第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等

回次

第8期

第9期

第10期

第11期

第12期

決算年月

2016年9月

2017年9月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

売上高

(千円)

2,301,573

経常利益

(千円)

173,276

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

98,556

包括利益

(千円)

100,312

純資産額

(千円)

1,063,738

総資産額

(千円)

2,037,339

1株当たり純資産額

(円)

100.51

1株当たり当期純利益

(円)

9.18

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

8.98

自己資本比率

(%)

51.9

自己資本利益率

(%)

7.6

株価収益率

(倍)

148.04

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

159,372

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

173,852

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

411,923

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

1,253,741

従業員数

(人)

115

(外、平均臨時雇用者数)

(―)

(―)

(―)

(―)

(15)

 

(注) 1.第12期より連結財務諸表を作成しているため、それ以前については記載しておりません。

2.売上高には、消費税等は含まれておりません。

3.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第8期

第9期

第10期

第11期

第12期

決算年月

2016年9月

2017年9月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

売上高

(千円)

786,458

1,093,395

1,245,471

1,557,112

2,301,573

経常利益

(千円)

126,894

259,568

323,532

288,487

164,867

当期純利益

(千円)

87,087

165,563

214,050

195,353

96,466

持分法を適用した場合
の投資利益

(千円)

資本金

(千円)

20,500

352,810

363,227

369,813

379,790

発行済株式総数

(株)

1,035,000

1,318,300

2,705,150

10,994,904

11,256,048

純資産額

(千円)

249,767

1,079,952

1,317,290

1,528,406

1,061,648

総資産額

(千円)

808,501

1,679,474

2,044,872

2,260,247

2,034,061

1株当たり純資産額

(円)

29.96

102.24

121.30

138.35

100.32

1株当たり配当額

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

(―)

(―)

(―)

(―)

(―)

1株当たり当期純利益金額

(円)

10.51

17.69

20.11

17.88

8.99

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額

(円)

16.30

18.78

17.14

8.79

自己資本比率

(%)

30.7

64.2

64.2

67.3

51.8

自己資本利益率

(%)

42.6

25.0

17.9

13.8

7.5

株価収益率

(倍)

41.69

57.42

29.42

151.17

配当性向

(%)

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

162,751

181,958

148,750

16,923

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

18,098

21,466

82,777

49,997

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

152,637

640,607

136,553

85,569

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

614,938

1,458,970

1,661,496

1,680,145

従業員数

(人)

38

47

65

86

113

(外、平均臨時雇用者数)

(4)

(6)

(4)

(6)

(15)

株主総利回り

(比較指標:東証規模別株価指数 小型)

(%)

(%)

100.0

156.6

71.3

184.3

(―)

(100.0)

(106.2)

(89.2)

(94.0)

最高株価

(円)

10,100

11,500

□ 5,420

△ 1,200

1,179

1,700

最低株価

(円)

5,000

4,920

□ 3,305

△ 1,100

399

435

 

 

(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.持分法を適用した場合の投資利益については、該当する関連会社がないため記載しておりません。

3.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため記載しておりません。

4.第8期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。

5.当社株式は、2017年4月6日に東京証券取引所マザーズ市場に上場しており、第9期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新規上場日から当該事業年度末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。

6.第8期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。

7.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

8.株主総利回りについては、2017年4月6日付をもって東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場いたしましたので、2017年9月末の株価を基準に算定しており、第8期の株主総利回りについては記載しておりません。また、2018年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施し、2018年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を実施しております。このため、第9期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、株主総利回りを算定しております。

9.最高・最低株価は、2019年4月12日より東京証券取引所市場第一部におけるものであり、それ以前は東京証券取引所マザーズ市場におけるものです。なお、2017年4月6日付をもって東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場いたしましたので、それ以前の株価については該当事項はありません。

10.当社は、2018年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施し、2018年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を実施しております。第10期の株価については株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しており、□印に株式分割(2018年4月1日、1株→2株)による権利落後の最高株価及び最低株価を、△印に株式分割(2018年10月1日、1株→4株)による権利落後の最高株価及び最低株価を記載しております。

