文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間(2019年2月1日~2019年7月31日)におけるわが国経済は、企業の業績拡大について、
足踏み感がでてきております。また、海外でも、米中貿易摩擦の影響による中国経済の成長鈍化などにより、景気
の下振れリスクが高まりつつあります。
一方、ITインフラ分野においては、政府による働き方改革の推進により、生産性向上と効率的な業務を目的に、
テレワークの導入やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入が進んでいます。
このような事業環境のもと、当第2四半期累計期間においては、事業戦略の一つである「自社製品の開発と展
開」において、Atrust社と協同開発した大規模仮想デスクトップ対応の「リモートPCアレイ200」や、RPA利用に適
した「リモートPCアレイ50」等の新製品を2019年1月に発表し販売開始しました。また、自社製品であるソフト
ウエア型シンクライアント「Resalio Lynx」(レサリオリンクス)に搭載している機能について、特許を取得いた
しました。
さらに、もう一つの事業戦略である「継続収入ビジネスの拡大」においては、サブスクリプション型に完全移行
した自社製品「Resalio Lynx」や自営保守サービスなどの継続収入ビジネスの増加が続いております。
当第2四半期累計期間の売上高は、仮想デスクトップビジネスの事業領域で、テレワークの導入及びサイバーセ
キュリティ対策需要の増加に伴い、売上高が堅調に推移しました。また、仮想インフラ及びストレージの事業領域
においても地方公共団体や国内大手クラウド事業者などのITインフラを受注したことや、自社製品であるリモート
PCアレイ製品の拡販が進んだことにより売上高が堅調に推移しました。
これらの結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高3,325,429千円(前年同四半期比4.2%増)、営業利益255,164千円(前年同四半期比4.0%増)、経常利益264,038千円(前年同四半期比5.6%増)、四半期純利益182,214千円(前年同四半期比5.4%増)となりました。
なお、当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末の資産合計は、2,590,705千円と前事業年度末に比べて371,839千円の増加となりました。これは主に、売掛金が234,100千円及び商品が108,374千円増加したためであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末の負債合計は、1,031,304千円と前事業年度末に比べて225,165千円の増加となりました。これは主に、前受金が240,032千円増加したためであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産合計は、1,559,401千円と前事業年度末に比べて146,673千円の増加となりました。これは主に、四半期純利益182,214千円の計上により利益剰余金が増加したためであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物は、797,563千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、13,756千円の収入となりました。これは主に、売上債権の増加額234,100千円、たな卸資産の増加額114,185千円及び法人税等の支払額91,764千円があったものの、前受金の増加額240,032千円及び税引前四半期純利益264,230千円の計上があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、18,877千円の支出になりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出19,045千円があったことによるものです。
(財務活動よるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、38,587千円の支出になりました。これは、主に配当金の支払額46,317千円があったことによるものです。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は16,781千円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。