第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業への影響については、今後の推移状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、個人消費の大幅な下振れ・企業景況感の急速な悪化が見受けられ、急激に減速することとなりました。経済活動の再開に伴い国内景気持ち直しの動きが見られるものの、新型コロナウイルス感染症は依然世界中で猛威を振るっており、世界的な規模で先行き不透明な状況となっております。

投資用マンション市場においては、東京23区を中心とした首都圏のワンルームマンションの賃貸需要は引き続き底堅く推移しています。また2020年上期(1~6月)に供給された首都圏の投資用マンションの平均価格・㎡単価はともに前年同期比で上昇しています(株式会社不動産経済研究所調べ)。このような状況の中で、良好な融資環境の下、投資家の需要も堅調に推移しています。ただし、新型コロナウイルス感染症の終息への道筋は依然見通せず、予断を許さない状況ではあります。

 このような経済状況のもとで、当社グループは、レジデンス(マンション)商品である「アルテシモシリーズ」の開発・販売を中心として事業展開をしてまいりました。

 収益面に関しては、1棟販売計画の順調な進捗により前年同四半期比増収となりました。

 費用面に関しては、前連結会計年度の不動産取得に関わる租税公課が増加したほか、オフィス拡張に伴い地代家賃が増加しました。また、事業規模拡大に向けた借入金の増加により支払利息が増加しました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高19,354,468千円(前年同四半期比2.1%増)、営業利益621,431千円(同49.5%減)、経常利益365,095千円(同66.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益229,181千円(同66.6%減)となりました。

 

 セグメントごとの業績(売上高は外部顧客への売上高)は、次のとおりであります。

(不動産ソリューション事業)

 第1四半期連結会計期間は、「アルテシモ リーガ(小島1丁目PJ)」、「アルテシモ ブロス(弦巻2丁目PJ)」、「アルテシモ ヴェント(本所1丁目PJ)」といった新築物件や中古物件を85戸区分販売しました。また1棟販売を1棟(緑1丁目PJ)実施しております。

 第2四半期連結会計期間は、「アルテシモ ヴェント(本所1丁目PJ)」、「アルテシモ アーチ(平沼1丁目PJ)」といった新築物件や中古物件を33戸区分販売しました。また1棟販売を2棟(東上野3丁目PJ、台東2丁目PJ)実施しております。

 当第3四半期連結会計期間は、「アルテシモ リブラ(箪笥町PJ)」、「メビウス 本所吾妻橋(本所4丁目PJ)」といった新築物件や中古物件を69戸区分販売しました。また1棟販売を8棟(田端新町1丁目PJ、両国4丁目PJ、向島3丁目PJ、緑4丁目PJ、北新宿4丁目PJ、緑4丁目PJ、木場3丁目PJ、緑1丁目PJ)実施しております。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の当セグメントの売上高は17,395,623千円(前年同四半期比1.6%増)、セグメント利益は447,918千円(同59.1%減)となりました。

 

(プロパティマネジメント事業)

 第1四半期連結会計期間は、「アルテシモ ブロス(弦巻2丁目PJ)」、「アルテシモ ヴェント(本所1丁目PJ)」といった新築物件のプロパティマネジメント業務を新規受託し、管理戸数が2,244戸となりました。

 第2四半期連結会計期間は、新築物件の「アルテシモ アーチ(平沼1丁目PJ)」のプロパティマネジメント業務を新規受託し、管理戸数が2,381戸となりました。

 当第3四半期連結会計期間は、新築物件の「アルテシモ リブラ(箪笥町PJ)」、「メビウス 本所吾妻橋(本所4丁目PJ)」といった新築物件のプロパティマネジメント業務を新規受託し、管理戸数が2,419戸となりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の当セグメントの売上高は1,958,844千円(前年同四半期比6.6%増)、セグメント利益は173,512千円(同27.2%増)となりました。

 

 

②財政状態

 当第3四半期連結会計期間末において、流動資産20,459,837千円(前連結会計年度末比4,878,798千円増)、固定資産872,796千円(同295,701千円増)、流動負債10,735,296千円(同4,458,656千円増)、固定負債6,589,758千円(同561,692千円増)、純資産合計4,007,577千円(同154,150千円増)となりました。

 前連結会計年度末と比べ増減した主な内容は、次のとおりであります。

   竣工した物件の増加により販売用不動産が4,106,485千円増加し5,466,823千円、開発用の土地の仕入れにより仕掛販売用不動産が796,110千円増加し12,569,708千円となりました。短期借入金が934,800千円減少し484,432千円、1年内返済予定の長期借入金が4,574,819千円増加し8,380,149千円、未払金が1,127,896千円増加し1,167,052千円、長期借入金が382,570千円増加し6,312,897千円となりました。これら負債の増減は全体としておおむね前述の在庫の変動に伴うものであります。

このほか、現金及び預金が127,058千円増加し2,014,902千円となりました。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 該当事項はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。