11.当社は、2018年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施し、2018年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を実施しております。このため、第8期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。

12.第12期より連結財務諸表を作成しているため、第12期の持分法を適用した場合の投資利益、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー及び現金及び現金同等物の期末残高は記載しておりません。

 

 

2 【沿革】

設立後の事業の推移等の沿革は以下のとおりであります。

 

年月

概要

2008年10月

東京都江東区新木場において、TEMONA株式会社を設立。

2009年7月

業務拡大のため、東京都江東区東陽へ本社を移転。

2009年9月

インターネット通販の定期購入・頒布会に特化したショッピングカート付リピート通販専用WEBサービス「たまごカート」発売開始。

2010年2月

「たまごカート」のアップグレード後、名称を「たまごカートplus+」へ変更。

2010年9月

業務拡大のため、東京都江東区青海へ本社を移転。

2012年9月

業務拡大のため、東京都渋谷区渋谷三丁目へ本社を移転。

2012年12月

ファインドスターグループのスタークス株式会社に資本参加。

2014年3月

「たまごカートplus+」から「たまごリピート」へ名称変更。

2014年10月

WEB接客ツール「ヒキアゲール」販売開始。

2015年3月

業務拡大のため、東京都渋谷区渋谷二丁目へ本社を移転。

2015年10月

「ヒキアゲール」の大幅アップグレードが完了。

2016年7月

「たまごリピート」の別ブランドとして「たまごサブスクリプション」販売開始。

2016年10月

「テモナ株式会社」に商号変更。

2016年10月

オウンドメディア「URARA」公開。

2017年4月

東京証券取引所マザーズに株式を上場。

2018年4月

「たまごリピートNext」販売開始。

2019年4月

「たまごリピートNext」のアップグレード後、名称を「サブスクストア」へ変更。

2019年4月

「サブスクストアB2B」販売開始。

2019年4月

東京証券取引所市場第一部に株式を上場。

2019年10月

戦略子会社「テモラボ株式会社」を設立。

2020年1月

美容室・理容室向けサブスクリプションシステム「サブスクビューティ」販売開始。

2020年1月

合弁会社「オプスデータ株式会社」を設立。

2020年2月

福岡事業所を開設

2020年2月

リアル店舗向けサブスク専用システム「サブスクアット(サブスク@)」販売開始。

 

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、2008年10月の設立後、受託開発事業を開始し、主にECサイトを制作してまいりました。その過程で多くのEC事業者と接触し、定期通販というビジネスモデルの魅力と、定期通販のためのシステムの高い需要に気づき、「たまごカート(現たまごリピート)」の開発を開始いたしました。そして、2009年9月にインターネット通販の定期購入・頒布会に特化したショッピングカート付リピート通販専用WEBサービスとなる「たまごカート(現たまごリピート)」のサービスを開始し、以降、現在に至るまで、リピートを当社グループの強みとして、消費者向け電子商取引(BtoC-EC)市場においてEC事業者支援サービスを提供してまいりました。

2018年4月にはより大規模かつ様々な商材を扱うEC事業者までを対象とした「たまごリピートNext(現サブスクストア)」のサービスを開始し、同時に、サブスクリプションビジネス(※1)の市場を活性化させつつ、さらにはサブスクリプション企業としての地位を確立するためにマーケティング活動の強化を推進してまいりました。

2019年4月には、サブスクリプションビジネスに特化したBtoC事業者向けショッピングカートシステムである「たまごリピートNext」を「サブスクストア」と名称変更を行うとともに、BtoB事業者向けワンストップ受発注管理ツールである「サブスクストアB2B」のサービスを販売開始いたしました。

また、2019年11月には、美容室・理容室のサロン専売品を取り扱うサブスクリプション販売システム「サブスクビューティ」を、2020年2月には、リアル店舗のビジネスに特化したサブスクリプション管理システム「サブスクアット(サブスク@)」の販売を展開するなど、ターゲット市場の拡大を推進しております。

