第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出や生産に弱さが続いているものの、雇用情勢・所得環境の改善や個人消費の持ち直しを背景に、緩やかな景気回復基調で推移いたしました

旅行業界におきましては、2019年4月から12月における日本人出国者数が前年同期比5.8%増の1,516万人*と好調に推移いたしました。また、訪日外客数は前年同期比1.1%増の2,382万人*と、韓国市場において日韓情勢の影響を受けた落ち込みが見られるものの、その他市場においては航空座席供給量の増加やラグビーワールドカップ2019日本大会の開催等を背景に堅調に推移いたしました

このような情勢のもと、当社グループでは、引続きオンライン商品販売とトラベル・コンシェルジュによるオーダーメイド販売を組み合わせた「ハイブリッド戦略」を推進し、サマーセールや秋の連休キャンペーン、初売り先行セール等の各種施策により好調な個人旅行需要の取込みに努めました。また雇用・業務拡大のため2019年11月5日に大阪支店を移転し、リニューアルオープンを記念したキャンペーンを実施いたしました。韓国や台湾、グアムをはじめとした「安近短」方面においては、オンライン予約システムの機能強化及び商品拡充により、前年を大きく上回る水準で推移いたしました。ヨーロッパを中心とした長距離方面につきましても、早期取込みを見据えた商品展開及び組織体制の強化により好調に推移いたしました。法人旅行事業につきましても引続き営業体制の強化に取組んだほか、見本市や展示会等の海外視察旅行の需要拡大に伴い、海外視察旅行専用サイトを新規にオープンいたしました。

システム・マーケティング面では、業務効率化を目的として前期より一部導入しておりました新基幹システムを、レジャー部門全体へ展開いたしました。またオンライン商品の販売拡大のため、海外航空券サイト及び海外航空券+ホテルサイトのリニューアルを行ったことに加え、スカイスキャナーとの接続やエクスペディアパートナーソリューションズの海外ホテル予約サービスとのAPI情報連携を開始しております。旅行需要の喚起及び新規顧客の獲得に向けてオウンドメディアやSNSの運用にも注力し、株式会社ミキ・ツーリストと共同でヨーロッパの現地情報を動画で発信する専門Instagramアカウント「whee TV」を開設したほか、映画配給会社と共同でイベントを開催する等、他業種とのコラボレーションによる認知拡大にも取組みました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高は27,266,279千円前年同期比26.3%増)、営業利益は472,262千円前年同期比84.0%増)、経常利益は470,641千円前年同期比77.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は284,846千円前年同期比71.9%増)となりました。

なおセグメントの業績については、当社グループは単一セグメントであるため、記載を省略いたします。

 

* 2020年1月 日本政府観光局(JNTO)「2019年 訪日外客数・出国日本人数」

 

 

(2) 財政状態の分析

(流動資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は5,611,096千円と、前連結会計年度末比442,194千円減少しました。これは主に、現金及び預金が前連結会計年度末比514,425千円、受取手形及び売掛金が前連結会計年度末比190,451千円減少した一方で、旅行前払金が前連結会計年度末比246,181千円増加したことによるものです。

 

(固定資産)

当第3四半期連結会計期間末における固定資産は1,052,341千円と、前連結会計年度末比201,976千円増加しました。有形固定資産が前連結会計年度末比53,296千円、無形固定資産が前連結会計年度末比109,623千円、投資その他の資産が前連結会計年度末比39,056千円増加したことによるものです。

 

(流動負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は4,823,445千円と、前連結会計年度末比603,009千円減少しました。これは主に、旅行前受金が前連結会計年度末比628,239千円、買掛金が前連結会計年度末比47,062千円、賞与引当金が前連結会計年度末比59,562千円減少した一方で、その他流動負債が前連結会計年度末比118,148千円増加したことによるものです。

 

(固定負債)

当第3四半期連結会計期間末における固定負債は70,490千円と、前連結会計年度末比675千円増加しました。資産除去債務が前連結会計年度末比1,857千円増加した一方で、その他固定負債が前連結会計年度末比1,182千円減少したことによるものです。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,769,500千円と、前連結会計年度末比362,116千円増加しました。これは主に、利益剰余金が前連結会計年度末比284,846千円、非支配株主持分が前連結会計年度末比9,179千円増加したことによるものです。

 

(3) 事業上および財務上の対処すべき課題

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

   該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。