文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。なお、当社は、前第1四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復基調が続いてきましたが、米国政権の動向や欧州の政治事情など、先行き不透明な状況で推移しました。こうした状況の中、当社の主たる事業領域であるダイレクトメール市場の取引高は前年同期比微減、インターネット広告市場は前年同期比約13%の伸び(注)を示しており、今後もしばらくは同様の傾向が継続するものと推測されます。
このような事業環境の中、当社はダイレクトマーケティング実施企業に対して、マーケティングの各局面において最適なソリューションを提供するべく努めてまいりました。また、積極的な人材採用を行い、営業力及び提供サービスの強化に取り組んでまいりました。
この結果、当社の当第1四半期累計期間における売上高は2,622,810千円、営業利益は109,328千円、経常利益は106,566千円、四半期純利益は65,957千円となりました。
(注) 経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」(平成29年5月分確報値)より、「折込み・ダイレクトメール」及び「インターネット広告」の平成29年4月~5月売上高及び前年同期売上高を用いて算出。
セグメント別の業績は以下のとおりです。
ⅰ)ダイレクトメール事業
ダイレクトメール事業におきましては、企画制作からデザイン、印刷、封入・封緘作業を一括して手がけるワンストップサービスの提供、郵便やメール便のスケールメリットを活かした提案型営業を積極的に展開いたしました。また、7月より稼働を開始する日野フルフィルメントセンターの準備に着手し、在庫管理・受注・仕分け・梱包・発送・請求・決済までを一括受託するフルフィルメントサービスの強化に努めました。
この結果、新規顧客の開拓及び既存顧客からの受注が堅調に推移し、売上高は2,309,036千円、セグメント利益は166,341千円となりました。
ⅱ)インターネット事業
インターネット事業におきましては、SEO(注)1.と併せて、コンテンツマーケティング(注)2.に注力し、コンサルティング型マーケティングサービスの提供を強化しました。また、これまで培ったSEOのノウハウとWebサイトのコンテンツ制作ノウハウを活かしたバーティカルメディアサービス(注)3.による収益も堅調に推移しました。この結果、売上高は313,774千円、セグメント利益は45,355千円となりました。
(注)1.SEOとは検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略称で、検索エンジンの表示順位判定基準(以下、アルゴリズム)の解析結果に基づき、検索エンジンが高い評価をするWebサイト構造に最適化することを意味します。
2.コンテンツマーケティングとは、顧客および顧客となり得るユーザーに対して、有益な情報を各種コンテンツによって提供し、広告主が目標としている成果に結びつく行動を促すマーケティング施策です。
3.バーティカルメディアサービスとは、特定の分野に特化した自社Webサイトの運営を通じて、利用者へ有益な情報や各種サービスを提供するサービスです。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産の残高は3,070,498千円となり前事業年度末に比べ、332,790千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加243,749千円、受取手形及び売掛金の増加129,531千円、貯蔵品の減少52,673千円などによるものです。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債の残高は1,812,817千円となり前事業年度末に比べ、36,832千円増加いたしました。これは主に、買掛金の増加68,601千円、未払法人税等の減少43,759千円などによるものです。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産の残高は1,257,681千円となり前事業年度末に比べ、295,957千円増加いたしました。これは、公募増資に伴う資本金の増加115,000千円及び資本剰余金の増加115,000千円、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加65,957千円によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。