当社グループは、事業者のビジネスと生活者の暮らしを“てもなく”(※2)することを理念に、事業者から支持され、生活者から愛される“B with B with C 企業”となることを使命に掲げております。その実現のため、「サブスクリプション」×「IT」をコアコンピタンスとしたストック型のビジネスモデル(※3)の普及を目指して、サブスクリプションに特化したサービスのトータルソリューションプロバイダとなるべく事業を展開してまいります。

当社グループの事業はEC支援事業の単一セグメントでありますが、提供する主なサービスは、EC事業者を対象に、サブスクリプションビジネスに特化した「たまごリピート」「サブスクストア」「サブスクストアB2B」「ヒキアゲール」「サブスクビューティ」「サブスクアット(サブスク@)」の6つであります。利用料金を月額で定めており、継続的な売上が積み重なっていくストック型のビジネスモデルであります。

「たまごリピート」「サブスクストア」「サブスクストアB2B」「ヒキアゲール」「サブスクビューティ」のアカウント数推移は下記のとおりであります(※4)。

 

サービス名

2016年9月

2017年9月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

たまごリピート

730

820

905

850

763

サブスクストア

36

133

348

サブスクストアB2B

4

8

ヒキアゲール

103

122

65

34

27

サブスクビューティ

 

92

 

(※1) 継続的な課金(購入)が発生する販売方法であります。

(※2) 古くからの日本語である「てもなく(手も無く)」は、「簡単に、たやすく」という意味。当社の社名の由来であり、「ビジネスと暮らしを"てもなく"する」は、当社の経営理念でもあります。

(※3) 定期的に取引が発生するビジネスモデルを当社ではストック型のビジネスモデルと呼んでおります。一方で、取引が一度きりの流動的なビジネスモデルを当社ではフロー型のビジネスモデルと呼んでおります。

(※4) 「サブスクアット」は、コロナ禍で厳しい状況下の店舗型ビジネスを支援するため、2020年9月期においては無料でのアカウント提供を中心に展開しているため、アカウント数の記載からは除いております。

 

 

(たまごリピート)

(1) 概要

「たまごリピート」は、ネットショップの購入者をリピーターに育て上げることをコンセプトにしたショッピングカート付リピート通販専用WEBサービスであります。インターネット通販において定期購入や頒布会などの事業を拡大するためには、受注・決済・出荷・販売促進・顧客管理・分析といったプロセスを効果的に実行することが重要となります。

「たまごリピート」は、基幹システムとしてこれらの情報を一元的に集約して管理・運用することで、業務効率を向上させるとともに、分析結果に基づく販売促進活動を自動で行うことで、購入者を適切にフォローし、リピーターへと育てます。

当該サービスは、商品を定期的に届けるという性質を持つリピート通販に特化したサービスであるため、導入しているEC事業者の多くは化粧品や健康食品、サプリメント等の日用品を取り扱っております。

また、2018年4月には、「たまごリピート」の後継版である「たまごリピートNext(現サブスクストア)」の販売を開始しております。

「たまごリピート」のシステムはSaaS(※1)で提供しており、収益は月額利用料及び決済手数料が主となります。月額利用料は毎月のシステム利用料、決済手数料はシステムを通じた決済金額に関する決済代行会社の手数料収入のうち当社との契約に基づく一定の料率を乗じた金額が当社の収益となります。

「たまごリピート」は2020年9月末現在、763アカウントの導入をいただく当社のメインサービスであり、後継システムである「サブスクストア」及び「サブスクストアB2B」と併せた2020年9月期の流通総額(サービスを利用しているEC事業者の販売総額)は前事業年度比15.2%増の1,523億円と、堅調に増加しております。

(※1) ソフトウェアの機能のうち、ユーザーが必要とする機能をインターネット経由で利用できるようにしたサービス提供の形態であります。

 

[たまごリピート概要図]


 

(2) 主な機能

① ショッピングカート機能

ネットショップを訪れたユーザーが注文したい商品を選択し、買い物かごへ入れた商品の総数、総額、送料、消費税、手数料などの計算や、申込者氏名、住所、電話番号、配送日時、決済方法などのデータを、一元管理する機能であります。

