文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続きましたが、米国をはじめとする政策の変更、アジアの経済動向、大規模な自然災害の発生、今後の消費税率引上げ等により依然として不透明な状況が続いております。
このような環境の下、当社は世界各国の顧客ニーズに合わせた魅力ある新製品開発を行うと共に、自社IP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)による製品開発に特に注力してまいりました。
卸売販売につきましては、国内市場では2019年1月に「武装神姫」と「メガミデバイス」のコラボレーション第1弾としてメインキャラクターである「猟兵型エーデルワイス」をメガミデバイス仕様でプラモデル化し、反響を呼び、業績に貢献致しました。2019年3月には東京ビッグサイトにて「アニメジャパン2019」にイベント出展、2019年6月に劇場公開される「フレームアームズ・ガール~きゃっきゃうふふなワンダーランド」の最新情報を公開し、「フレームアームズ・ガール」関連商品が堅調に推移しました。新たな自社IPとして女性向けオリジナルキャラクタープロジェクト「Character Creation Lab.」は、ラインスタンプを発売、商品化やライセンス事業について順次展開する予定です。他社IP製品については、2018年に連載20周年を迎えた大人気コミック「シャーマンキング」より「麻倉葉」と「ハオ」を発売し、細部までこだわりぬいた造形により好評を得ました。
海外市場では、2018年7月に北米最大のアニメ・コンベンションの一つとして10万人以上を動員するイベント「アニメエキスポ2018」に出展。また世界最大のコミック、アニメ、映画等のポップカルチャーに関するコンベンションとして開催される「Comic-Con International」の中で最も多い動員を誇り、歴史と格式の高い祭典の一つである「サンディエゴ・コミックコンベンション」に出展。2019年2月には米国ニューヨークで開催される玩具、ゲーム、エンターテインメント等、約1,000社以上の企業が出展する見本市である「ニューヨーク・トイフェア」に出展、最新製品のサンプルを含めた製品の展示等を行い、世界各国へ向けた製品及びブランドアピール、プロモーションをおこないました。
また自社IP製品の「メガミデバイス」シリーズは引き続きアジアを中心に好評を得ており、地域ごとのローカライズ活動に注力をしてまいりました。
直営店舗、ECサイトによる小売販売につきましては、2019年3月にソーシャルゲーム「テイルズ オブ ザ レイズ 」2周年を記念して開催されたイベント「テイルズ オブ ザ レイズ 大感謝祭 in コトブキヤ」が盛況な結果となり、シリーズ関連商品が好調に推移しました。小売販売事業における海外への本格的な展開として、2019年1月に中華人民共和国の最大手ECサイト「阿里巴巴集団(アリババグループ)のECサイト「天猫国際(TMALL GLOBAL)」に「KOTOBUKIYA海外旗艦店」を出店し、中国本土への認知度の向上を図りました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、自社IP製品の上記取組みを積極的に行いましたが、前年同期におけるアニメ「フレームアームズ・ガール」関連商品の売上には及ばず、売上高は5,743,100千円(前年同期比12.7%減)、営業利益は25,881千円(前年同期比94.6%減)、経常利益は4,142千円(前年同期比99.0%減)、四半期純損失3,269千円(前年同期は291,566千円の四半期純利益)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期会計期間末の総資産は7,482,156千円となり、前事業年度末に比べ290,646千円(3.7%)の減少となりました。
(流動資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産の残高は3,694,943千円で、前事業年度末に比べ175,467千円(4.5%)減少しております。現金及び預金の増加308,547千円があった一方で、売掛金の減少552,804千円があったことが主な要因であります。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末における固定資産の残高は3,787,213千円で、前事業年度末に比べ115,179千円(3.0%)減少しております。建物の減少93,278千円、その他に含まれる工具、器具及び備品の減少23,367千円があったことが主な要因であります。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債の残高は1,512,916千円で、前事業年度末に比べ166,652千円(9.9%)減少しております。買掛金の減少43,398千円、未払法人税等の減少135,090千円があったことが主な要因であります。
(固定負債)
当第3四半期会計期間末における固定負債の残高は3,232,855千円で、前事業年度末に比べ29,085千円(0.9%)減少しております。退職給付引当金の増加5,892千円、役員退職慰労引当金の増加7,375千円があった一方で、長期借入金の減少52,381千円が主な要因であります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産の残高は2,736,384千円で、前事業年度末に比べ94,908千円(3.4%)減少しております。配当金の支払い81,819千円、四半期純損失3,269千円を計上したことにより利益剰余金が減少したことが主な要因であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。