当社は、平成30年4月20日開催の取締役会において、Mogar Music S.p.A.の株式を取得し、また、同社の第三者割当増資を引き受けることにより、当社の連結子会社とすることを決議するとともに、同日付で株式譲渡契約及び第三者割当増資引受契約を締結し、平成30年4月26日付で取得及び増資の手続きを完了しました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」をご参照下さい。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国、欧州では個人消費が引き続き堅調であり、中国をはじめとする新興国においても景気の改善がみられたものの、各国の保護主義的な通商政策による景気下振れの可能性により、先行き不透明な状況で推移いたしました。
我が国経済は、為替レートが前連結会計年度末から比べるとやや円高に推移したものの当第2四半期連結会計期間末にかけて円安に転じたこと、及び好調な世界経済が追い風となったことにより、堅調に推移いたしました。
このような状況の中、当社グループでは、新製品開発日程の遵守に加えて、新しい販売チャンネルの開拓やWebマーケティングを中心としたプロモーションの強化に努めてまいりました。
以上の結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は3,051,048千円(前年同期比2.1%増)となりましたが、売上総利益率の悪化及び研究開発費の増加等による販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は13,749千円(前年同期比89.8%減)、経常利益は54,258千円(前年同期比50.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は43,165千円(前年同期比48.1%減)となりました。
当社グループは音楽用電子機器事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。製品カテゴリー別の説明は以下のとおりであります。
(ハンディオーディオレコーダー)
ハンディオーディオレコーダーは、主力製品であるH4nProの販売が好調を維持したこと等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,681,160千円(前年同期比16.5%増)となりました。
(マルチエフェクター)
マルチエフェクターは、新製品効果により前期好調であったG3nシリーズの反動減の影響等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は419,097千円(前年同期比18.7%減)となりました。
(ハンディビデオレコーダー)
ハンディビデオレコーダーは、新製品効果により前期好調であったQ2nの反動減の影響等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は163,709千円(前年同期比53.8%減)となりました。
(デジタルミキサー/マルチトラックレコーダー)
デジタルミキサー/マルチトラックレコーダー(旧マルチトラックレコーダーからカテゴリー名変更)は、前連結会計年度に販売を開始したL-12の販売が堅調に推移し、当第2四半期連結累計期間の売上高は305,711千円(前年同期比126.3%増)となりました。
(モバイルデバイスアクセサリ)
モバイルデバイスアクセサリは、米国販売代理店による在庫調整等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は45,529千円(前年同期比11.6%減)となりました。
(オーディオインターフェース)
オーディオインターフェースは、一部製品の在庫調整が継続していること等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は47,755千円(前年同期比22.6%減)となりました。
(プロフェッショナルフィールドレコーダー)
プロフェッショナルフィールドレコーダーは、当期に販売を開始した新製品F1-SP及びF1-LPの販売が好調であったものの、前年同期に新製品として好調であったF4の初期需要一巡による減少の影響が大きかったこと等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は258,094千円(前年同期比12.0%減)となりました。
(ARQリズムトラック)
ARQリズムトラック(旧エレクトロニックダンスミュージックからカテゴリー名変更)は、出荷価格の見直しを行ったこと等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は6,036千円(前年同期比180.7%増)となりました。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ547,917千円増加し、7,352,578千円となりました。これは主に、現金及び預金が737,116千円減少した一方、売掛金が546,475千円、商品及び製品が442,704千円、及びのれんの増加等により無形固定資産が254,423千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ566,704千円増加し、2,850,401千円となりました。これは主に、買掛金が192,924千円減少した一方、子会社の新規連結に伴い短期借入金が389,643千円及び退職給付に係る負債が155,807千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ18,787千円減少し、4,502,177千円となりました。
以上の結果、企業の安全性を示す自己資本比率は、前連結会計年度末の66.4%に対し、当第2四半期連結会計期間末は60.6%と5.8ポイント減少しております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ738,316千円減少し、2,747,260千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により減少した資金は379,282千円(前年同期は164,751千円の増加)となりました。これは主に、たな卸資産の減少額が204,693千円であった一方、売上債権の増加額が174,513千円及び仕入債務の減少額が493,329千円であったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により減少した資金は239,309千円(前年同期は161,410千円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出101,919千円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出85,456千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により減少した資金は80,827千円(前年同期は257,412千円の増加)となりました。これは主に、配当金の支払額90,213千円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は438,557千円であります。
当第2四半期連結累計期間において、新規にMogar Music S.p.A.を当社グループに連結したことに伴い、前連結会計年度末に比べて34名増加し、119名となっております。