 

② コールセンター機能

通信販売事業者が利用するコールセンターにおける受注や問い合わせといった顧客対応を想定した機能を搭載しております。管理画面にログインできるアカウントは無制限に発行できます。また、アカウントごとに各機能の利用を制限することが可能となっておりますので、セキュリティ面でも安心して、コールセンター業者へ業務を外注することができます。

③ 顧客管理機能

顧客情報や注文情報を管理・分析し、適切なプロモーションが行われるように、管理・実行する機能であります。

④ 決済・出荷管理機能

カード払い、各種後払い、代引き等といった決済に対応しております。また、納品書、ピッキングリスト、配送データ作成等の出荷管理機能及び入金管理機能も搭載し、商品の発送と入金状況をまとめて管理することができます。

 

一般的なショッピングカートが提供している範囲はショッピングカート機能及び、配送情報を管理するための顧客管理機能と決済・出荷管理機能の一部までです。

たまごリピートは購入者との継続的な関係性を築くことでリピーターを増やすことをコンセプトとしており、一般的なショッピングカートよりも多機能です。顧客管理機能では情報を分析して販売促進まで行うことができ、決済・出荷管理機能は定期注文に対応した継続的な処理が可能です。また、コールセンター機能も有しております。

上記のようにたまごリピートは多くの機能を有しており、当社ではこれらの機能の効果的な活用を促すべく、講習会やセミナー・ワークショップといったサポート体制の充実に努めております。

 

(サブスクストア)

(1) 概要

「サブスクストア」は、化粧品や健康食品といった日用品の領域から、食品やアパレル等あらゆる商材への対応を行い、大規模通販事業者にも耐えうるよう新たに開発した BtoC事業者向けサブスクリプションシステムであり、「たまごリピート」の後継サービスであります。2019年4月に「たまごリピートNext」から「サブスクストア」へ名称変更をしております。 「たまごリピート」で対応していた単品リピート通販だけでなく、「よりどり販売」「セット販売」「頒布会販売」等、あらゆる販売形態に対応し、物販のみならず定額制チケット販売などの役務サービスにも対応しております。 また、各種CRM・物流サービスとAPI(※2)による自動連携や、自社運用に合わせるカスタマイズ対応も可能となっております。

「サブスクストア」のシステムはSaaSで提供しており、収益は月額利用料及び決済手数料が主となります。月額利用料は毎月のシステム利用料、決済手数料はシステムを通じた決済金額に関する決済代行会社の手数料収入のうち当社との契約に基づく一定の料率を乗じた金額が当社の収益となります。

2020年9月末現在、「サブスクストア」は、348アカウントの導入をいただいております。

(※2)ソフトウェアやアプリケーションなどの一部を外部に向けて公開することにより、第三者が開発したソフトウェアと機能を共有することを可能にする仕組み。

 

 

[サブスクストア概要図]


 

(2) 主な機能

① ショッピングカート機能

ネットショップを訪れたユーザーが注文したい商品を選択し、買い物かごへ入れた商品の総数、総額、送料、消費税、手数料などの計算や、申込者氏名、住所、電話番号、配送日時、決済方法などのデータを、一元管理する機能であります。

② コールセンター機能

通信販売事業者が利用するコールセンターにおける受注や問い合わせといった顧客対応を想定した機能を搭載しております。管理画面にログインできるアカウントは無制限に発行できます。また、アカウントごとに各機能の利用を制限することが可能となっておりますので、セキュリティ面でも安心して、コールセンター業者へ業務を外注することができます。

③ 顧客管理機能

顧客情報や注文情報を管理・分析し、適切なプロモーションが行われるように、管理・実行する機能であります。

④ 決済・出荷管理機能

カード払い、各種後払い、代引き等といった決済に対応しております。また、納品書、ピッキングリスト、配送データ作成等の出荷管理機能及び入金管理機能も搭載し、商品の発送と入金状況をまとめて管理することができます。

 

 

(サブスクストアB2B)

