当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(継続企業の前提に関する重要事象)
当社は、新型コロナウイルス感染症の拡大、またそれに伴う全国に及ぶ緊急事態宣言発令により宿泊需要が急速且つ大きく減少した影響を受け、営業損失を計上した結果、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。しかしながらシンジケートローン12,500百万円の契約により、当面の間の運転資金が十分に賄える状況であり、資金繰りの懸念はありません。
また全社的なコスト削減に取り組むほか、営業面での様々な観光需要喚起策から生まれる宿泊需要の取り込み、営業強化、ホテルオペレーターチェンジ案件に対する積極的な提案等の需要回復期に向けた競争力強化など、多面的な基盤強化を進めてまいります。
上記のことから継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しており、連結財務諸表の「継続企業の前提に関する注記」は記載しておりません。
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年7月1日から2020年12月31日まで)における我が国経済は、依然として新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、大都市を中心に感染者数が増減する、終息時期が見通せない状況が続きました。
国内の宿泊需要は、2020年12月25日に観光庁が公表している最新の宿泊旅行統計調査(2020年10月第2次速報、2020年11月第1次速報)によりますと、2020年10月の延べ宿泊者数は3,241万人泊で前年同月比35.3%の減少、11月は3,466万人泊で前年同月比30.2%の減少となるなど、徐々に減少幅は縮小されてきているものの全体として厳しい状況が続きました。ホテル業界におきましては、経済活動の段階的な再開やGoToトラベルをはじめとした国や地方自治体による様々な観光需要喚起策等の下支えもあり、2020年11月頃まで宿泊需要は徐々に下げ止まりから回復に向かいつつありましたが、2020年12月には感染者の再拡大に伴いGoToトラベルが全国一斉停止されるなど、先行きは不透明な状況が続いております。
このような経済状況の下で、当社グループにおいて宿泊特化型のビジネスホテルを展開するチョイスホテルズ事業では、2019年11月1日開業のコンフォートホテル名古屋新幹線口(愛知県名古屋市)、2020年7月31日開業のコンフォートホテル石垣島(沖縄県石垣市)、2020年11月26日開業のコンフォートホテル松山(愛媛県松山市)の当第2四半期連結累計期間における売上高の貢献がありました。しかしながら新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続き、一部の地方都市では需要の回復が進んだものの、大都市を中心とした感染者の増減が繰り返され、全体として需要の回復が遅れたこと等の結果、当事業の売上高は前年同期比49.7%減の6,113百万円となり、客室稼働率は26.9ポイント減の57.2%、客室単価は前年同期比27.1%減の5,579円となりました。
地域特性に合わせて宴会場等を併設したシティホテルを中心に展開するグリーンズホテルズ事業においては、2020年11月4日開業のホテルメリケンポート神戸元町(兵庫県神戸市)の当第2四半期連結累計期間における売上高の貢献、需要喚起キャンペーンの実施、一部の地域における工事や設備メンテナンスの需要等により稼働率は徐々に回復しておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続くなか本格的な需要回復には至っておらず、当事業の売上高は前年同期比44.1%減の2,023百万円となり、客室稼働率は前年同期比21.6ポイント減の52.8%、客室単価は前年同期比13.5%減の5,080円となりました。
また当社グループ全体の客室稼働率は前年同期比25.5ポイント減の56.1%、客室単価は前年同期比24.5%減の5,460円、ホテル軒数は96店舗、客室数はチョイスホテルズ事業10,203室、グリーンズホテルズ事業3,500室の合計13,703室となっております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高8,223百万円(前年同期比48.2%減)、営業損失3,637百万円(前年同期は営業利益1,315百万円)、経常損失3,478百万円(前年同期は経常利益1,336百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3,513百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益822百万円)となりました。
2020年12月の感染者の再拡大に伴うGoToトラベルの全国一斉停止、2021年1月の緊急事態宣言など依然として先行きが不透明な状況が続きますが、引き続き感染防止対策に努めつつ、コロナ禍におけるテレワーク需要、中・長期滞在需要など新たな需要に対し積極的に取り組むことで、早期の成長軌道回帰を目指してまいります。
(注)文中記載の客室稼働率ならびに客室単価は、当第2四半期連結累計期間における数値となります。月別の数値に関しましては当社ホームページに掲載しております。
株式会社グリーンズ https://www.kk-greens.jp/
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末における資産につきましては17,688百万円(前連結会計年度末17,422百万円)と、265百万円増加いたしました。
うち流動資産は、6,636百万円(同6,488百万円)と、147百万円増加いたしました。これは、主に売掛金の増加によるものであります。
固定資産は、11,052百万円(同10,934百万円)と118百万円増加いたしました。これは主に差入保証金の増加によるものであります。
負債につきましては、15,329百万円(同11,419百万円)と3,910百万円増加いたしました。
うち流動負債は11,915百万円(同7,659百万円)と4,255百万円増加いたしました。これは主に短期借入金の増加によるものであります。
固定負債は3,414百万円(同3,759百万円)と345百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少によるものであります。
純資産につきましては2,358百万円(同6,003百万円)と、3,644百万円減少いたしました。これは、主に利益剰余金の減少によるものであります。この結果、自己資本比率は13.3%(前連結会計年度末比21.2ポイント減)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ14百万円増加し、4,309百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は2,737百万円(前年同四半期は789百万円の獲得)となりました。これは主に仕入債務の増減額(△は減少)312百万円、未払金の増減額(△は減少)339百万円、法人税等の支払額又は還付額(△は支払)303百万円による資金の増加があったのに対し、税金等調整前四半期純損失3,481百万円による資金の減少があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は430百万円(前年同四半期は480百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出233百万円、差入保証金の差入による支出167百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は3,182百万円(前年同四半期は170百万円の使用)となりました。これは短期借入金の純増減額(△は減少)3,700百万円による資金の増加があったのに対し、長期借入金の返済による支出365百万円、配当金の支払額128百万円による資金の減少があったこと等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
該当事項はありません。
②受注実績
該当事項はありません。
③販売実績
当第2四半期連結累計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはホテル事業の単一セグメントであるため、事業部門別に記載しております。
|
事業部門の名称 |
当第2四半期連結累計期間 (自 2020年7月1日 至 2020年12月31日) |
前年同期比(%) |
|
チョイスホテルズ事業(千円) |
6,113,855 |
50.3 |
|
グリーンズホテルズ事業(千円) |
2,023,740 |
55.9 |
|
その他の事業(千円) |
86,138 |
88.9 |
|
合 計(千円) |
8,223,734 |
51.8 |
(注) 1.事業部門間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。