当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2018年7月1日から2019年3月31日まで)における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が継続し、回復基調が穏やかに継続しました。ただし、米中関係をはじめとする通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響については引き続き留意する必要があります。
ホテル業界におきましては、2019年3月29日に観光庁が公表している最新の宿泊旅行統計調査(2019年2月第1次速報)によりますと、当社グループの主要事業であるビジネスホテルの客室稼働率は、76.2%で前年同月比0.8%の増加となり、高水準での稼働が続いております。また、国内全体の延べ宿泊者数は4,013万人泊で前年同月比9.1%増加し、その内訳として日本人宿泊者が3,107万人泊(前年同月比4.2%増)、外国人宿泊者905万人泊(前年同月比30.1%増)となり依然として好調に推移しております。あわせて、2019年3月19日に日本政府観光局が発表した資料によりますと、訪日外客数(2019年2月推計値)は、2月としては過去最高の前年同月比3.8%増の260万4千人となりました。
このような経済状況の下で、当社グループにおいて宿泊特化型のビジネスホテルを展開するチョイスホテルズ事業では、第1四半期において自然災害によるキャンセル等の影響があったものの、第2四半期、当第3四半期においても東北・東海・中部地区では引き続き好調な製造業やイベント宿泊需要の取り込みによって好調を維持し、九州ではインバウンドを中心とした観光需要が堅調で客室単価を伸長させることができました。一方で東京、大阪などの都心部マーケットでの新規競合ホテル出店・客室供給量の増加は続いており、日々の宿泊需要予測に基づく柔軟な販売施策の実行、販路拡大等の施策を実行しております。昨年9月末から10月初旬にかけて、当事業の新たな取り組みであるComfort Library Cafeを設置し開業したコンフォートホテル宮崎(宮崎県宮崎市)、コンフォートホテル神戸三宮(兵庫県神戸市中央区)、コンフォートホテル高知(高知県高知市)の3店舗も当第3四半期連結累計期間の売上高に貢献しました。この他にも、本年3月に「ベストイン甲府」(山梨県甲府市)をコンフォートブランドである「コンフォートイン甲府」にリブランド開業いたしました。この結果、当事業の売上高は前年同期比19.1%増の17,304百万円と好調に推移しました。
一方、地域特性に合わせて宴会場等を併設したシティホテルを中心に展開するグリーンズホテルズ事業では、三重県内における大型商業施設建設や製造業の工事等、ビジネス需要は一旦落ち着きを見せており、柔軟な販売施策の実行、販路拡大等の施策を実行しております。また昨年12月にリブランド開業した「ホテルエスプル広島平和公園」(広島県広島市中区)が売上増加に貢献し、当事業の売上高は前年同期比3.3%増の5,611百万円と推移しました。
なお、当第3四半期連結会計期間における新規出店はなかったため、当第3四半期末時点でのホテル軒数は95店舗、客室数はチョイスホテルズ事業10,116室、グリーンズホテルズ事業3,294室の合計13,410室となっております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高23,057百万円(前年同期比14.7%増)、営業利益1,852百万円(前年同期比26.5%増)、経常利益1,844百万円(前年同期比29.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,204百万円(前年同期比28.8%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては、18,766百万円(前連結会計年度末17,132百万円)と、1,634百万円増加いたしました。
うち流動資産は、7,913百万円(同7,481百万円)と、432百万円増加いたしました。これは、主に売掛金の増加によるものであります。
固定資産は、10,852百万円(同9,650百万円)と1,201百万円増加いたしました。これは、主に差入保証金の増加、新規出店に伴う建設仮勘定の増加によるものであります。
負債につきましては、8,426百万円(同7,792百万円)と633百万円増加いたしました。
うち流動負債は、4,300百万円(同7,074百万円)と2,774百万円減少いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が減少したことによるものであります。
固定負債は、4,126百万円(同717百万円)と3,408百万円増加いたしました。これは、主に長期借入金の増加によるものであります。
純資産につきましては、10,340百万円(同9,339百万円)と、1,000百万円増加いたしました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純利益によるものであります。この結果、自己資本比率は55.1%(前連結会計年度末比0.5ポイント増)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
該当事項はありません。
②受注実績
該当事項はありません。
③販売実績
当第3四半期連結累計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはホテル事業の単一セ
グメントであるため、事業部門別に記載しております。
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事業部門の名称 |
当第3四半期連結累計期間 (自 2018年7月1日 至 2019年3月31日) |
前年同期比(%) |
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チョイスホテルズ事業(千円) |
17,304,426 |
119.1 |
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グリーンズホテルズ事業(千円) |
5,611,315 |
103.3 |
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その他の事業(千円) |
142,251 |
106.9 |
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合 計(千円) |
23,057,993 |
114.7 |
(注) 1.事業部門間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相
手先がないため、記載を省略しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。