第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調で推移いたしました。また、世界経済の減速懸念を受け米欧中銀が利上げに慎重な姿勢を示す中、日銀は金融緩和政策を継続し、国内長期金利は引き続き低水準で推移いたしました。

当社グループが属する住宅関連業界におきましては、足元の新設住宅着工戸数並びに中古マンション、中古戸建住宅の成約件数は、前年並みの水準で推移しており、消費税増税後の反動減についても、政府による各種住宅取得支援策の拡大などにより、前回増税時とは異なり一部に見受けられる程度に留まりました。

このような状況のもと、当社グループは、提供商品の多様化を進めることでお客さまの幅広いニーズにお応えするとともに、RPAなどのテクノロジーを活用することで住宅ローン手続の迅速化を実現するなど、顧客価値の向上に積極的な取り組みを継続しております。2019年12月からは新たに、当社独自の全期間固定金利商品である「ARUHIスーパーフラット7・8・9」に加え、「ARUHIスーパーフラット6」の販売も開始し、さらなる提供商品の多様化に取り組みました。その結果、融資実行合計件数については、前年同期比で4.1%の増加となりました。主な要因は、「ARUHIスーパーフラット」が好調に推移したことによるものであり、特に借換と投資用マンションローンを除く住宅ローン新規借入実行件数については前年同期比で10.7%の増加となっております。

営業収益については、融資実行業務では、新規融資実行件数が伸長したことによりオリジネーション・フィー売上が10.4%増加となりました。また、当社独自の全期間固定金利商品である「ARUHIスーパーフラット」が好調であることなどからファイナンス業務売上が17.2%増加し、結果、当第3四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比10.5%増加の19,562百万円となりました。中長期成長に向けた人材の確保、積極的なプロモーション活動などの戦略的な費用が増加していますが、税引前利益は前年同期比25.1%増加し、6,154百万円となりました。四半期利益及び親会社の所有者に帰属する四半期利益は4,223百万円(前年同期比23.9%増)となりました。

なお、当社グループは住宅ローン事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における資産は125,060百万円となり、前連結会計年度末に比べ25,661百万円増加いたしました。これは主に営業貸付金及びその他の金融資産がそれぞれ21,390百万円、18,424百万円増加したこと、預け金及び無形資産がそれぞれ6,293百万円、6,716百万円減少したことなどによるものであります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における負債は99,209百万円となり、前連結会計年度末に比べ23,663百万円増加いたしました。これは主に借入債務が5,310百万円減少したこと、その他の金融負債が主に、営業貸付金及びその他の金融資産の増加に伴い29,453百万円増加したことなどによるものであります

 

(資本)

当第3四半期連結会計期間末における資本は25,851百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,997百万円増加いたしました。これは主に四半期利益を4,223百万円計上した一方、剰余金の配当1,656百万円ならびに自己株式の取得による支出801百万円などによるものであります

 

(3)キャッシュ・フローの状況

第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は12,236百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,243百万円の減少となりました。

第3四半期連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは8,959百万円の収入(前年同期比151百万円増)となりました。これは主に、税引前利益6,154百万円となり、営業貸付金の減少額8,205百万円などのキャッシュの増加要因があった一方で、その他の金融資産の増加額793百万円や法人所得税の支払額1,844百万円などのキャッシュの減少要因があったことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは1,718百万円の支出(前年同期比1,117百万円増)となりました。これは主に、無形資産の取得による支出1,617百万円などによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは8,484百万円の支出(前年同期比717百万円増)となりました。これは主に、短期借入金の減少額4,200百万円や自己株式の取得による支出801百万円などによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。