第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府主導による「Go To キャンペーン」といった需要喚起施策等により、個人消費の持ち直しの兆しが見え始めたものの、2021年1月には関東圏・関西圏といった都市部を中心に緊急事態宣言が発令されるなど、新型コロナウイルス感染症拡大の収束時期の目途は立たず、先行き不透明な状況は続いております。

 外食業界におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい経営環境が続いております。

このような状況の中、当社グループでは、「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」をVISIONとして、日々の食を美味しくすることで、お客様の生活や人生までゆたかにしたいという願いに向けて、商品開発、店内調理、安心・安全の取り組み及びサービスの向上に取り組んでまいりました。

また、店舗開発につきましては、40店舗出店(国内34店舗(うち、FC3店舗)、海外6店舗)、4店舗退店(国内4店舗(うち、FC1店舗))したことにより、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、国内616店舗(うち、FC5店舗)、海外44店舗の合計660店舗となりました。

以上の結果、財政状態及び経営成績の状況は以下のとおりとなりました。

 

①財政状態

(資産)

資産合計は、前連結会計年度末に比べ36,142百万円増加し、273,408百万円となりました。

流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ26,225百万円増加し、47,400百万円となりました。これは主に、現金及び現金同等物が20,359百万円、営業債権及びその他の債権が4,828百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。

非流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ9,918百万円増加し、226,008百万円となりました。これは主に、新店出店等により有形固定資産が9,492百万円増加したこと等によるものであります。

(負債)

負債合計は、前連結会計年度末に比べ29,283百万円増加し、215,628百万円となりました。

流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ28,375百万円減少し、50,427百万円となりました。これは主に、営業債務及びその他の債務が3,106百万円、未払法人所得税が1,304百万円、引当金が1,022百万円それぞれ増加した一方で、借入金が32,680百万円、その他の流動負債が1,046百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。

非流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ57,658百万円増加し、165,201百万円となりました。これは主に、社債の発行及び長期借入金の借入により社債及び借入金が50,925百万円、リース負債が6,561百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。

(資本)

資本合計は、前連結会計年度末に比べ6,859百万円増加し、57,780百万円となりました。これは主に、利益剰余金が配当金の支払により1,741百万円減少、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上により7,811百万円増加したこと等によるものであります。

 

②経営成績

当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上収益119,042百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益13,114百万円(前年同期比59.2%増)、税引前四半期利益12,414百万円(前年同期比57.5%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益7,811百万円(前年同期比53.6%増)となりました。

また、調整後四半期利益は7,760百万円(前年同期比52.7%増)となりました。

 

(注)調整後四半期利益=四半期利益+その他

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ20,359百万円増加し、33,024百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は、16,016百万円(前年同期比56.5%増)となりました。

これは主に、税引前四半期利益12,414百万円、減価償却費及び償却費8,433百万円の計上、営業債務及びその他の債務の増加が3,043百万円あった一方で営業債権及びその他の債権の増加が4,945百万円、法人所得税の支払額が3,349百万円あったこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、6,975百万円(前年同期比4.3%減となりました。

これは主に、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出が6,021百万円、敷金及び保証金の差し入れによる支出が706百万円あったこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果獲得した資金は、11,109百万円(前年同期は373百万円の獲得)となりました。

これは主に、長期借入による収入が35,000百万円、社債の発行による収入が19,918百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が36,741百万円、リース負債の返済による支出が5,297百万円、配当金の支払額が1,739百万円あったこと等によるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(参考情報)

当社グループは、経営成績の推移を把握するために、以下の算式により算出された調整後四半期利益を重要な経営指標として位置づけており、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間、前第2四半期連結会計期間及び当第2四半期連結会計期間の調整後四半期利益の推移は以下のとおりであります。

 

(単位:百万円)

決算年月

前第2四半期

連結累計期間

(自 2019年10月1日

至 2020年3月31日)

当第2四半期

連結累計期間

(自 2020年10月1日

至 2021年3月31日)

前第2四半期

連結会計期間

(自 2020年1月1日

至 2020年3月31日)

当第2四半期

連結会計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年3月31日)

四半期利益

5,084

7,760

2,053

3,669

(調整額)

 

 

 

 

+その他

0

0

0

0

調整後四半期利益(注)1

5,084

7,760

2,053

3,669

(注)1.調整後四半期利益=四半期利益+その他

2.調整後四半期利益はIFRSにより規定された指標ではなく、当社グループが、投資家にとって当社グループの業績を評価するために有用であると考える財務指標であります。また、非経常的な費用項目(通常の営業活動の結果を示していると考えられない項目、又は競合他社に対する当社グループの業績を適切に示さない項目)の影響を除外しております。

なお、調整後四半期利益は、四半期利益に影響を及ぼす項目の一部を除外しており、分析手段としては重要な制限があることから、IFRSに準拠して表示された他の指標の代替的指標として考慮されるべきではありません。当社グループにおける調整後四半期利益は、同業他社の同指標又は類似の指標とは算定方法が異なるために、他社における指標とは比較可能でない場合があり、その結果、有用性が減少する可能性があります。

 

3【経営上の重要な契約等】

(1)株式譲渡契約

当社は、2021年2月26日に株式会社吉野家ホールディングスとの間で、同社の連結子会社である株式会社京樽の発行済株式の全てを取得する株式譲渡契約を締結いたしました。

①株式譲渡契約の内容

取得する株式数:201株

取得する議決権比率:100%

株式を取得する日:2021年4月1日

②株式取得の方法

現金のみを取得の対価とする株式取得

③株式会社京樽の概要

名称

株式会社京樽

所在地

東京都中央区日本橋人形町二丁目3番8号 2階

代表者の役職・氏名

代表取締役社長 石井憲

主な事業内容

フードサービス業

資本金

10百万円

 

 

(2)借入契約

当社は、既存借入金のリファイナンスを目的として、国内金融機関4社各社のそれぞれと金銭消費貸借契約を締結し、2021年3月31日付で借入を実行しております。

主な契約内容は以下のとおりであります。

①借入先

株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社日本政策投資銀行

②借入金額

総額350億円

③返済期日

2029年6月30日、2031年3月31日

④借入金利

変動金利(基準金利に一定のマージンを加算)、固定金利

 

(3)コミットメントライン契約

当社は、今後の当社グループの事業展開における資金需要に対して安定的かつ機動的な資金調達体制を構築することを目的として、2021年3月19日付で株式会社三井住友銀行をエージェントとするコミットメントライン契約を締結しております。

主な契約内容は以下のとおりであります。

①契約の相手先

株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行

②コミットメント金額(極度額)

200億円

③コミットメント期間

自 2021年3月31日 至 2026年3月30日

④借入金利

変動金利(基準金利に一定のマージンを加算)

⑤主な借入人の義務

イ.本契約において許容される場合を除き、書面による事前承諾なく第三者のために担保提供をおこなわないこと

ロ.財務制限条項を順守すること

各連結会計年度末における連結財政状態計算書における資本合計の金額を、2020年9月期末日における金額の50%に相当する金額以上に維持すること

・各連結会計年度における連結損益計算書における当期損益を2期連続して損失としないこと。