(1) 概要

「サブスクストアB2B」は、すべてのBtoB(法人向け取引)サブスクリプションと、卸売り販売に対応する“ワンストップ”受発注管理webサービスであります。BtoC-EC事業で実績のある「たまごリピート」「サブスクストア」のノウハウを活かし、サブスクリプションサービスの申込、購入から、顧客情報の管理、請求・入金まで、運営に関わる全ての業務の効率化に対応しており、SaaSでのサービス提供により導入コストを抑えつつも、業務の自動化、省力化、売上拡大が実現可能となります。

「サブスクストアB2B」のシステムはSaaSで提供しており、収益は月額利用料及び決済手数料が主となります。月額利用料は毎月のシステム利用料、決済手数料はシステムを通じた決済金額に関する決済代行会社の手数料収入のうち当社との契約に基づく一定の料率を乗じた金額が当社の収益となります。

2020年9月末現在、「サブスクストアB2B」は、8アカウントの導入をいただいております。

 

[サブスクストアB2B概要図]


 

(2) 主な機能

① Web申込受付・取引承認機能

顧客ごとのWeb申込フォームを作成し、当該フォーム上での受発注が可能となります。

② 商品・プラン管理機能

SaaSから物販まで、多様な販売形態に合わせた商品・プラン設定が可能であります。

③ 顧客に合わせた掛け率管理機能

顧客毎に掛け率設定が可能であり、顧客の与信状況に合わせて決済方法の選択可能が設定できる機能であります。

④ 見積書・請求書の自動発行機能

注文に合わせて、見積書や請求書を自動で発行する機能であります。

⑤ 決済・出荷管理機能

カード払い、掛け払い等といった決済に対応しております。また、納品書、ピッキングリスト、配送データ作成等の出荷管理機能及び入金管理機能も搭載し、商品の発送と入金状況をまとめて管理することができます。

 

 

(ヒキアゲール)

(1) 概要

「ヒキアゲール」は、WEB上において、対面での接客と同じように一人ひとりに合わせた対応を行うことで広告効果を上げ、成約率を向上させることを目的とした販売促進ツールであります。

消費者がWEBサイトを訪れた際に、訪問回数や過去の購入情報などのデータを分析し、分析結果をもとに事前に設定したシナリオに沿って画面表示の最適化を行います。累計1,000アカウントを超えるEC事業者へのサービス提供を通して培ったノウハウをもとにした成約率向上施策メニューを用意しており、このメニューの中から顧客ごとに最適な施策が実行できるよう提案を行っております。

「ヒキアゲール」のサービスはSaaSで提供しており、収益は月額利用料及び従量課金が主となります。月額利用料は毎月のシステム利用料、従量課金はコンバージョン数(※3)に契約単価を乗じた金額が当社の収益となります。

2020年9月末現在、「ヒキアゲール」は、27アカウントの導入をいただいております。

(※3) 成約者数の意味であります。

 

[ヒキアゲール概要図]


 

(2) 主な機能

① 顧客属性セグメント機能

購入商品、WEBサイト訪問回数、商品購入回数などの情報をもとに、顧客の属性をセグメントする機能であります。

② ナビゲーション機能

セグメントした顧客に対して、一人ひとりの属性に合わせてWEB上の画面を変更する機能であります。

③ 効果測定機能

ナビゲーションごとの効果を測定する機能であります。

④ 顧客データ収集機能

WEBサイトに訪れた顧客のデータを継続的に収集する機能であります。

 

 

(サブスクビューティ)

(1) 概要

「サブスクビューティ」は、美容室・理容室で販売されているサロン専売品を取り扱うことができるサブスクリプションシステムであります。通常の店販と異なり、店舗に在庫を置かなくてもよいため、美容室・理容室の負担を大きく軽減させます。また、店販では、リピーターの来店タイミングとヘアケア剤の消費タイミングにズレが発生した場合に市販品にスイッチされてしまうリスクがございますが、「サブスクビューティ」では、これを定期通販の仕組みで解消します。

「サブスクビューティ」のシステムは、「サブスクストア」同様にSaaSで提供しており、収益は月額利用料及び決済手数料が主となります。また、テモナが保有するサブスクリプションビジネスのノウハウを提供する、「サブスクビューティ」導入支援コンサルティングサービスによる収益もございます。

