第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復基調が続いてきましたが、海外経済の不確実性の影響等により、先行き不透明な状況で推移しました。こうした状況の中、当社の主たる事業領域であるダイレクトメール市場の取引高は前年同期比微減、インターネット広告市場は前年同期比約6%の伸び(注)を示しており、今後もしばらくは同様の傾向が継続するものと推測されます。

 このような事業環境の中、当社はダイレクトマーケティング実施企業に対して、マーケティングの各局面において最適なソリューションを提供するべく努めてまいりました。また、積極的な人材採用を行い、営業力及び提供サービスの強化に取り組んでまいりました。

 この結果、当社の当第2四半期累計期間における売上高は6,644,240千円(前年同期比15.8%増)、営業利益は
94,745千円(前年同期比41.7%減)、経常利益は93,655千円(前年同期比42.3%減)、四半期純利益は63,407千円
(前年同期比43.3%減)となりました。

(注) 経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」(2019年8月分確報値)より、「折込み・ダイレクトメール」及び「インターネット広告」の2019年7月~8月売上高及び前年同期売上高を用いて算出。

 

 セグメント別の業績は以下のとおりです。

ⅰ)ダイレクトメール事業

 ダイレクトメール事業におきましては、企画制作からデザイン、印刷、封入・封緘作業を一括して手がけるワンストップサービスの提供、郵便やメール便のスケールメリットを活かした提案型営業を積極的に展開いたしました。また、日野フルフィルメントセンターを中心に、市場の拡大が続いている宅配便等の小口貨物の取扱いの強化に努めました。

 この結果、新規顧客の開拓及び既存顧客からの受注が堅調に推移し、売上高は5,795,198千円(前年同期比
13,3%増)、セグメント利益は309,522千円(同3.5%増)となりました。

 

ⅱ)インターネット事業

 インターネット事業におきましては、SEO(注)1.と併せて、コンテンツマーケティング(注)2.に注力し、コンサルティング型マーケティングサービスの提供を強化しました。また、これまで培ったSEOのノウハウとWebサイトのコンテンツ制作ノウハウを活かしたバーティカルメディアサービス(注)3.にも引き続き注力いたしました。この結果、売上高は849,042千円(前年同期比36.0%増)となった一方で、広告宣伝費の増加等の要因により、セグメント利益は79,246千円(前年同期比20.9%減)となりました。

(注)1.SEOとは検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略称で、検索エンジンの表示順位判定基準(以下、アルゴリズム)の解析結果に基づき、検索エンジンが高い評価をするWebサイト構造に最適化することを意味します。

      2.コンテンツマーケティングとは、顧客および顧客となり得るユーザーに対して、有益な情報を各種コンテンツによって提供し、広告主が目標としている成果に結びつく行動を促すマーケティング施策です。

   3.バーティカルメディアサービスとは、特定の分野に特化した自社Webサイトの運営を通じて、利用者へ有益な情報や各種サービスを提供するサービスです。

 

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第2四半期会計期間末における総資産の残高は4,126,221千円となり前事業年度末に比べ、185,044千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の増加115,405千円、受取手形及び売掛金の減少84,070千円、関係会社株式の減少242,768千円などによるものです。

 

(負債)

 当第2四半期会計期間末における負債の残高は2,478,686千円となり前事業年度末に比べ、248,451千円減少いたしました。これは主に、買掛金の減少85,940千円、長期借入金の減少143,106千円などによるものです。

 

(純資産)

 当第2四半期会計期間末における純資産の残高は1,647,534千円となり前事業年度末に比べ、63,407千円増加いたしました。これは、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加63,407千円によるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ115,405千円増加し、572,511千円となりました。
 当第2四半期会計期間末におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期累計期間における営業活動の結果得られた資金は162,052千円(前年同期比511.2%増)となりました。これは主に税引前四半期純利益91,357千円、減価償却費68,235千円、のれん償却額49,078千円、売上債権の減少額91,068千円及び賞与引当金の増加額50,911千円があった一方で、仕入債務の減少額85,940千円及び法人税等の支払額71,809千円があったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期累計期間における投資活動の結果使用した資金は67,887千円(同16.6%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出32,377千円、無形固定資産の取得による支出25,421千円があったことによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期累計期間における財務活動の結果使用した資金は144,287千円(同66.1%増)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出143,106千円があったことによるものです。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。