第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生はありません。また、2017年11月8日に提出した有価証券届出書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。なお、当社は、前第3四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益が過去最高水準で推移し、雇用者数の増加が継続する等、景気停滞から徐々に回復傾向に推移いたしました。

 しかし、東アジアや中東情勢等の地政学リスクや、米国や欧州の政治動向の不透明感から、世界経済の変動に対する懸念材料は多く、先行き不透明な状況が依然として続いております。個人消費については、雇用情勢の改善は図られているものの、上記の様な先行き不透明さから、企業は人件費増加に慎重な姿勢を見せており、また、物価の上昇圧力の増加や社会保険料等の増加による可処分所得の押し下げにより、個人消費動向は停滞している状況が依然として続いており、本格的な回復には至っておりません。

 このような市場環境の中、当社グループの中古住宅再生事業におきましては、前連結会計年度から引き続き、インターネット広告の強化によるリフォーム中契約の促進や、不動産仲介会社との販売面での協力体制構築により、当第3四半期連結累計期間の販売件数は3,591件(前年同四半期比10.4%増)となりました。

 利益面においては、仕入前の三者立会いの徹底により、仕入後に発生が見込まれるリフォーム金額を考慮した仕入を行うことで仕入価格を低減でき、かつ、リフォーム中契約を推進し、初回売出価格で販売されることで値引きによる利益減少を抑えた結果、売上総利益は11,928百万円となりました。また、自社ホームページおよび不動産ポータルサイトでのオープンハウス告知といったWEB販促活動を促進して、折込チラシ広告を削減する等のコスト削減を継続的に行ってまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績については、売上高は51,886百万円、営業利益は5,662百万円、経常利益は5,140百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,442百万円となりました。また、調整後営業利益は5,699百万円、EBITDAは5,857百万円、調整後EBITDAは5,895百万円、調整後親会社株主に帰属する四半期純利益は3,683百万円となりました。

 なお、当社グループは中古住宅再生事業を単一の報告セグメントとしており、その他の事業については量的重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

① 流動資産

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、35,029百万円となり、前連結会計年度末の29,697百万円から5,332百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が485百万円、販売用不動産及び仕掛販売用不動産が4,831百万円それぞれ増加したことによります。

 

② 固定資産

 当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、2,040百万円となり、前連結会計年度末の2,354百万円から314百万円の減少となりました。これは主に、有形固定資産が25百万円、無形固定資産が167百万円及び投資その他の資産が120百万円それぞれ減少したことによります。

 

③ 流動負債

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、8,976百万円となり、前連結会計年度末の5,929百万円から3,046百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金が3,800百万円増加した一方、買掛金が155百万円、未払法人税等が920百万円それぞれ減少したことによります。

 

④ 固定負債

 当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、14,178百万円となり、前連結会計年度末の14,755百万円から576百万円の減少となりました。これは主に、長期借入金が375百万円、役員退職慰労引当金が192百万円それぞれ減少したことによります。

 

⑤ 純資産

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は、13,914百万円となり、前連結会計年度末の11,366百万円から2,547百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を3,442百万円計上した一方、剰余金の配当998百万円を行ったことによります。この結果、自己資本比率は37.3%となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(参考情報)

 当社グループは、経営成績の推移を把握するために、以下の算式により算出された(1)調整後営業利益、(2)EBITDA及び調整後EBITDA、(3)親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益及び調整後親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益を重要な経営指標として位置づけており、各指標の推移は以下のとおりであります。

 

(1)調整後営業利益

(単位:百万円)

 

2017年3月期

第3四半期累計期間

2018年3月期

第3四半期累計期間

2017年3月期

営業利益

3,469

5,662

5,020

(調整額)

 

 

 

 +リプライス在庫の評価替による

  売上原価の増加(注5)

1,251

14

1,325

 +上場関連費用(注6)

15

22

27

調整額小計

1,266

37

1,353

調整後営業利益(注1)

4,736

5,699

6,374

 対売上高比率

10.4%

11.0%

10.3%

 

(2)EBITDA及び調整後EBITDA

(単位:百万円)

 

2017年3月期

第3四半期累計期間

2018年3月期

第3四半期累計期間

2017年3月期

営業利益

3,469

5,662

5,020

 +減価償却費

54

46

71

 +のれん償却額

148

148

198

EBITDA(注2)

