文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(平成30年1月1日~平成30年6月30日)における我が国経済は、企業収益や雇用情勢の改善により、緩やかな回復基調が続いています。一方、世界経済においては、総じて緩やかな回復傾向にあるものの、アジアでの地政学的リスクや米中貿易摩擦の動向等に対する懸念が残り、依然として先行き不透明な状況が続いています。
国内の情報サービス業界においては、働き方改革の広がりにより、生産性向上および業務効率化に対するシステムの需要が継続的に高まっています。企業はコストパフォーマンスと利便性の高い情報システムを求めており、企業向けのシステムにおいてもクラウドサービスの浸透が進んでいます。
また、インターネット業界においては、大手企業を中心に「デジタルトランスフォーメーション」や「デジタル・ディスラプション(Digital Disruption)」といった言葉に強い関心が寄せられており、既存のビジネスモデルや業界構造を大きく変化させる新たなデジタル化の流れに注目が集まっています。
このような市場環境の中、当社グループは製販一体体制を継続し、クラウドサービス・インターネットソリューションの提供を行ってきました。ビジネスソリューション事業の主力製品であるクラウドERP「ZAC Enterprise」と「Reforma PSA」は、プロジェクト管理を必要としている企業を軸として、さまざまな業界・業種に幅広く求められました。コミュニケーションデザイン事業においては、ウェブサイトやデジタルコンテンツ、アプリの企画・制作、SNS活用の戦略立案・運用支援、ウェブ広告の戦略策定・運用・アクセス解析など、デジタルを基軸に顧客のマーケティングを全方位から支援するさまざまなソリューションを提供してきました。そして、持続的な企業価値の向上を実現すべく、各事業において新規顧客の開拓、重点顧客の深堀活動にも取り組みました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高2,543,991千円(前年同期比37.0%増)、営業利益673,751千円(同84.4%増)、経常利益657,501千円(同89.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は446,935千円(同102.4%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①ビジネスソリューション事業
「ZAC Enterprise」における新規顧客の獲得・既存顧客との取引拡大により、売上、利益ともに好調に推移し、売上高は1,196,999千円(前年同期比30.8%増)、営業利益は489,985千円(同52.9%増)となりました。
②コミュニケーションデザイン事業
引き続き既存顧客との取引が伸長したことから、売上高は好調に推移し、1,346,991千円(前年同期比42.9%増)となりました。また、営業利益については、売上高の拡大に伴い順調に推移し、183,765千円(同309.0%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ625,108千円増加し、6,002,090千円となりました。主な要因は、現金及び預金が420,760千円、受取手形及び売掛金が135,475千円増加したことによります。負債については、前連結会計年度末と比べ308,358千円増加し、977,802千円となりました。主な要因は、未払法人税等が101,183千円、未払金(流動負債その他に含む)が114,286千円増加したことによります。純資産については、前連結会計年度末と比べ316,750千円増加し、5,024,288千円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益446,935千円の計上による増加、配当金の支払い124,500千円による減少があったことによります。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は4,294,599千円となり、前連結会計年度末と比べ394,913千円の増加となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は596,010千円(前第2四半期連結累計期間は580,190千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益657,501千円の計上及び未払金114,612千円の増加(その他に含む)による増加並びに売上債権の増加176,361千円による減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は68,391千円(前第2四半期連結累計期間は170,593千円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出34,589千円及び有形固定資産の取得による支出21,103千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は124,331千円(前第2四半期連結累計期間は2,178,058千円の獲得)となりました。これは、配当による支出があったことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は11,649千円であり、ビジネスソリューション事業において発生したものであります。