文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国と中国間の貿易上における対立やそれに伴う中国経済の停滞、ブレグジット問題を抱える欧州経済の失速などの要因により下振れリスクが一段と高まりました。
我が国経済においては、内需型産業は堅調に推移した一方、輸出型産業については、減速傾向が見られました。
当社グループが属するOA機器及び情報セキュリティ機器に関する市場環境におきましては、世界的なペーパレス化が進行する中、OA機器市場の成長は鈍化してきております。一方、情報セキュリティ機器分野においては「第四次産業革命」と呼ばれる全産業のデジタル化が急速に進行する中、サイバー攻撃が一層高度化、多様化してきており、それに伴い情報セキュリティ機器並びに情報セキュリティサービスに対する社会的需要は一層高まっております。
このような状況の中、当社グループは、当第2四半期連結累計期間を中長期的な視野に立った当社グループの更なる飛躍への準備期間と位置付け、組織変更、営業支援システム投資、将来の営業力の核となる人員の拡充投資の3つの施策を実施いたしました。
組織変更については、営業部門とサポート部門の統合を行いました。この統合により、お客様のニーズを一元的に把握し、より効率の良い営業活動と顧客サポートが行える体制を整備いたしました。
営業支援システム投資は、前期に行った営業プロセスの標準化プロジェクトに加え、今期よりSFA(Sales Force Automation)システムを導入すると共に、営業の第一線に配属していた経験豊富なメンバーをプロジェクトチームに配属し、SFAシステムの効果的運用に向けたプロジェクトを実施いたしました。5月下旬よりSFAシステムの運用を開始し、当初の計画より早期の生産性向上寄与を見込んでおります。
人員の拡充投資については、新卒採用、中途採用共に積極的な採用活動を行うと共に研修プログラムを充実させることで将来的なヒューマンリソースの強化に取り組みました。
これらの施策を実施したことにより、営業部門における商品別の販売状況においては、主要な商品であるOA関連商品及び情報セキュリティ商品は、好調に推移いたしました。それ以外の商品についても前年同期を上回る水準で推移いたしました。サポート部門においては、ITサポートサービスの受注件数が堅調に推移し、概ね予想どおりに推移いたしました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は4,238,119千円(前年同期比6.5%増)、経常利益は152,026千円(前年同期比63.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は100,293千円(前年同期比64.4%増)となり、第2四半期連結累計期間においては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期を上回り堅調に推移いたしました。
(2)財務状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
流動資産は、前連結会計年度末比452,428千円減少し、2,905,327千円となりました。これは主に、現金及び預金の減少290,600千円、売掛金の減少235,652千円によるものであります。
(固定資産)
固定資産は、前連結会計年度末比48,958千円増加し、636,440千円となりました。これは主に、有形固定資産の増加28,075千円によるものであります。
(流動負債)
流動負債は、前連結会計年度末比385,250千円減少し、1,486,162千円となりました。これは主に、未払金の減少179,360千円、短期借入金の減少100,000千円、買掛金の減少43,942千円、役員賞与引当金の減少22,000千円、未払法人税等の減少13,696千円によるものであります。
(固定負債)
固定負債は、前連結会計年度末比24,195千円減少し、170,253千円となりました。これは主に、社債の減少20,000千円によるものであります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末比5,977千円増加し、1,885,352千円となりました。これは主に、利益剰余金の増加53,368千円及び自己株式取得による減少61,941千円によるものであります。
この結果、自己資本比率は47.4%から52.8%に増加となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、1,309,152千円と前連結会計年度末と比べ290,600千円の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、4,075千円の収入となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益152,026千円、減価償却費32,436千円、売上債権の減少235,652千円に対し、未払金の減少180,227千円、仕入債務の減少43,942千円、法人税等の支払額が69,815千円となったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、59,183千円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出46,959千円、無形固定資産の取得による支出11,340千円及び保険積立金の解約による収入13,374千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、242,773千円の支出となりました。これは主に、短期借入金の減少100,000千円、自己株式の取得による支出61,941千円、配当金の支払額46,643千円、社債の償還による支出30,000千円があったことによるものであります。
上記の結果、当第2四半期連結累計期間におけるフリー・キャッシュ・フローは、△55,108千円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。