第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて以下の追加すべき事項が生じております。

 

(継続企業の前提に関する重要事象)

 当社グループは、新型コロナウイルス感染症の第5波の影響を受け、2022年6月期第1四半期連結累計期間において売上高5,109百万円、営業損失1,404百万円、経常損失1,405百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失1,412百万円を計上しました。これにより前連結会計年度末から引き続き、当第1四半期連結累計期間末において4,386百万円の債務超過となっております。

 その結果、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。

 このような状況を解消または改善するために「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載した施策を実施してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間(2021年7月1日から2021年9月30日まで)における我が国経済は、ワクチン接種は急速に進んだものの、過去最多の感染者数を更新した第5波の影響を大きく受け、各地で緊急事態宣言等が発出されるなど依然として企業活動や消費活動が制限される先行き不透明な状況が続きました。

ホテル業界におきましては、2021年10月29日に観光庁が公表している最新の宿泊旅行統計調査(2021年8月第2次速報、2021年9月第1次速報)によりますと、2021年8月の延べ宿泊者数は3,098万人泊(前年同月比+8.3%、2019年同月比△51.0%)、9月は2,269万人泊(前年同月比△20.5%、2019年同月比△53.5%)と、引き続き2019年同月を大きく下回る、厳しい状況が続いております。

このような経済状況の下で、当社グループにおいて宿泊特化型のビジネスホテルを展開するチョイスホテルズ事業では、2020年7月31日開業のコンフォートホテル石垣島(沖縄県石垣市)、2020年11月26日開業のコンフォートホテル松山(愛媛県松山市)、2021年1月8日開業のコンフォートホテル名古屋名駅南(愛知県名古屋市)、2021年1月12日開業のコンフォートイン東京六本木(東京都港区)、2021年3月24日開業のコンフォートホテル京都堀川五条(京都府京都市)、2021年4月8日開業のコンフォートホテル京都東寺(京都府京都市)、2021年5月17日開業のコンフォートイン京都四条烏丸(京都府京都市)、2021年5月20日開業のコンフォートイン福岡天神(福岡県福岡市)、2021年7月5日開業のコンフォートイン那覇泊港(沖縄県那覇市)の当第1四半期連結累計期間における売上高の貢献がありました。またデイユース需要や短時間利用、長期滞在ニーズ等の新たな需要の取り込み施策を継続しましたが、新店既存店とも新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受け、大都市を中心とした感染者の増減が続きビジネスやレジャー需要が需給バランス回復水準には至らなかった結果、当事業の売上高は前年同期比48.9%増の3,950百万円となり、客室稼働率は前年同期比12.8ポイント増の64.6%、客室単価は前年同期比8.2%増の5,766円となりました。

地域特性に合わせて宴会場等を併設したシティホテルを中心に展開するグリーンズホテルズ事業においては、2020年11月4日開業のホテルメリケンポート神戸元町(兵庫県神戸市)、2021年7月30日開業のhotel around TAKAYAMA(岐阜県高山市)の当第1四半期連結累計期間における売上高の貢献がありました。しかしながらチョイスホテルズ事業同様、全体として新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、また国体をはじめとした各出店地域のイベント等の中止が相次いだ結果、宿泊需要、会議、宴会・会食の需要回復には至らず、売上高は前年同期比30.8%増の1,113百万円となり、客室稼働率は前年同期比13.3ポイント増の58.1%、客室単価は前年同期比0.3%減の5,052円となりました。

なお、当社グループ全体の客室稼働率は前年同期比13.0ポイント増の63.0%、客室単価は前年同期比6.5%増の5,610円、ホテル軒数は101店舗、客室数はチョイスホテルズ事業11,135室、グリーンズホテルズ事業3,412室の合計14,547室となっております。

この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高5,109百万円(前年同期比44.1%増)、営業損失1,404百万円(前年同期は営業損失2,173百万円)、経常損失1,405百万円(前年同期は経常損失2,056百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,412百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2,074百万円)となりました。

なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。このため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細については、「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照下さい。

(注)文中記載の客室稼働率ならびに客室単価は、当第1四半期連結累計期間における数値となります。月別の数値に関しましては当社ホームページに掲載しております。

株式会社グリーンズ https://www.kk-greens.jp/

 

(2)財政状態に関する説明

資産、負債及び純資産の状況

当第1四半期連結会計期間末における資産につきましては19,057百万円となり、前連結会計年度末17,296百万円に比べ、1,761百万円増加いたしました。

うち流動資産は、6,954百万円(前連結会計年度末6,283百万円)と、671百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金、売掛金の増加によるものであります。

固定資産は、12,103百万円(同11,013百万円)と、1,089百万円増加いたしました。これは主に建設仮勘定の増加によるものであります。

負債につきましては、23,444百万円(同20,229百万円)と、3,214百万円増加いたしました。

うち流動負債は12,674百万円(同10,472百万円)と、2,202百万円増加いたしました。これは主に短期借入金の増加によるものであります。

固定負債は10,769百万円(同9,757百万円)と、1,011百万円増加いたしました。これは主に長期借入金の増加によるものであります。

純資産につきましては△4,386百万円(同△2,933百万円)と、1,453百万円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失によるものであります。この結果、自己資本比率は△23.0%(前連結会計年度末は△17.0%)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

「第2 事業の状況 1事業等のリスク (継続企業の前提に関する重要事象等)」に記載のとおり、当第1四半期連結累計期間において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。このような状況を解消または改善するために、「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載した施策を実施してまいります。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

  該当事項はありません。

 

②受注実績

  該当事項はありません。

 

③販売実績

  当第1四半期連結会計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはホテル事業の単一セグメントであるため、事業部門別に記載しております。

事業部門の名称

当第1四半期連結会計期間

(自 2021年7月1日

  至 2021年9月30日)

前年同期比(%)

 チョイスホテルズ事業(千円)

3,950,771

148.9

 グリーンズホテルズ事業(千円)

1,113,016

130.8

 その他の事業(千円)

45,318

108.7

合  計(千円)

5,109,106

144.1

 (注) 1.事業部門間の取引については相殺消去しております。

2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。