第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期累計期間(2023年2月1日~2023年7月31日)は、新型コロナウイルス感染症の影響は収束が進ん

でいるものの、在宅勤務・テレワークのハイブリッド勤務が定着しつつあります。また、サイバーセキュリティ対

策の重要性の認識が広がったことにより、当社製品やソリューションに対する需要は引続き堅調であったと考えて

おります。

 当第2四半期累計期間においては、事業戦略の一つである「自社製品の開発と展開」において、新たに自社製品

として、一つのサービスで、エンドポイントセキュリティ、アイデンティティ管理、SaaS管理を提供し、SaaS利用

における全てのセキュリティ課題を解決できる純国産SaaSセキュリティプラットフォーム「ブレイクアウト」を発

表しております。 また、高度なエンジニアリング業務をリモート環境で可能にするNVIDIA社 GPUを搭載した高性能リモートデスクトップ専用機「リモートPCアレイ120」を発表しました。

 さらに、お客様のIT環境がクラウドへと急速に移行が進む中、当社はこうした環境変化に伴うお客様ニーズに対

応し、新たな事業として「クラウドサービス関連事業」を拡充し開始しました。また、新たにWindows デスクトップ向けコンテナ管理プラットフォーム「Cloudpager」の提供開始を発表いたしました。

 二番目の事業戦略である「ストックビジネス(継続収入)の拡大」においては、リモートPCアレイなどの自営保

守サービスや、プロフェッショナルサービスに加え、仮想デスクトップのサブスクリプションサービスなどの積み

上げができ、ストックビジネス(継続収入)の売上が拡大を続けました。当事業年度の売上ベースでは708,106千円(前年同期比36.5%増)となりました。また、新規受注ベースでも715,168千円(前年同期比35.7%増)とな

り、今後の売上、利益に寄与してまいります。

 三番目の事業戦略である「戦略的事業・資本提携の拡大」においては、株式会社チェンジとの業務提携の開始を

発表しました。純国産SaaSセキュリティプラットフォーム「ブレイクアウト」の販売で協業し、双方の事業の拡大

を目指すものであります。

 当第2四半期累計期間の売上高は、ストックビジネス(継続収入)の売上が拡大を続け、また仮想デスクトップソフトウェアの売上が伸びたことにより、増収となりました。

 利益面におきましては、円安等によるコスト増の影響もあったものの、自社製品である「Resalio Lynx」や「リモートPCアレイ」が寄与し、「ストックビジネス(継続収入)の拡大」は続いており、利益率も改善しているため、経常利益で増益となりました。

 これらの結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高3,341,181千円(前年同四半期比9.2%増)、営業利益312,405千円(前年同四半期比7.0%減)、経常利益381,998千円(前年同四半期比4.1%増)、四半期純利益258,125千円(前年同四半期比1.5%増)となりました。

 なお、当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第2四半期会計期間末における資産合計は、4,405,349千円と前事業年度末に比べて507,934千円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が149,575千円減少したものの、売掛金が599,732千円増加したためであります。

(負債)

 当第2四半期会計期間末における負債合計は、1,575,424千円と前事業年度末に比べて317,482千円の増加となりました。これは主に、買掛金が173,235千円及び契約負債が70,424千円増加したためであります。

(純資産)

 当第2四半期会計期間末における純資産合計は、2,829,925千円と前事業年度末に比べて190,451千円の増加となりました。これは主に、配当金の支払92,859千円があったものの、四半期純利益258,125千円の計上により利益剰余金が増加したためであります。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べて149,575千円減少し、1,398,943

千円となりました。

各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、52,821千円の支出(前年同四半期は580,768千円の収入)となりました。これは主に、仕入債務の増加額173,235千円、税引前四半期純利益381,998千円の計上があったものの、売上債権の増加額599,732千円、法人税等の支払額72,578千円があったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、13,742千円の支出(前年同四半期は64,803千円の支出)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出7,675千円があったことによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、92,566千円の支出(前年同四半期は93,439千円の支出)となりました。これは、配当金の支払額92,566千円があったことによるものです。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は4,863千円であります。

 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当社は、2023年7月12日に開催の取締役会において、当社の「Resalio Lynx」及び「ブレイクアウト」関連事業を会社分割(新設分割)し、新設する当社の100%子会社に承継させることを決議いたしました。

 詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。