文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
なお、当社は前第1四半期累計期間について四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善や所得増加に伴う消費の持ち直しにより緩やかな回復基調にあるものの、海外については中国を始めアジア新興国等の経済の先行き、政策に関する不確実性や金融資本市場の変動の影響等により、依然として不透明な状況が続いております。
当社が属するエンターテイメント業界におきましては、ヘッドマウントディスプレイ機器の普及が進み、映像による仮想現実の没入体験ができるバーチャルリアリティ技術により新たな市場が創出され、期待と注目がされております。
このような環境の下、当社はフィギュア、プラモデル製品等の企画・開発・販売を行う卸売販売、直営店舗・ECサイトによる製品の販売を行う小売販売に取り組んでまいりました。
卸売販売につきましては、国内市場では当社オリジナルライセンスの「フレームアームズ・ガール」シリーズが好調に推移し業績に貢献しました。また、当社オリジナルライセンス製品については、前事業年度から販売を開始した「メガミデバイス」シリーズ、当事業年度から販売を開始した「ヘキサギア」ともに大きな反響をいただいており、今後も期待できるタイトルに成長しつつあります。他社ライセンスの製品については、ゲームのヒットによりフィギュア「PERSONA5 ARTFX J 主人公 怪盗ver.」、ソーシャルゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の人気により、「ラバーストラップコレクション刀剣乱舞-ONLINE-くつろぎver.」、フィギュア「ARTFX J 燭台切光忠」等の売上が好調に推移しました。また、当社女性向けブランド「esシリーズ」のイベント「es fest」を平成29年8月にアニメイトと共同開催し盛況な結果となり、イベント関連品である「KING OF PRISM」のグッズ販売が好調に推移いたしました。
海外市場では、平成29年7月に映画「スパイダーマン:ホームカミング」が公開されたことにより、「MARVEL UNIVERS ARTFX+ VENOM」、「スパイダーマン2099」、「ARTFX+ カーネイジ」等のスパイダーマン関連品が好調でした。また、直営店舗及び海外限定で販売した「鋼の錬金術師 ARRTFX J エドワードエルリックLimited Edition」の造形が海外で評価され売上に貢献しました。オリジナルライセンス製品についても「フレームアームズ・ガール」シリーズをはじめアジアを中心に好調に推移しました。
直営店舗、ECサイトによる小売販売につきましては、「フレームアームズ・ガール」シリーズの直営店限定商品やブルーレイディスクが好調に推移し、業績を牽引いたしました。また、直営店舗では平成29年8月に開催したイベントの「テイルズオブ夏祭り2017」、平成29年9月に開催した「ペルソナ5イベント」が盛況な結果となり、各コンテンツの関連商品が業績に貢献しました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は2,396,815千円、営業利益は202,071千円、経常利益は172,530千円、四半期純利益は119,111千円となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期会計期間末の総資産は8,102,574千円となり、前事業年度末に比べ649,804千円(8.7%)の増加となりました。
(流動資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産の残高は4,042,597千円で、前事業年度末に比べ700,927千円(21.0%)増加しております。現金及び預金の増加558,123千円、売掛金の増加136,661千円が主な要因であります。
(固定資産)
当第1四半期会計期間末における固定資産の残高は4,059,976千円で、前事業年度末に比べ51,123千円(1.2%)減少しております。建物の減少36,048千円、その他に含まれる工具、器具及び備品の減少36,611千円が主な要因であります。
(流動負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債の残高は2,109,479千円で、前事業年度末に比べ111,894千円(5.6%)増加しております。短期借入金の増加200,000千円、その他に含まれる1年以内返済長期借入金の減少42,500千円、未払費用の減少53,356千円が主な要因であります。
(固定負債)
当第1四半期会計期間末における固定負債の残高は3,479,758千円で、前事業年度末に比べ92,452千円(2.6%)減少しております。長期借入金の減少88,944千円、社債の減少10,000千円が主な要因であります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産の残高は2,513,336千円で、前事業年度末に比べ630,362千円(33.5%)増加しております。増資による資本金及び資本準備金がそれぞれ276,000千円増加したこと並びに四半期純利益119,111千円を計上したことによる増加があった一方で、配当金の支払いにより40,749千円減少したことが主な要因であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。