第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

 当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、米国・中国間の貿易摩擦に対する先行き懸念や、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞等により、先行きが非常に不透明な状況となっております。

  このような環境の下、当社は世界各国の顧客ニーズに合わせた魅力ある新製品開発を行うと共に、自社IP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)による製品開発に特に注力してまいりました。

 
  卸売販売につきましては、国内において、大人気アニメ「鬼滅の刃」より「竈門炭治郎」、「竈門禰豆子(「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記)」に続き、2020年8月に「我妻善逸」を発売し、売上に貢献しました。自社IP製品においても「メガミデバイス」より「相河愛花」、「一条綾香」、「兼志谷シタラ[天機]Ver.カルバチョート」を発売し、引き続き好調な推移をみせました。その他、自社IP製品である「フレームアームズ・ガール」と、その関連製品である「フレームアームズ」、「モデリング・サポート・グッズ」等も堅調な推移をみせ、業績を牽引いたしました。

  海外の北米地域におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が依然続くものの、フィギュア製品、プラモデル製品ともに売上は堅調な推移をみせました。

  アジア地域におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響も販売活動については限定的にとどまり、プロモーション活動を行うと共に、販売チャネル拡大を推進した結果、フィギュア製品の売上が好調でした。また、国内と同様に「メガミデバイス」などの自社IPのプラモデル製品も好調に推移しました。

 

  直営店舗による小売販売につきましては、新型コロナウイルス感染症に起因するインバウンド需要減少を主な要因とした来店客数の大幅な減少により、売上は伸び悩みました。店舗運営におきましては、引き続き新型コロナウイルス感染拡大予防のため、定期的な換気や消毒、レジ前に飛散防止シートの設置など行い、衛生管理やスタッフの健康管理を徹底いたしました。ECサイトによる通信販売におきましては、巣ごもり需要と他社との差別化として直営店舗限定商品や特典の開発を積極的に推進したことにより売上は好調に推移しました。

 

 新たな自社IPの取り組みとして2020年8月には、当社ホームページ内にて、新オリジナルプラモデルシリーズ「創彩少女庭園」のバーチャル展示会を開催いたしました。また2020年9月には、コトブキヤの最新情報が体験できるオンラインイベント「コトブキヤONLINE」を開催し、新オリジナルプラモデルシリーズ「アルカナディア」の原型を初公開いたしました。

 
 以上の結果、当第1四半期累計期間の業績は、上記の取組みを積極的に行い、売上高は1,854,358千円(前年同期比15.8%増)、営業利益は81,602千円(前年同期は97,793千円の営業損失)、経常利益は89,422千円(前年同期は105,517千円の経常損失)、四半期純利益は59,859千円(前年同期は76,450千円の四半期純損失)となりました。

 

(2)財政状態の分析

  当第1四半期会計期間末の総資産は7,609,155千円となり、前事業年度末に比べ178,765千円(2.3%)の減少となりました。

 

(流動資産)
 当第1四半期会計期間末における流動資産の残高は4,125,472千円で、前事業年度末に比べ170,300千円(4.0%)減少しております。これは現金及び預金の増加357,952千円があった一方で、売掛金の減少507,872千円があったことが主な要因であります。

 

(固定資産)
 当第1四半期会計期間末における固定資産の残高は3,483,683千円で、前事業年度末に比べ8,464千円(0.2%)減少しております。これはその他に含まれる金型の増加11,482千円があった一方で、建物の減少17,550千円があったことが主な要因であります。

 

(流動負債)
 当第1四半期会計期間末における流動負債の残高は1,262,006千円で、前事業年度末に比べ275,491千円(17.9%)減少しております。これは短期借入金の減少300,000千円が主な要因であります。

 

 (固定負債)
 当第1四半期会計期間末における固定負債の残高は3,538,136千円で、前事業年度末に比べ77,172千円(2.2%)増加しております。これは長期借入金の増加71,250千円が主な要因であります。

 

(純資産)
 当第1四半期会計期間末における純資産の残高は2,809,012千円で、前事業年度末に比べ19,554千円(0.7%)増加しております。これは配当金の支払いによる減少40,305千円の計上があった一方で、四半期純利益59,859千円を計上したことにより利益剰余金が増加したことが主な要因であります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

  当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。