第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
回次
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第16期
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第17期
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第18期
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第19期
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第20期
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決算年月
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2016年2月
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2017年2月
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2018年2月
|
2019年2月
|
2020年2月
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売上高
|
(千円)
|
4,227,761
|
5,478,904
|
6,348,771
|
7,294,543
|
8,004,683
|
経常利益
|
(千円)
|
82,455
|
224,027
|
166,038
|
171,603
|
126,865
|
当期純利益
|
(千円)
|
43,984
|
189,895
|
99,247
|
66,416
|
36,284
|
持分法を適用した 場合の投資利益
|
(千円)
|
―
|
―
|
―
|
―
|
―
|
資本金
|
(千円)
|
200,000
|
370,278
|
400,034
|
599,908
|
599,908
|
発行済株式総数
|
(株)
|
1,100
|
1,328,500
|
1,437,200
|
3,011,300
|
3,011,300
|
純資産額
|
(千円)
|
449,647
|
980,099
|
1,138,202
|
1,604,367
|
1,640,652
|
総資産額
|
(千円)
|
2,711,195
|
3,423,831
|
3,753,888
|
5,360,548
|
5,476,237
|
1株当たり純資産額
|
(円)
|
204.29
|
368.79
|
396.00
|
532.81
|
544.86
|
1株当たり配当額 (1株当たり中間配当額)
|
(円)
|
―
|
―
|
―
|
―
|
―
|
1株当たり当期純利益
|
(円)
|
20.00
|
84.85
|
34.75
|
22.40
|
12.05
|
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
|
(円)
|
―
|
79.85
|
―
|
―
|
―
|
自己資本比率
|
(%)
|
16.6
|
28.6
|
30.3
|
29.9
|
30.0
|
自己資本利益率
|
(%)
|
10.3
|
26.6
|
9.4
|
4.8
|
2.2
|
株価収益率
|
(倍)
|
―
|
38.4
|
87.9
|
76.3
|
99.5
|
配当性向
|
(%)
|
―
|
―
|
―
|
―
|
―
|
営業活動による キャッシュ・フロー
|
(千円)
|
73,966
|
679,396
|
200,160
|
552,049
|
670,238
|
投資活動による キャッシュ・フロー
|
(千円)
|
△484,832
|
△615,367
|
△705,672
|
△961,784
|
△670,391
|
財務活動による キャッシュ・フロー
|
(千円)
|
354,631
|
287,355
|
275,726
|
1,142,662
|
△188,615
|
現金及び現金同等物 の期末残高
|
(千円)
|
807,507
|
1,158,891
|
929,106
|
1,662,034
|
1,473,266
|
従業員数 〔外、平均臨時 雇用者数〕
|
(名)
|
132 〔354〕
|
151 〔418〕
|
174 〔448〕
|
197 〔515〕
|
197 〔579〕
|
株主総利回り (比較指標:TOPIX配当なし )
|
(%) (%)
|
―
|
―
|
93.7
|
52.4
|
36.8
|
(-)
|
(-)
|
(115.2)
|
(104.7)
|
(98.4)
|
最高株価
|
(円)
|
―
|
7,200
|
3,185 (10,370)
|
3,460
|
1,884
|
最低株価
|
(円)
|
―
|
4,500
|
2,960 (3,050)
|
1,568
|
1,199
|
(注) 1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。
4.1株当たり配当額及び配当性向については配当を実施しておりませんので、記載しておりません。
5.第16期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在するものの、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
また、第18期から第20期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
6.第16期の株価収益率は当社株式が非上場であるため記載しておりません。
7.「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号 2010年6月30日)、「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準第4号 2010年6月30日公表分)及び「1株当たり当期純利益に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第9号 2010年6月30日)を適用しております。当社は2016年12月21日付で普通株式1株につき1,000株の株式分割、2018年3月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っておりますが、第16期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
8.最高・最低株価は、東京証券取引所マザーズにおける株価を記載しております。ただし、当社株式は、2017年2月23日から東京証券取引所マザーズに上場されており、それ以前の株価については該当事項はありません。なお、2018年2月期の株価については、株式分割権利落後の最高株価及び最低株価を記載しており、株式分割権利落前の最高株価及び最低株価を括弧内に記載しております。
9.第16期及び第17期の株主総利回り及び比較指標は、2017年2月23日に東京証券取引所マザーズに上場したため、記載しておりません。
2 【沿革】
年月
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概要
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2000年7月
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東京都新宿区高田馬場に飲食店の経営を目的として、ユナイテッド&コレクティブ㈲を設立
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2000年9月
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東京都新宿区に当社1号店となる『魚・旬菜とお酒 心』高田馬場店をオープン