3,673

5,857

5,290

 対売上高比率

8.1%

11.3%

8.6%

(調整額)

 

 

 

 +リプライス在庫の評価替による

  売上原価の増加(注5)

1,251

14

1,325

 +上場関連費用(注6)

15

22

27

調整額小計

1,266

37

1,353

調整後EBITDA(注3)

4,940

5,895

6,644

 対売上高比率

10.8%

11.4%

10.7%

 

(3)親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益及び調整後親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益

(単位:百万円)

 

2017年3月期

第3四半期累計期間

2018年3月期

第3四半期累計期間

2017年3月期

親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益

2,401

3,442

3,494

(調整額)

 

 

 

 +リプライス在庫の評価替による

  売上原価の増加(注5)

1,251

14

1,325

 +上場関連費用(注6)

15

370

27

 +リファイナンス関連費用(注7)

1

1

2

 -保険金戻入金(注8)

△310

△38

△310

調整額小計(税金調整前)

957

348

1,044

調整項目の税金調整額

293

107

320

(適用税率)

30.7%

30.7%

30.7%

調整額小計(税金調整後)

663

241

723

調整後親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(注4)

3,065

3,683

4,218

 対売上高比率

6.7%

7.1%

6.8%

調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)

(注12)

84.23

100.70

115.83

 

(注)1.調整後営業利益=営業利益+リプライス在庫の評価替による売上原価の増加(注5)+上場関連費用(注6)

2.EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費

3.調整後EBITDA=EBITDA+リプライス在庫の評価替による売上原価の増加(注5)+上場関連費用(注6)

4.調整後親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益=親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益+リプライス在庫の評価替による売上原価の増加(注5)+上場関連費用(注6)+リファイナンス関連費用(注7)-保険金戻入金(注8)

5.リプライスの買収に伴い時価評価を行ったリプライス及び総合都市開発の販売用棚卸資産及び仕掛販売用棚卸資産の時価評価差額の金額で、売却に伴い連結決算上で時価評価差額を調整した金額であります。

.上場準備アドバイザリー費用、上場準備に関する外部コンサルタント費用、上場審査に係る費用、英文財務諸表作成における監査報酬等の上場関連の一時的な費用であります。なお、営業外費用として計上されている費用についてはEBITDAの調整額には含まれておりません。

7.当社非公開化後に実施したリファイナンスに関連して一時的に発生したアドバイザリー費用及びアレンジメント費用等であります。なお、営業外費用として計上されている費用についてはEBITDAの調整額には含まれておりません。

8.リプライスの役員生命保険を解約することによる戻入益であります。なお、特別利益として計上されている利益についてはEBITDAの調整額には含まれておりません。

9.調整後営業利益、EBITDA、調整後EBITDA及び調整後親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益は、金融商品取引法第193条の2第1項に基づく四半期レビュー及び監査の対象となっておりません。並びに、2017年3月期第3四半期累計期間の売上高、営業利益、親会社株主に帰属する四半期純利益についても金融商品取引法第193条の2第1項に基づく四半期レビューの対象となっておりません。

10.調整後営業利益、EBITDA、調整後EBITDA、調整後親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益は、当社グループが投資家にとって当社グループの業績を評価するために有用であると考える財務指標であります。当該財務指標は、上場後には発生しないと見込まれる費用や非経常的損益項目(通常の営業活動の結果を示していると考えられない項目、あるいは競合他社に対する当社グループの業績を適切に示さない項目)の影響を除外しております。

11.調整後営業利益、EBITDA、調整後EBITDA、調整後親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益は、当期純利益に影響を及ぼす項目の一部を除外しており、分析手段としては重要な制限があることから、同業他社の同指標あるいは類似の指標とは算定方法が異なるために、他社における指標とは比較可能でない場合があり、その結果、有用性が減少する可能性があります。

12.調整後1株当たり四半期(当期)純利益=調整後親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益÷期中平均株式数

13.当社は、2017年9月22日付で普通株式1株につき30株の割合で株式分割を実施しております。調整後1株当たり四半期(当期)純利益につきましては、2017年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、当該株式分割後の期中平均株式数により算定しております。