当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大による事業への影響については、現時点においては軽微でありますが、今後、新型コロナウイルス感染症の収束時期やその他の状況の経過により、当社の財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、中国向けを中心とする輸出の減少や日本への海外旅行客の減少、さらに、感染拡大防止のための外出自粛により個人消費が大きく落ち込んだことから、厳しい状況となりました。また、緊急事態宣言解除後、各地で段階的な経済活動の再開がみられるものの、足元では新規感染者が再び増加傾向で推移しており、依然として予断を許さない状況であり、当面は感染防止の必要性から本格的な経済活動の再開は時間がかかるものと懸念されております。
当社の属する情報サービス産業界においては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う内外経済の急減速による収益の減少や企業マインドの悪化を背景に設備投資を見送る動きが広がっております。
このような経営環境の下、当社は持続的な成長を実現するため、成長領域における事業拡大、収益力強化に向けた投資、更なる新規事業追及等を継続して行ってまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえて、不要不急の支出削減、リモートワーク環境の整備等の推進を通じて、社員の安全と事業の継続の両立を図るべく対策を進めております。
この結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高861,126千円(前年同四半期比32.5%増)、営業損失85,696千円(前年同四半期は営業損失79,677千円)、経常損失84,468千円(前年同四半期は経常損失78,605千円)、四半期純損失59,347千円(前年同四半期は四半期純損失56,856千円)となりました。
なお、当社は証券システム開発事業及びこれらの付帯業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しておりますが、各事業区分別の状況は以下のとおりであります。
(金融ソリューション事業)
金融ソリューション事業におきましては、ストック収入(月額使用料・保守及びクラウドサービス)は予定どおり進捗しましたが、一方でフロー収入(開発案件)については新型コロナウイルス感染症の影響もあり、当四半期にリリース予定の案件が第3四半期への変更となった結果、売上高は766,578千円(前年同四半期比35.3%増)となりました。
損益面につきましては、事務所移転に伴う地代家賃増(2019年4月移転)及び新型コロナウイルス感染症の影響への当事業の対応としては引き続きテレワーク用設備及びオンライン会議設備の強化により、前期に比べ利益率が低下となりました。
(FXシステム事業)
FXシステム事業におきましては、既存顧客への「TRAdING STUDIO」LIONチャートPlus + 機能強化版の新ソリューションのサービス提供により、売上高は84,200千円(前年同四半期比13.2%増)となりました。
(セキュリティ診断事業)
セキュリティ診断事業におきましては、新規顧客の開拓により、売上高は10,348千円(前年同四半期比16.0%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産は985,815千円となり、前事業年度末に比べ176,964千円減少いたしました。これは主に現金及び預金及び仕掛品が増加した一方、売掛金が減少したことによるものであります。固定資産は609,283千円となり、前事業年度末に比べ23,724千円増加いたしました。これは主にソフトウェア仮勘定及び繰延税金資産が増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、1,595,099千円となり、前事業年度末に比べ153,239千円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は137,040千円となり、前事業年度末に比べ81,615千円減少いたしました。これは主に買掛金や未払法人税等が減少したことによるものであります。固定負債は67,285千円となり、前事業年度末に比べ3,676千円増加いたしました。
この結果、負債合計は、204,325千円となり、前事業年度末に比べ77,938千円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は1,390,773千円となり、前事業年度末に比べ75,300千円減少いたしました。これは主に、配当金の支払や四半期純損失の計上により利益剰余金が減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は87.2%(前事業年度末は83.9%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ255,970千円増加し、678,237千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は307,417千円(前年同四半期は354,493千円の支出)となりました。これは主に、税引前四半期純損失84,468千円の計上、たな卸資産の増加額126,688千円があった一方で、売上債権の減少額547,463千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は35,567千円(前年同四半期は238,694千円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出35,398千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は15,879千円(前年同四半期は427千円の収入)となりました。これは主に、配当金の支払額16,450千円があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第2四半期累計期間において、当社の資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。