、前事業年度の期中において一部の運用サポート業務案件が契約終了したことや大きなスポット案件の受注がなかったことが影響し、売上は低調に推移いたしました。この結果、売上高は97,208千円(前年同期比20.4%減)となりました。
③ ダイレクトプロモーション
ダイレクトプロモーションについては、既存重点クライアント企業から大型のDM案件等を継続受注していることに加え、新規クライアント企業からもDM案件、ブランドサイト制作案件などを受注したことにより、売上は順調に推移いたしました。この結果、売上高は165,223千円(前年同期比20.8%増)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第1四半期会計期間末における資産合計は572,704千円となり、前事業年度末に比べ5,258千円減少いたしました。これは主に売掛金が23,904千円増加した一方で、現金及び預金が28,224千円減少したこと等によるものであります。
② 負債
当第1四半期会計期間末における負債合計は344,160千円となり、前事業年度末に比べ7,963千円減少いたしました。これは主に未払消費税等が6,948千円増加した一方で、長期借入金が16,533千円減少したこと等によるものであります。
③ 純資産
当第1四半期会計期間末における純資産合計は228,543千円となり、前事業年度末に比べ2,705千円増加いたしました。これは主に利益剰余金が2,293千円増加したこと等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動は、国立大学法人北海道大学と先進ITプロトタイプに関する共同研究を行っており、その金額は462千円であります。
なお、当社はダイレクトマーケティング事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は行っておりません。