文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復基調が続いてきましたが、米国政権の動向や欧州の政治事情など、先行き不透明な状況で推移しました。こうした状況の中、当社の主たる事業領域であるダイレクトメール市場の取引高は前年同期比微減、インターネット広告市場は前年同期比約15%の伸び(注)を示しており、今後もしばらくは同様の傾向が継続するものと推測されます。
このような事業環境の中、当社はダイレクトマーケティング実施企業に対して、マーケティングの各局面において最適なソリューションを提供するべく努めてまいりました。また、人材の採用、営業力及び提供サービスの強化のための投資を積極的に行ってまいりました。
この結果、当社の当第3四半期累計期間における売上高は7,708,679千円(前年同期比15.0%増)、営業利益は168,474千円(前年同期比24.1%減)、経常利益は165,085千円(前年同期比26.2%減)、四半期純利益は102,206千円(前年同期比27.2%減)となりました。
(注) 経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」(平成29年11月分確報値)より、「折込み・ダイレクトメール」及び「インターネット広告」の平成29年10月~11月売上高及び前年同期売上高を用いて算出。
セグメント別の業績は以下のとおりです。
ⅰ)ダイレクトメール事業
ダイレクトメール事業におきましては、企画制作からデザイン、印刷、封入・封緘作業を一括して手がけるワンストップサービスの提供、郵便やメール便のスケールメリットを活かした提案型営業を積極的に展開いたしました。また、日野フルフィルメントセンターを7月に開設し、市場の拡大が続いている宅配便等の小口貨物の取扱いの強化に努めました。
この結果、新規顧客の開拓及び既存顧客からの受注が堅調に推移し、売上高は6,822,062千円(前年同期比16.5%増)、セグメント利益は391,069千円(前年同期比19.5%増)となりました。
ⅱ)インターネット事業
インターネット事業におきましては、SEO(注)1.と併せて、コンテンツマーケティング(注)2.に注力し、コンサルティング型マーケティングサービスの提供を強化しました。一方で、これまで培ったSEOのノウハウとWebサイトのコンテンツ制作ノウハウを活かしたバーティカルメディアサービス(注)3.においては、得意先との取引価格が低下する傾向にありました。この結果、売上高は886,617千円(前年同期比4.5%増)、セグメント利益は94,748千円(前年同期比21.9%減)となりました。
(注)1.SEOとは検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略称で、検索エンジンの表示順位判定基準(以下、アルゴリズム)の解析結果に基づき、検索エンジンが高い評価をするWebサイト構造に最適化することを意味します。
2.コンテンツマーケティングとは、顧客および顧客となり得るユーザーに対して、有益な情報を各種コンテンツによって提供し、広告主が目標としている成果に結びつく行動を促すマーケティング施策です。
3.バーティカルメディアサービスとは、特定の分野に特化した自社Webサイトの運営を通じて、利用者へ有益な情報や各種サービスを提供するサービスです。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における総資産の残高は3,290,754千円となり前事業年度末に比べ、553,046千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加301,683千円、有形固定資産の増加123,462千円、投資その他の資産のその他に含まれる敷金及び保証金の増加39,998千円などによるものです。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債の残高は1,930,124千円となり前事業年度末に比べ、154,140千円増加いたしました。これは主に、短期借入金の増加200,000千円、長期借入金の減少51,705千円などによるものです。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産の残高は1,360,629千円となり前事業年度末に比べ、398,906千円増加いたしました。これは、公募増資及び第三者割当に伴う資本金の増加148,350千円及び資本剰余金の増加148,350千円、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加102,206千円によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。