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2002年6月
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資本金を10,000千円へ増資するとともにユナイテッド&コレクティブ㈲を株式会社へ組織変更
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2005年6月
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東京都港区に、てけてけ業態1号店となる『鶏・旬菜・お酒 てけてけ』赤坂店をオープン
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2009年3月
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千葉県八千代市に、坂井精肉店業態1号店となる『とんかつ 坂井精肉店』イオンモール八千代緑が丘店をオープン
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2010年9月
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本店を東京都新宿区から東京都港区赤坂ツインタワーに移転
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2011年11月
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神奈川県川崎市川崎区に、神奈川県初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』川崎モアーズ店をオープン
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2011年12月
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東京都新宿区にてけてけ旗艦店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』新宿総本店をオープン
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2012年11月
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東京都新宿区にてけてけの新業態『生串と生ワイン 生派 てけてけ』西新宿7丁目店をオープン
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2012年12月
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東京都港区に、ハンバーガー業態1号店となる『the 3rd Burger』青山骨董通り店をオープン
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2013年9月
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本店を東京都港区赤坂ツインタワーから赤坂アークヒルズアーク森ビルに移転。
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2013年11月
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埼玉県さいたま市浦和区に、てけてけ埼玉県初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』浦和店をオープン
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会社分割(新設分割)により㈱坂井精肉店を設立し、同社に坂井精肉店業態の全8店舗を事業譲渡
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2013年12月
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㈱坂井精肉店の全株式を譲渡
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2016年6月
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東京都豊島区に、当社50店舗目となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』池袋東口2号店をオープン
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2017年2月
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東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場
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2017年3月
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資本金を399,919千円へ増資
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2018年1月
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千葉県浦安市に、千葉県初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』浦安店をオープン
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2018年2月
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資本金を400,034千円へ増資
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2018年5月
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大阪市北区に、関西初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』梅田お初天神店をオープン
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2018年7月
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資本金を599,908千円へ増資
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2019年2月
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東京都港区に新業態『鳥料理が安いだけの店 やるじゃない!』田町店をオープン
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2019年10月
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東京都江戸川区に新業態『大衆食堂 あづま』平井店をオープン
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2019年11月
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埼玉県川越市にてけてけ業態フランチャイズ1号店となる川越店をオープン
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3 【事業の内容】
