当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、以下の変更すべき事項が生じております。なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(継続企業の前提に関する重要事象)
当社は、新型コロナウイルス感染症の拡大、またそれに伴う全国に及ぶ緊急事態宣言発令により宿泊需要が急速且つ大きく減少した影響を受け、債務超過及び重要な営業損失を計上した結果、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。しかしながら当第3四半期連結会計期間において締結した既存契約の借換えを含む総額 17,500百万円のシンジケートローン契約(3,000百万円の資本的劣後ローンを含む)、500百万円の資本的劣後ローン契約により、当面の間の運転資金が十分に賄える状況であり、資金繰りの懸念はありません。
引き続き全社的なコスト削減に取り組むほか、テレワーク需要、中・長期滞在需要などの新たな需要の取り込み、営業強化、また需要の回復状況に応じたきめ細かな客室単価の調整などを通じて、需要回復期に向けた多面的な基盤強化を進めてまいります。
上記のことから継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しており、連結財務諸表の「継続企業の前提に関する注記」は記載しておりません。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年7月1日から2021年3月31日まで)における我が国経済は、大都市を中心に新型コロナウイルスの感染者数が増減する状況が続き2021年1月に11都府県を、同年4月に4都府県を対象とした緊急事態宣言が再発出されるなど、厳しい状況が続いております。
国内の宿泊需要は、2021年3月31日に観光庁が公表している最新の宿泊旅行統計調査(2021年1月第2次速報、2021年2月第1次速報)によりますと、2021年1月の延べ宿泊者数は1,729万人泊で前年同月比59.9%の減少、2月は1,785万人泊で前年同月比52.3%の減少となるなど、依然として前年同月からの減少幅は大きく、厳しい状況が続きました。ホテル業界におきましては、経済活動の段階的な再開やGoToトラベルをはじめとした国や地方自治体による様々な観光需要喚起策等の下支えもあり、2020年11月頃まで宿泊需要は徐々に下げ止まりから回復に向かいつつありましたが、感染者の再拡大に伴う2020年12月のGoToトラベルの全国一斉停止、2021年1月の11都府県を対象とした緊急事態宣言の再発出など、先行きは不透明な状況が続いております。
このような経済状況の下で、当社グループにおいて宿泊特化型のビジネスホテルを展開するチョイスホテルズ事業では、2019年11月1日開業のコンフォートホテル名古屋新幹線口(愛知県名古屋市)、2020年7月31日開業のコンフォートホテル石垣島(沖縄県石垣市)、2020年11月26日開業のコンフォートホテル松山(愛媛県松山市)、2021年1月8日開業のコンフォートホテル名古屋名駅南(愛知県名古屋市)、2021年1月12日開業のコンフォートイン東京六本木(東京都港区)、2021年3月24日開業のコンフォートホテル京都堀川五条(京都府京都市)の当第3四半期連結累計期間における売上高の貢献がありました。しかしながら新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続き、大都市を中心に本格的な需要回復に至らなかったこと等の結果、当事業の売上高は前年同期比44.2%減の8,898百万円となり、客室稼働率は20.2ポイント減の56.2%、客室単価は前年同期比25.4%減の5,486円となりました。地域特性に合わせて宴会場等を併設したシティホテルを中心に展開するグリーンズホテルズ事業においては、2020年11月4日開業のホテルメリケンポート神戸元町(兵庫県神戸市)の当第3四半期連結累計期間における売上高の貢献がありました。一部の出店地域において工事や設備メンテナンス等の継続的な需要はあるものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるレジャー需要の減少などに伴う地域経済の回復の遅れにより、当事業の売上高は前年同期比41.2%減の2,902百万円となり、客室稼働率は前年同期比18.4ポイント減の51.8%、客室単価は前年同期比12.9%減の4,950円となりました。
また当社グループ全体の客室稼働率は前年同期比19.8ポイント減の55.1%、客室単価は前年同期比23.0%減の5,359円、ホテル軒数は99店舗、客室数はチョイスホテルズ事業10,648室、グリーンズホテルズ事業3,500室の合計14,148室となっております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高11,933百万円(前年同期比43.2%減)、営業損失6,353百万円(前年同四半期は営業損失392百万円)、経常損失6,227百万円(前年同四半期は経常損失349百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失6,486百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失469百万円)となりました。
2020年12月の感染者の再拡大に伴うGoToトラベル全国一斉停止の継続、大阪や兵庫などにおける感染再拡大の影響など短期的な需要減少や先行き不透明な状況は続くものの、引き続き来館時のアルコール消毒や館内でのマスクの着用など、徹底した感染予防対策を講じつつ、テレワーク需要、中・長期滞在需要などの新たな需要の取り込みや、販売チャネルの拡大などに取り組んでまいります。また需要の回復に応じたきめ細かな客室単価の調整などを通じ、早期の収益回復と成長軌道回帰を目指してまいります。
一方で現状、コロナ禍の長期化に伴い、財務基盤の強化を重要な経営課題として認識しております。今後、引き続き持続的な成長と中長期的な企業価値・株主価値の最大化実現に取り組んでいくため、財務体質改善に向け、幅広くかつ柔軟に財務・資本戦略の検討を進めてまいります。
(注)文中記載の客室稼働率ならびに客室単価は、当第3四半期連結累計期間における数値となります。月別の数値に関しましては当社ホームページに掲載しております。
株式会社グリーンズ https://www.kk-greens.jp/
