当第3四半期連結累計期間において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における事業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響が根強く続く一方で経済活動の再開が進んでいます。また、ウクライナ情勢等の影響による原材料価格や原油価格の高騰、加えて急激な円安に向けた為替変動が続いているなど、先行きは依然として不透明な状況であります。
このような経営環境におきまして、当社グループでは環境関連機器の拡販を目的に休眠客の掘り起こしを推進するとともに、市況が堅調に推移している船舶、産業機械市場において関連機器や部品の製造受託営業に注力してきました。また、2021年9月には海水冷却加温ユニット及びチタン熱交換器を製造販売する株式会社マリンリバーを連結子会社化することにより水産養殖分野へ事業規模を広げ、収益基盤の拡大に取り組んでまいりました。
全体として、中国における主要都市でのロックダウンや半導体不足の影響により、当社グループが取扱う機材の供給が遅延していることにより、案件の納期が延びるなど受注を十分消化できない状態が続き、当社グループの経営成績に影響しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高4,229百万円(前年同期比9.7%減)、営業利益144百万円(前年同期比27.3%減)、経常利益159百万円(前年同期比23.9%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は118百万円(前年同期比23.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(環境・エネルギー事業)
半導体不足の影響等により商品仕入が計画通り進まず、一部で納期が遅延したことにより受注を十分消化できない状態が続いたことで売上高が減少しました。加えて株式会社マリンリバーの株式取得に係る費用を販売費及び一般管理費に計上したことにより、利益が減少し当第3四半期連結累計期間の経営成績にも影響しました。
以上の結果、環境・エネルギー事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は2,292百万円(前年同期比13.6%減)、セグメント利益は68百万円(前年同期比41.6%減)となりました。
(動力・重機等事業)
船舶用エンジン市場及び工作機械関連市場での需要が安定的に推移し、受注残を堅調に積み上げてきました。しかしながら、プラント設備関連の大型案件の製造に使われる機材価格が上昇しており、この影響を受けて材料の調達を遅らせている動きも一部でみられました。これらの影響により、当社グループにおいて機材の納入時期や生産工程の進捗が遅れ、出荷時期が翌月以降に繰り越されるものが発生しました。上半期まで順調に推移していた売上高は上記の影響などから、当第3四半期連結累計期間において前年同期をやや下回る結果となり、経営成績に影響しました。
以上の結果、動力・重機等事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は1,646百万円(前年同期比2.1%減)、セグメント利益は141百万円(前年同期比6.5%減)となりました。
(防災・安全事業)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、病院や介護施設に対するスプリンクラー設備の設置に係る補助金額が減少し需要動向が低調に推移しているなか、病院等施設への対面営業が制約を受けるケースが多くありました。これらの影響を受けたことで、経営成績にも影響しました。
以上の結果、防災・安全事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は291百万円(前年同期比17.0%減)、セグメント利益17百万円(前年同期比40.6%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は8,156百万円(前連結会計年度末は8,535百万円)となり、378百万円減少しました。流動資産は3,648百万円(前連結会計年度末は4,266百万円)となり、617百万円減少しました。これは主に、現金及び預金の減少415百万円、前連結会計年度末の受取手形及び売掛金に相当する、受取手形、売掛金及び契約資産の減少288百万円があったこと等によるものであります。
固定資産は4,508百万円(前連結会計年度末は4,269百万円)となり、239百万円増加しました。これは主に、土地の増加65百万円、関係会社株式等の増加により投資その他の資産のその他が139百万円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は5,336百万円(前連結会計年度末は5,737百万円)となり、401百万円減少しました。流動負債は2,919百万円(前連結会計年度末は3,109百万円)となり、189百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少135百万円、未払法人税等の減少64百万円等によるものであります。
固定負債は2,417百万円(前連結会計年度末は2,628百万円)となり、211百万円減少しました。これは主に、長期借入金の減少212百万円等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,820百万円(前連結会計年度末は2,797百万円)となり、22百万円増加しました。これは、その他有価証券評価差額金が6百万円減少した一方、利益剰余金が28百万円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。