第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日において判断したものであります。

 なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。

 また、前第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

(1)経営成績の状況

(単位:千円)

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2019年3月1日

 至 2019年8月31日)

前年同期比

商品取扱高(返品前)

11,018,700

商品取扱高(返品後)

9,022,628

(100.0%)

売上高(注)3

4,156,617

(46.1%)

売上総利益

3,241,712

(35.9%)

EBITDA(注)1、2

254,955

営業損失

△330,963

経常損失

△354,364

親会社株主に帰属する四半期純損失

△354,790

EC事業(返品前)

 

 

 

出荷件数(件)

986,768

 

平均出荷単価(円)

8,817

 

平均商品単価(円)

5,273

 

(注)1.EBITDA=営業利益+減価償却費+のれんの償却額

2.当社グループでは、2020年2月期よりのれんの償却が発生しておりますが、今後とも事業の成長加速のためM&Aを積極的に検討していく方針であり、のれんの償却が増加する可能性があります。この点を考慮し、EBITDAを参考指標として開示しております。

3.EC事業の受託型については販売された商品の手数料を、プラットフォーム事業についてはサービスの手数料を売上高として計上しております。

4.( )内は商品取扱高(返品後)に対する割合を記載しております。

 

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、政府による経済政策、金融政策等により企業収益、雇用環境が緩やかな回復基調にあるものの、消費増税による景気の下振れ懸念、米中貿易摩擦、中国経済の下振れ懸念などにより先行き不透明な状況が続いております。

このような環境のなか、当社グループは「業界に革新を、お客さまに自由を」という経営理念の下、事業に取り組んでいます。「自宅で試着、気軽に返品」の靴とファッションの通販サイト、「LOCONDO.jp」を軸とするEC事業においては、TVCMの開始による認知度向上、継続的な「LOCONDO.jp」の改善によるユーザー満足の向上を図って参りました。また、自社公式EC支援(BOEM)、倉庫受託(e-3PL)、店舗の欠品及び品揃え補強(LOCOCHOC)等のサービスを提供するプラットフォーム事業につきましても、サービスの強化及び導入社数の増強を図っております。

当社がこれまで訴求できていなかったユーザー層(20代女性)へ当社サービスの訴求等を目的に2019年3月29日に株式会社モバコレの全株式を取得しました。また、2019年6月1日に株式会社モバコレを吸収合併し、株式会社モバコレが運営していたショッピングサイト「モバコレ」を「LOCONDO.jp」へ統合しました。これにより、旧「モバコレ」会員のアクティブ率向上を図るとともに、アパレル領域の強化を図っております。

これらの結果、商品取扱高(返品後)は9,022,628千円となり、売上高につきましても4,156,617千円となりました。一方、認知度向上を目的としたTVCM等の広告宣伝費を前連結会計年度に引き続き積極的に投下したことにより販売費及び一般管理費は3,572,676千円となり、EBITDAは△254,955千円、営業損失は330,963千円経常損失は354,364千円、親会社株主に帰属する四半期純損失354,790千円となりました

 

各事業別の業績は以下のとおりであります。

事業別

当第2四半期連結累計期間

(自 2019年3月1日

至 2019年8月31日)

商品取扱高

(返品前)

(千円)

構成比

(%)

商品取扱高

(返品後)

(千円)

構成比

(%)

売上高

(千円)

構成比

(%)

EC事業

8,700,765

79.0

6,760,009

75.0

3,155,856

76.0

うち、LOCONDO.jp

7,488,964

68.0

5,634,698

62.5

うち、LOCOMALL

1,211,800

11.0

1,125,310

12.5

プラットフォーム事業

1,682,523

15.3

1,627,206

18.0

463,176

11.1

ブランド事業

635,411

5.7

635,411

7.0

537,584

12.9

合計

11,018,700

100.0

9,022,628

100.0

4,156,617

100.0

 (注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2.当社グループの事業セグメントは、靴を中心としたファッション関連商品等の販売、企画、仕入事業の単一セグメントであるため、セグメント別の販売実績の記載はしておりません。

