第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期累計期間(2019年2月1日~201910月31日)におけるわが国経済は、企業の業績拡大について、足踏み感がでてきております。また、海外でも米中貿易摩擦の影響による中国経済の成長鈍化などにより、景気の下振れリスクが高まりつつあります。

 一方、ITインフラ分野においては、政府による働き方改革の推進により、生産性向上と効率的な業務を目的に、テレワークの導入やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入が進んでいます。

 このような事業環境のもと、当第3四半期累計期間においては、事業戦略の一つである「自社製品の開発と展

開」において、Atrust社と協同開発した大規模仮想デスクトップ対応の「リモートPCアレイ200」や、RPA利用に適した「リモートPCアレイ50」等の新製品販売が堅調に推移しました。また、自社製品であるソフトウエア型シンクライアント「Resalio Lynx」(レサリオリンクス)に搭載している機能について、特許を取得いたしました。

 さらに、もう一つの事業戦略である「継続収入ビジネスの拡大」においては、サブスクリプション型に完全移行した自社製品「Resalio Lynx」や自営保守サービスなどの継続収入ビジネスの増加が続いております。

一方、自社製品以外においても、2019年10月には海外テクノロジーベンダーであるNumecent Inc(本社:米国)の親会社への資本参加を発表し、アプリケーションをセキュアに配信する「Numecent Cloudpaging」のさらなる販売拡大に努めております。Cloudpagingテクノロジーは、日本国内でも既に大学など文教市場で、多くの利用実績のあるソリューションであります。

 当第3四半期累計期間の売上高は、仮想デスクトップビジネスの事業領域で、テレワークの導入及びサイバーセキュリティ対策需要の増加に伴い、売上高が堅調に推移しました。また、仮想インフラ及びストレージの事業領域においても地方公共団体や国内大手クラウド事業者などのITインフラを受注したことや、自社製品であるリモートPCアレイ製品の拡販が進んだことにより売上高が堅調に推移しました。

 これらの結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高4,730,217千円(前年同四半期比11.9%増)、営業利益383,981千円(前年同四半期比20.9%増)、経常利益378,040千円(前年同四半期比17.3%増)、四半期純利益260,879千円(前年同四半期比17.4%増)となりました。

 なお、当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第3四半期会計期間末の資産合計は、2,678,297千円と前事業年度末に比べて459,430千円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が228,381千円減少したものの、売掛金が393,244千円及び商品が162,355千円増加したためであります。

(負債)

 当第3四半期会計期間末の負債合計は、1,039,024千円と前事業年度末に比べて232,885千円の増加となりました。これは主に、未払法人税等が45,655千円減少したものの、前受金が264,609千円増加したためであります。

(純資産)

 当第3四半期会計期間末の純資産合計は、1,639,272千円と前事業年度末に比べて226,544千円の増加となりました。これは主に、四半期純利益260,879千円の計上により利益剰余金が増加したためであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は23,038千円であります。

 なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。