当社は、一都三県を中心とした首都圏ならびに大阪府において飲食事業を行っており、居酒屋業態として鶏料理居酒屋「てけてけ」、鳥料理カジュアル居酒屋「やるじゃない!」、ファーストフード業態としてハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」、和定食屋「大衆食堂 あづま」の各ブランドを店舗展開しております。
なお、当社の報告セグメントは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1) 当社事業の特徴「PISP戦略」
当社は、「PISP(Productive In Store Preparation)(注)」(以下、PISPという)を戦略の根幹とした事業展開を行っております。
外食業界においては、特に多店舗展開する企業ほど食材加工を外部企業へ委託し、店内での仕込み作業の大幅な削減をすることで、生産性を高め成長してきました。
しかし、コンビニエンスストアチェーンなどが中食事業においても高い商品力を実現してきた近年において、外食企業がこれらと同様に食品加工を外部企業へ委託し、あるいは店舗外となるセントラルキッチンを活用するといった戦略を展開しても、その規模の違いからコンビニエンスストアチェーンなどへ勝ち目がない時代となってきたとの考えから、当社においてはPISPに軸足を置いた店舗展開を行っております。
PISPとは各店舗で食材加工度を高く維持しながらも、一部外部工場などへ委託することで生産性を高め、美味しさと手頃な価格の両立を実現して多店舗展開を行う戦略です。当社がお客様に満足いただける競争力の高い商品の提供を模索する中でたどり着いた、ひとつの結論です。
PISPでは、工場委託と店内調理のバランスを絶妙に組み合わせることで、完全な工場生産品では失われてしまう「アロマ」と「フレーバー」の香気成分を保ち、私たちが考える本当に美味しい料理の提供を実現しています。
当社は下記に記載する3つの取り組みをもとに、PISPを戦略の中心に据えた店舗展開を推進し、自社で展開する各業態を「PISP商品をカジュアルプライスで提供する飲食店(カジュアルプライスPISPレストラン)」とすることで、他のチェーン店との差別化を図っております。
(注)PISP戦略とは
『手頃に本当に美味しい料理を多くの人々に届けるための戦略。』
外食業界では効率化のためにセントラルキッチン(外部工場)で加工することが主流ですが、それではお客様に"本当に美味しい料理"を届けることは難しいと私たちは考えました。
一方で、際限なく手間暇をかけると手頃な価格で提供することが出来ません。
私たちは独自戦略を展開し、大手飲食チェーン店では諦めてしまった店内での仕込み調理を実践しながら、一部作業を外部委託することで生産性を高め、美味しさと手頃な価格の両立を実現しています。
<PISP戦略の取り組み>
① 生産性戦略
食材のカットなど機械で代用しても味が落ちない作業は積極的に機械化し、業務効率を高めています。また、一部外部に委託することにより全店での品質の安定化を図ります。さらに、商品を絞り込むことにより調理の熟練度を高め、最小限の投入労働時間で圧倒的な商品力を実現します。
② 商品戦略
(“美味しい”を科学する)
私たちが考える本当に美味しい料理は以下の3ステップから成り立ちます。
(a)口に入れる前の香り「アロマ」
(b)口に入れた時の味わい「テイスト」
(c)鼻にぬける香り「フレーバー」
完全な工場生産品では失われてしまう「アロマ」と「フレーバー」の香気成分。当社ではこれら二つの香気成分を店舗にて作成、付与することで、仕組みとして“美味しい料理”を実現しています。
(世界規模のソーシング活動)
仕入先を日本に絞らず世界規模で捉えることにより、本当に質の高い食材を低価格で仕入れることができます。
③ 教育戦略
(ダイレクトコミュニケーション)
教育用のタブレット端末を全店舗に設置し、日々進化する各種マニュアルをリアルタイムで周知しています。また、コミュニケーションアプリを活用することで、重要事項を社長から全従業員に直接共有し会社の理念やルールを浸透させています。
(2) 当社の展開する主な業態とその特徴及び店舗数
2020年2月29日現在
業態
|
業態の特徴
|
店舗数
|
居酒屋業態
|
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高度成長期をコンセプトにした店内で、こだわりの「にんにく醤油だれ」で焼き上げる焼き鶏や、博多生まれの店主が試行錯誤の末たどり着いた、濃厚コラーゲンスープの「博多水炊き」などの鶏料理を中心とした居酒屋です。店内での仕込み・調理にこだわることで安心安全で圧倒的に美味しい料理を提供しています。 <オリジナルアルコール> 店舗で丁寧に剥いだレモンをお酒に漬け込んで作る、てけてけでしか飲めない「てけレモン」や、オリジナル日本酒・焼酎なども充実しております。
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88
|
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居酒屋をさらにカジュアルに、毎日行けるように、一人でも行けるようにしたのが「鳥料理が安いだけの店 やるじゃない!」です。居酒屋業界最安値を通り越し、コンビニ以下ともいえる価格でドリンク1杯、焼き鶏1本からでも使える、お客様から「やるじゃない!」と言っていただけるような「価格」と「旨さ」にこだわってまいります。
|
2
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その他業態
|
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「the 3rd Burger」は、“All Made Here 毎日食べても体が喜ぶ、これまでにない第3のハンバーガーカフェ”をコンセプトとしています。 バンズは、保存剤・防腐剤を加えることなく、パン種を毎日各店舗で発酵させ、オーブンで焼き上げています。 パティは、生のブロック肉を毎日各店舗でカットしミンチにしており、ミンチした肉は1つ1つ丁寧に成形し、味付けも塩コショウでシンプルに仕上げています。 これらのこだわりを特徴としたハンバーガー類や、各種スムージなどオリジナリティのある健康志向の商品を提供しています。
|
6
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毎日通える和定食屋。 唐揚げにチキン南蛮、アジフライにとんかつ。さばの味噌煮やしまほっけ、でも一番のおすすめは 「じゅうじゅうあづま焼き」。色々あるから毎日通える。色々あるからちょい飲みOK。 ほっと懐かしくなるような、日本人の心に染み入るような、そんな大衆食堂を目指しています。 家庭内食の代替となるべく、郊外駅至近マーケットに展開していきます。
|
1
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当社の事業の系統図は次のとおりであります。
[事業系統図]
4 【関係会社の状況】
該当事項はありません。
5 【従業員の状況】
(1) 提出会社の状況
2020年2月29日現在
従業員数(名)
|
平均年齢(歳)
|
平均勤続年数(年)
|
平均年間給与(千円)
|
197
|
35.4
|
3.4
|
4,502
|
〔579〕
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(注) 1.当社の報告セグメントは、飲食事業の単一セグメントであるため、全社合計での従業員数を記載しております。
2.従業員数は就業人員であり、兼務役員は含まれておりません。また、臨時雇用者数(パートタイマー及びアルバイトを含む。)は年間の平均人数を1日8時間勤務換算で〔〕内に外数で記載しております。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(2) 労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。