2020年9月末現在、「サブスクビューティ」は、92アカウントの導入をいただいております。

 

[サブスクビューティ概要図]


(2) 主な機能

① ショッピングカート機能

美容室・理容室を訪れるユーザーが注文したいサロン専売品を選択し、買い物かごへ入れた商品の総数、総額、送料、消費税、手数料などの計算や、申込者氏名、住所、電話番号、配送日時、決済方法などのデータを、一元管理する機能であります。

② コールセンター機能

通信販売事業者が利用するコールセンターにおける受注や問い合わせといった顧客対応を想定した機能を搭載しております。管理画面にログインできるアカウントは無制限に発行できます。また、アカウントごとに各機能の利用を制限することが可能となっておりますので、セキュリティ面でも安心して、コールセンター業者へ業務を外注することができます。

③ 顧客管理機能

サロン専売品を取り扱うため、来店した顧客のみに認証コードを発行して専用の購入ページへ誘導する機能や、顧客情報・注文情報を管理・分析し、適切なプロモーションが行われるように、管理・実行する機能であります。

④ 決済・出荷管理機能

カード払い、各種後払い、代引き等といった決済に対応しております。また、納品書、ピッキングリスト、配送データ作成等の出荷管理機能及び入金管理機能も搭載し、商品の発送と入金状況をまとめて管理することができます。

 

 

(サブスクアット)

(1) 概要

「サブスクアット」は、実店舗向けのサブスクリプションシステムであります。フィットネスジム、美容室、エステサロン、カルチャースクールといった様々な業態の店舗ビジネスにおいて、サブスクリプションビジネスの導入を簡易に実現することが可能なシステムとなっています。

来店したエンドユーザーにリピーターになっていただくための機能を多数搭載しており、店舗型のビジネスであっても、天候・季節や景気といった外的要因に左右されにくい、安定した収益モデルへと転換することが可能です。また、リピーターとの継続的な関係性が生まれることによって、顧客ニーズをより深く知ることができるようになり、店舗のサービス改善もしやすくなります。

「サブスクアット」のシステムも、「サブスクストア」同様にSaaSで提供しており、収益は月額利用料及び決済手数料が主となります。

2020年9月期におきましては、コロナ禍の影響で厳しい状況下にある店舗型ビジネスを支援するため、無料でのアカウント提供を中心に展開しております。2021年9月期には、有料のサービスへの転換を図ってまいります。

 

[サブスクアット概要図]


(2) 主な機能

① 店舗管理機能

月会費の自動決済や、デポジット・回数券など、リピーターのための様々な支払手段を提供します。また、予約システムなどによりリピーターの獲得を支援するほか、店舗の商品を定期通販することも可能にする機能であります。

② 認証管理機能

会員登録および会員証を表示する機能によって、ユーザーのサービス利用権限を管理する機能であります。

③ 会員管理機能

顧客情報・利用状況を管理・分析し、適切なプロモーションが行われるように、管理・実行する機能であります。

 

 

[事業系統図]

事業系統図は下図のとおりです。


 


 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(又は被所有)
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

テモラボ株式会社

東京都新宿区

10,000

AI領域に特化したプロダクト開発

100.0

戦略子会社

役員の兼任 1名

 

(注) 1.特定子会社に該当する会社はありません。

2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

3.オプスデータ株式会社は、2020年9月30日付で当社が保有する全ての株式を売却したことにより連結の範囲から除外しております。

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2020年9月30日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

 EC支援事業

115

(15)

合計

115

(15)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であります。

2. 臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

(2) 提出会社の状況

2020年9月30日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

113

(15)

30.5

2.3

5,278

 

(注) 1.当社は、EC支援事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

3.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。

4.前事業年度に比べ従業員数が27名増加しております。主な理由は、将来の事業成長に必要な人材確保のためであります。

 

(3) 労働組合の状況

当社の労働組合は、結成されておりませんが、全従業員の互選により労働者代表が選出されております。なお、労使関係については円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。