第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

四半期連結累計期間の経営成績及び分析は次のとおりです。

 

(1) 業績の状況

経営成績

 

前第2四半期

連結累計期間(百万円)

当第2四半期

連結累計期間(百万円)

前年同期比(百万円)

売上収益

84

130

46

売上総利益

12

111

98

営業利益(△損失)

△923

△1,010

△86

四半期利益(△損失)

△916

△1,093

△176

 

当第2四半期連結累計期間において、当社グループは医薬品開発パイプラインの強化と事業化に注力しました。開発品SP-01(中国販売名:善可舒®)は、2019年3月に中国で販売を開始(臨床現場への提供)いたしました。開発品SP-03(日本販売名:エピシル® 口腔用液、中国販売名:益普舒® 口腔凝胶)は、2019年2月に中国承認を得て、6月に製品出荷を開始いたしました。このほか、開発品SP-02や開発品SP-04は、最終段階の臨床試験を遂行しております。これら各開発品の事業進捗は順調に推移しているものの、企業財務面においては、未だ先行投資を継続している状況にあります。このため、当第2四半期連結累計期間の業績は次のとおりとなりました。

 

(売上収益)

当第2四半期連結累計期間の売上収益は、開発品SP-01及びSP-03の製品販売、開発品SP-03の中国での承認取得を契機とするマイルストン収入等で130百万円となり、前第2四半期連結累計期間に比べ46百万円の増加となりました。

 

(売上総利益)

当第2四半期連結累計期間の売上総利益は、上記売上収益の発生により111百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べ98百万円の増加となりました。

 

研究開発費、販売費及び一般管理費の内訳

 

第2四半期

連結累計期間(百万円)

第2四半期

連結累計期間(百万円)

前年同期比(百万円)

研究開発費

483

455

△27

販売費及び一般管理費

452

666

213

935

1,121

185

(内訳)人件費

195

265

70

業務委託費

514

514

△0

減価償却費及び無形資産償却費

13

225

211

その他

211

116

△95

 

(研究開発費、販売費及び一般管理費)

当第2四半期連結累計期間の研究開発費は、455百万円となりました。これは主にSP-02の国際共同第Ⅱ相臨床試験(最終試験)や2018年12月に開始したSP-04の国際共同第Ⅲ相臨床試験(最終試験)等への臨床開発投資によるものです。販売費及び一般管理費は、中国販売体制を中心とする人的体制整備の進捗及び無形資産償却費発生を主因として、前第2四半期連結累計期間と比べ213百万円増加し、666百万円となりました

 

(営業損益)

当第2四半期連結累計期間の営業損失は、前第2四半期連結累計期間と比べ86百万円増加し、1,010百万円となりました。売上総利益が上記のとおりの水準に留まったほか、上記研究開発費、販売費及び一般管理費の発生により営業損失が生じています。

 

(四半期損益)

当第2四半期連結累計期間の四半期損益は、上記営業損失発生を主要因として1,093百万円の損失となりました。

 

(資産性費用の無形資産計上と償却)

当第2四半期連結累計期間において、パイプラインへの投資のうち資産性を有すると認識される開発費用等につき、673百万円を無形資産の増加として計上しました。当第2四半期連結累計期間のパイプラインへの投資は、当該無形資産計上額673百万円と研究開発費455百万円の合計額1,129百万円となります。

また、開発品SP-03の中国事業無形資産は2019年6月の製品出荷(販売)を契機として償却を開始し、開発品SP-03の日本事業無形資産及び開発品SP-01の無形資産は前期より償却を開始しており、当第2四半期連結累計期間において199百万円の償却費が発生いたしました。

これらの結果、無形資産残高は3,598百万円となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 

第2四半期

連結累計期間(百万円)

第2四半期

連結累計期間(百万円)

前年同期比(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

△1,157

△803

354

投資活動によるキャッシュ・フロー

△150

△676

△525

財務活動によるキャッシュ・フロー

11

△10

△21

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは803百万円のマイナス(第2四半期連結累計期間は1,157百万円のマイナス)であり、税引前四半期損失1,036百万円が主要因です。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは676百万円のマイナス(第2四半期連結累計期間は150百万円のマイナス)であり、資産計上された開発投資に関連する支出674百万円が主要因です。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは10百万円のマイナス(第2四半期連結累計期間は11百万円のプラス)であり、新株予約権の行使による新株の発行による収入10百万円、リース料支払(リース負債のマイナス)による支出20百万円が要因です。

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

第2四半期連結累計期間における研究開発費の金額は455百万円となりました。この他、パイプラインへの投資のうち資産性を有すると認識される開発費用につき、673百万円を無形資産の増加として計上し、当第2四半期連結累計期間のパイプラインへの投資合計額は1,129百万円となりました。これら投資の結果として、当第2四半期連結累計期間の主な開発品進捗は次のとおりです。

 

 

2019年1月1日時点

 当第2四半期連結累計期間

本書提出日現在

SP-01中国

販売開始準備中

販売開始(2019年3月)

販売中

SP-02日本等

第Ⅱ相臨床試験(最終試験)

第Ⅱ相臨床試験(最終試験)

第Ⅱ相臨床試験(最終試験)

SP-03日本

販売中

販売中

販売中

SP-03中国

当局承認審査中

当局承認取得(2019年2月)、製品出荷開始(2019年6月)

販売開始(2019年7月)

SP-04日本等

第Ⅲ相臨床試験(最終試験)

第Ⅲ相臨床試験(最終試験)

第Ⅲ相臨床試験(最終試験)

なお、開発品毎の詳細は、本日別途公表いたしました「製品開発品等の事業状況 (2019年12月期第2四半期)」をご参照ください。

 

(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当第2四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比べ1,040百万円減少し、6,688百万円となりました。流動資産は2,913百万円であり、そのうち現金及び現金同等物は2,541百万円です。非流動資産は3,774百万円であり、そのうち開発投資にかかる資産計上額である無形資産は3,598百万円です。

当第四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比べ42百万円増加し、684百万円となりました。流動負債は565百万円であり、そのうち営業債務及びその他の債務は479百万円です。非流動負債は119百万円であり、繰延税金負債67百万円が主要構成要素です。

当第四半期連結会計期間末の資本は、前連結会計年度末と比べ1,083百万円減少し、6,003百万円となりました。主な増加要因は新株予約権行使による新株発行10百万円、主な減少要因は、四半期損失1,093百万円(第2四半期連結累計損失)によるものです。

また、本書提出日現在、国内銀行との約定による融資枠(当座貸越契約及びコミットメントライン契約)の金額は3,500百万円であり、すべて未使用の状態にあります。

なお、欠損金を填補し、将来の剰余金の配当や自社株取得等の株主還元策が可能な状況に当社財政状態を近接せしめ、今後の資本政策の柔軟性及び機動性の向上を図ることを目的として、資本準備金の額の減少(3,712百万円)及び剰余金の処分(繰越利益剰余金の欠損填補、11,244百万円)(資本準備金及び資本金の額の減少により増加した額を含む)を2019年2月27日付けの取締役会決議において決定いたしました。また、2019年3月29日開催の定時株主総会において、資本金の額の減少(7,532万円)について承認可決されました。その後、債権者保護手続を経て、2019年5月10日に、当該資本金の額及び資本準備金の額の減少、剰余金の処分の効力が発生いたしました。但し、この一連の手続は、「純資産の部」における科目間の振替であり、当社の純資産の額及び発行済株式総数に変動を及ぼすものではありません・

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。