3.「LOCOMALL」とは、「楽天市場」及び「Yahoo!ショッピング」など他社モールにて展開する「LOCOMALL」の取扱高等になります。

4.EC事業の受託型に係る売上高については、販売された商品の手数料を受託販売手数料として計上しております。

5.EC事業の商品取扱高(返品後)に占める受託型の取扱高は、下記のとおりです。なお、「LOCONDO.jp」と 「LOCOMALL」別に受託型を把握する事が困難であるため、それぞれの売上高は記載しておりません

 

当第2四半期連結累計期間

受託型商品取扱高比率

86.8%

 

① EC事業

 EC事業につきましては、受託型と買取型の2つの取引形態があります。商品取扱高(返品前)、商品取扱高(返品後)は商品の販売価格を基に記載しておりますが、売上高は買取型については商品の販売価格を計上し、受託型については販売された商品の手数料を受託販売手数料として計上しております。「LOCONDO.jp」の運営、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」など他社モールへの出店を行っており、当第2四半期連結累計期間においては出荷件数は98万件、出店ブランド数は2,365と順調に増加しました。その結果、商品取扱高(返品後)は6,760,009千円、売上高は3,155,856千円となりました。

 

 

② プラットフォーム事業

 プラットフォーム事業につきましては、ブランドの自社公式EC支援(BOEM)、倉庫受託(e-3PL)、店舗の欠品及び品揃え補強(LOCOCHOC)の運営等を行っております。「BOEM」における支援企業社数は新たに大塚製靴株式会社などの開始により当第2四半期会計期間末時点で24社となりました。これにより、当第2四半期連結累計期間の商品取扱高(返品後)は1,627,206千円、売上高は463,176千円となりました。

 なお、倉庫受託(e-3PL)に関しては、ユーザーへの販売を伴わない商品補充等の出荷も含まれるため、その出荷額は商品取扱高(返品前)、商品取扱高(返品後)には含めておりません。

 

③ ブランド事業

 ブランド事業につきましては、EC事業及びプラットフォーム事業のサービスを活用し、自社でブランド運営を行っております。現在の主な取扱ブランドは「MANGO」、Misuzu & Co.が扱う「Vanity Beauty」「Bell Florrie」などであり、当第2四半期連結累計期間の商品取扱高(返品後)は635,411千円、売上高は537,584千円となりました。

 

(2)財政状態の状況

① 流動資産

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて562,543千円減少し、4,177,565千円となりました。これは主に、買取商品の拡充により商品が286,825千円増加した一方で、関係会社株式の取得、自己株式の取得等により現金及び預金が819,251千円、受取手形及び売掛金が33,141千円減少したことによるものであります。

 

② 固定資産

 当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べて666,543千円増加し、1,429,444千円となりました。これは主に、関係会社株式の取得に伴うのれんの計上等により無形固定資産が396,735千円増加したことによるものであります。

 

③ 負債合計

 当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて228,345千円増加し、2,633,573千円となりました。これは主に、ECサービスの取引拡大により受託販売預り金が100,364千円、支払手形及び買掛金が82,670千円増加したことによるものであります。

 

④ 純資産

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて124,344千円減少し、2,973,436千円となりました。これは主に、譲渡制限付株式報酬として新株を発行したこと等により資本金と資本剰余金がそれぞれ165,771千円増加した一方で、自己株式101,097千円を取得したことと、親会社株主に帰属する四半期純損失354,790千円を計上したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は1,874,817千円となりました。

各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。

a.営業活動によるキャッシュ・フロー

 営業活動により使用した資金は255,219千円となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失の計上354,364千円、売上債権が182,923千円、仕入債務が39,083千円、未払金が124,902千円減少、たな卸資産が187,663千円増加したことによるものであります。

b.投資活動によるキャッシュ・フロー

 投資活動により使用した資金は444,538千円となりました。これは主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出398,064千円等によるものであります。

c.財務活動によるキャッシュ・フロー

 財務活動により使用した資金は96,104千円となりました。これは主に自己株式の取得による支出101,097千円等によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6)従業員数

 当第2四半期連結累計期間において、臨時従業員数が前連結会計年度末に比べ107名増加しており、これは主に物流倉庫の増強及び取扱高が増加したことによるものであります。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。