当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(継続企業の前提に関する重要事象)
当社は、新型コロナウイルス感染症の拡大、またそれに伴う全国に及ぶ緊急事態宣言発令により宿泊需要が急速且つ大きく減少した影響を受け、営業損失を計上した結果、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。しかしながらシンジケートローン12,500百万円の契約により、当面の間の運転資金が十分に賄える状況であり、資金繰りの懸念はありません。
また全社的なコスト削減に取り組むほか、営業面での様々な観光需要喚起策から生まれる宿泊需要の取り込み、営業強化、ホテルオペレーターチェンジ案件に対する積極的な提案等の需要回復期に向けた競争力強化など、多面的な基盤強化を進めてまいります。
上記のことから継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しており、連結財務諸表の「継続企業の前提に関する注記」は記載しておりません。
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2020年7月1日から2020年9月30日まで)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大に伴い訪日客の入国・行動制限は続き、インバウンド需要の急減や経済活動の停滞、またそれに伴う企業収益や景況感の悪化により厳しい環境で推移いたしました。政府による緊急事態宣言の解除後も感染者数の増減が続いており、経済活動の回復に向けて先行き不透明な状況が継続しております。
ホテル業界におきましては、2020年9月30日に観光庁が公表している最新の宿泊旅行統計調査(2020年7月第2次速報、2020年8月第1次速報)によりますと、2020年7月の延べ宿泊者数は2,158万人泊で前年同月比58.3%の減少、8月は2,628万人泊で前年同月比58.4%の減少となるなど、厳しい状況が続いております。国内の宿泊需要は経済活動が段階的に再開され、またGoToトラベルキャンペーンをはじめとした国や地方自治体による様々な観光需要喚起策等の開始により徐々に回復傾向にありますが、感染者数の増減に大きく左右される状況が続いております。
このような経済状況の下で、当社グループにおいて宿泊特化型のビジネスホテルを展開するチョイスホテルズ事業では、2019年11月1日開業のコンフォートホテル名古屋新幹線口(愛知県名古屋市)、2020年7月31日開業のコンフォートホテル石垣島(沖縄県石垣市)の当第1四半期連結累計期間における売上高に貢献がありました。しかしながら新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続き、ビジネスやレジャー需要の回復が緩やかで受給バランス回復には至らなかったこと、また大都市を中心として感染者の増減が繰り返され需要の回復が遅れたこと等の結果、当事業の売上高は前年同期比57.7%減の2,653百万円となり、客室稼働率は前年同期比33.2ポイント減の51.8%、客室単価は前年同期比32.0%減の5,327円となりました。
地域特性に合わせて宴会場等を併設したシティホテルを中心に展開するグリーンズホテルズ事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続くなか、一部の地域における工事需要等により、稼働率は徐々に回復しておりますが、本格的な需要回復には至っておらず、当事業の売上高は前年同期比51.6%減の850百万円となり、客室稼働率は前年同期比27.8ポイント減の44.8%、客室単価は前年同期比15.4%減の5,066円となりました。
また当社グループ全体の客室稼働率は前年同期比31.8ポイント減の50.1%、客室単価は前年同期比29.0%減の5,269円、ホテル軒数は94店舗、客室数はチョイスホテルズ事業10,006室、グリーンズホテルズ事業3,389室の合計13,395室となっております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高3,545百万円(前年同期比56.1%減)、営業損失2,173百万円(前年同期は営業利益820百万円)、経常損失2,056百万円(前年同期は経常利益822百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,074百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益549百万円)となりました。
ビジネスやレジャー需要は、地域・店舗による差はあるものの、全体として回復傾向で推移しております。また、コロナ禍におけるテレワークや中・長期滞在など新たな需要獲得策も実施しており、稼働率は上昇傾向が続いております。引き続き感染防止対策に努めつつ、GoToトラベルキャンペーンをはじめとした国や地方自治体による様々な観光需要喚起策等に積極的に取り組むことで、さらなる回復を目指してまいります。
(注)文中記載の客室稼働率ならびに客室単価は、当第1四半期連結累計期間における数値となります。月別の数値に関しましては当社ホームページに掲載しております。
株式会社グリーンズ https://www.kk-greens.jp/
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産につきましては18,099百万円となり、前連結会計年度末17,422百万円に比べ、676百万円増加いたしました。
うち流動資産は、7,245百万円(前連結会計年度末6,488百万円)と、757百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金、売掛金の増加によるものであります。
固定資産は、10,853百万円(同10,934百万円)と、80百万円減少いたしました。これは主に建物及び構築物の減少によるものであります。
負債につきましては、14,299百万円(同11,419百万円)と2,879百万円増加いたしました。
うち流動負債は10,740百万円(同7,659百万円)と3,080百万円増加いたしました。これは主に短期借入金の増加によるものであります。
固定負債は3,559百万円(同3,759百万円)と200百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少によるものであります。
純資産につきましては3,800百万円(同6,003百万円)と、2,202百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金の減少によるものであります。この結果、自己資本比率は21.0%(前連結会計年度末比13.5ポイント減)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
該当事項はありません。
②受注実績
該当事項はありません。
③販売実績
当第1四半期連結会計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはホテル事業の単一セグメントであるため、事業部門別に記載しております。
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事業部門の名称 |
当第1四半期連結会計期間 (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日) |
前年同期比(%) |
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チョイスホテルズ事業(千円) |
2,653,353 |
42.3 |
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グリーンズホテルズ事業(千円) |
850,686 |
48.4 |
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その他の事業(千円) |
41,676 |
85.7 |
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合 計(千円) |
3,545,715 |
43.9 |
(注) 1.事業部門間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。