当第1四半期累計期間及び本四半期報告書提出日(2020年4月10日)において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」につき、以下の追加すべき事項が生じております。
なお、文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
中華人民共和国湖北省武漢市を中心に発生した新型コロナウィルスの感染拡大が2020年1月より顕在化し、その後世界中に広がるなど情勢は日ごとに悪化しております。当社の事業領域である飲食業界における雇用情勢においては、感染拡大を防ぐための外出自粛やインバウンド需要の大幅な低下などにより飲食店利用客が大きく減少しており、それに伴い求人ニーズも減少しつつあります。今後の経過によっては、当社の事業活動や収益確保に影響を及ぼす可能性があるため、引き続き状況推移を注視しつつ対応を行ってまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社は、飲食業界に特化した人材サービス事業(人材紹介事業・求人広告事業)を展開しております。
当社は、「「食」を人気の「職」にする。」をビジョンに掲げております。東京でミシュランの星に輝く店の数は2位のパリを引き離し圧倒的ナンバー1であり、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、日本は「世界一の美食の国」として認められつつあります。一方で日本の人々が持つ飲食業界のイメージは異なっております。不人気業種とされ人材は常に不足しています。当社は、素晴らしい「食」と、その「職」の現状という溝を埋めて、職に関わる世界中の人々の幸せな人生に貢献することを目指しております。
当第1四半期累計期間の売上高は552,908千円(前年同四半期比11.1%減)となりました。これは業界特性として飲食業界の繁忙期(主に忘年会需要のある12月)は人材の採用を控える傾向にあるのと、売上の回復期にあたる2月には新型コロナウィルスの感染拡大による影響により、個人消費の低迷やインバウンド需要の低迷などを受け、当社のサービス対象領域である飲食業界全般における求人ニーズが低下したことが主な理由であります。
利益につきましては、営業力のさらなる強化を図るため人員の採用や拠点の新規開設などによる人件費や地代家賃等の販売費及び一般管理費が増加したことに加え、新型コロナウィルスの影響などを受けて売上が伸びなかったことにより、営業損失は163,539千円(前年同四半期は営業損失21,464千円)、経常損失は163,427千円(前年同四半期は経常損失20,831千円)、四半期純損失は114,925千円(前年同四半期は四半期純損失15,565千円)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、当社の報告セグメントは、「人材紹介事業」「求人広告事業」「その他事業」の3区分としておりましたが、当第1四半期会計期間より、「人材紹介事業」「求人広告事業」の2区分に変更することといたしました。
この変更は、前期に「その他事業」に区分していた研修事業、SNS事業(Foodion)、外国人材の紹介事業のうち、研修事業については営業力の強化を目的に「求人広告事業」へ移管、SNS事業(Foodion)は事業化せずにオウンドメディアとして転換、また外国人材の紹介事業は事業化が見込めないため全社費用として計上することにともなうものであります。
①人材紹介事業
人材紹介事業におきましては、「cookbiz」(※)サイトへご登録いただいた転職を希望される方へ、転職先を紹介する事業を運営しております。
当第1四半期累計期間におきましては、求人企業と求職者のマッチング率向上に向けた求人企業の開拓や登録者の増加施策として集客手法の見直しを行なうなど、生産性の改善への取り組みを進めております。また、売上増加に向け、京都市と札幌市に拠点の新規開設を行いました。一方で、売上高につきましては、売上が回復してくる2月に新型コロナウィルスの感染拡大による影響により企業の採用マインドが減退しており、採用を行なう企業もより質の高い人材を求めて選考基準の引き上げが進んだことで苦戦を強いられました。
その結果、当セグメントにおける売上高は281,238千円(前年同四半期比26.0%減)、セグメント損失は78,387千円(前年同四半期はセグメント利益29,258千円)となりました。
②求人広告事業
求人広告事業におきましては、求人広告サイトである「cookbiz」(※)の事業を運営しております。
当第1四半期累計期間におきましては、事業基盤の強化を目指し営業人員の採用を推し進めるとともに、拠点の新規開設を行い営業力の強化に努めてまいりました。一方で、売上高につきましては、新型コロナウィルスの感染拡大による影響により企業が採用に慎重になったことにより、掲載の見合わせが発生し苦戦を強いられました。
その結果、当セグメントにおける売上高は271,669千円(前年同四半期比12.4%増)、セグメント損失は21,439千円(前年同四半期はセグメント利益7,625千円)となりました。
※ cookbiz:弊社は人材紹介事業及び求人広告事業ともに「cookbiz」の同一ブランドにて展開しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ253,603千円減少し、1,771,102千円となりました。その主な要因は、繰延税金資産が48,517千円増加したものの、現金及び預金が273,549千円減少したためであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ158,101千円減少し、512,099千円となりました。その主な要因は、未払法人税等が82,864千円、前受金が27,561千円、賞与引当金が25,000千円減少したためであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ95,502千円減少し、1,259,003千円となりました。その要因は、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ9,711千円増加したものの、四半期純損失の計上により利益剰余金が114,925千円減少したためであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等の重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。