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては、18,064百万円(前連結会計年度末17,422百万円)と、641百万円増加いたしました。
うち流動資産は、7,025百万円(同6,488百万円)と、537百万円増加いたしました。これは、主に現金及び預金及び売掛金の増加によるものであります。
固定資産は、11,038百万円(同10,934百万円)と104百万円増加いたしました。これは、主に差入保証金の増加によるものであります。
負債につきましては、18,677百万円(同11,419百万円)と7,258百万円増加いたしました。
うち流動負債は、8,864百万円(同7,659百万円)と1,204百万円増加いたしました。これは主に買掛金、短期借入金及び未払金の増加によるものであります。
固定負債は、9,813百万円(同3,759百万円)と6,053百万円増加いたしました。これは、主に長期借入金の増加によるものであります。
純資産につきましては、△613百万円(同6,003百万円)と、6,616百万円減少いたしました。これは、主に利益剰余金の減少によるものであります。この結果、自己資本比率は△3.4%(前連結会計年度末比37.9%減少)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りについて重要な変更を行っております。
詳細については、「第4 経理の状況 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)(新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積り)に記載しております。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
該当事項はありません。
②受注実績
該当事項はありません。
③販売実績
当第3四半期連結累計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはホテル事業の単一セ
グメントであるため、事業部門別に記載しております。
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事業部門の名称 |
当第3四半期連結累計期間 (自 2020年7月1日 至 2021年3月31日) |
前年同期比(%) |
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チョイスホテルズ事業(千円) |
8,898,817 |
55.8 |
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グリーンズホテルズ事業(千円) |
2,902,546 |
58.8 |
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その他の事業(千円) |
132,129 |
92.1 |
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合 計(千円) |
11,933,493 |
56.8 |
(注) 1.事業部門間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相
手先がないため、記載を省略しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当社は、2021年3月26日開催の取締役会決議において、総額17,500百万円のシンジケートローン契約(3,000百万円の資本的劣後ローンを含む)、500百万円の資本的劣後ローン契約の締結を決議しました。
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(1)資金使途 |
既存借入の借換えを含む運転資金 |
運転資金 |
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(2)借入先 |
アレンジャー:株式会社三菱UFJ銀行 参加金融機関:株式会社三菱UFJ銀行、 株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、 株式会社百五銀行、株式会社第三銀行、 株式会社商工組合中央金庫 |
株式会社商工組合中央金庫 |
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(3)借入金額 |
17,500百万円 |
500百万円 |
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(4)借入金利 |
基準金利+スプレッド |
変動金利 |
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(5)借入実行日 |
2021年3月31日 |
2021年3月31日 |
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(6)返済期限 |
2023年3月31日(14,500百万円) 2028年3月31日(3,000百万円) |
2028年3月31日 |
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(7)担保提供資産 又は保障の内容 |
無 |
無 |
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(8)財務制限 |
財務制限条項は、第4 経理の状況 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)(財務制限条項)に記載しております。 |
無 |
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(9)新規に出店する宿泊施設に関するキャッシュアウトを伴う投資の禁止 |
2021年4月を初回とする毎月の宿泊売上高の累計実績が、本契約上で規定した基準を下回った場合には、新規に開業する宿泊施設に関するキャッシュアウトを伴う投資(オペレーションの変更を含む。)を行わないこと。但し、借入人の増資等が決定し、借入人に資金余剰が発生した場合等には、全貸付人及びエージェントは、借入人の要請に基づき、本項の見直しに関する協議を行うものとする。 |
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