当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
なお、現時点において新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業への大きな影響はありませんが、今後の推移を引き続き注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
なお、当社グループは、2022年12月期第1四半期末をみなし取得日として、ファンタムスティック株式会社を連結子会社化し、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表作成会社に移行いたしました。従いまして、前年同四半期の四半期連結財務諸表及び前連結会計年度の連結財務諸表を作成しておりませんので、これらとの比較分析は行っておりません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当社グループにおいては、従来からの少子化の流れの中で、企業間競争が激しさを増しており、経営環境は依然厳しい状況で推移しているものの、当社が属するeラーニング事業は、2020年度から始まった政府のGIGAスクール構想と、新型コロナウイルス感染症拡大などの影響により、オンライン学習の普及が拡大し、高い水準で関心・注目が続いております。
eラーニング事業を行っているすららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念として、その実現に向かって取り組んでおります。
すららネットでは第2四半期連結累計期間において、AI×アダプティブラーニング教材「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」の算数・数学のドリル学習に、途中式の正誤判定等を行う、国内初の革新的機能である「途中式判定機能」(特許出願中)を搭載いたしました。また、学校マーケットにおいては、今年度より複数回での申請が可能となったEdTech導入補助金2022の初回申請分が採択されております。こちらは、今後も追加申請による活用が予定されております。さらに、海外マーケットにおいては、インドネシアでアジア開発銀行が外部機関と実施するパイロット事業に参画し、現地公立中学校へ海外向け「Surala Ninja!」を提供しております。
塾マーケットでは、新規顧客の開拓については堅調ながら、過去の新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う通塾の自粛により、生徒数が減少したことなどで、すららネットでの当第2四半期累計期間時点における導入校数は2,068校(前年同期比406校増加)、利用ID数は251,225ID(前年同期比127,202ID増加)となりました。
なお、業容の拡大に向けた営業・開発人員の増強、新コンテンツ・システムへの開発投資等については、引き続き積極的に取り組んでまいりました。これら人員の増加に伴い、企画開発グループにかかる費用につきましては、今期より原価計算を行い、ソフトウエア又はソフトウエア仮勘定に計上しております。
その結果、当社グループ全体の当第2四半期連結累計期間における売上高は1,062,564千円、売上原価は280,503千円、販売費及び一般管理費は480,243千円となりました。
当社グループ全体の当第2四半期連結累計期間における営業利益は301,817千円、経常利益は311,607千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は206,614千円となりました。
また、当社グループの事業セグメントは、eラーニング、受託開発、アプリ開発ではありますが、受託開発及びアプリ開発の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント毎の記載を省略しております。
〈すららネット課金対象導入校数の推移及びID数の推移〉
(注) 1.上記のすらら・すららドリル導入校数は、月額「サービス利用料」が発生する校舎数を対象に記載しております。なお、「海外」については、契約上月額「サービス利用料」の課金を行っておりませんが、参考値として契約校舎数を記載しております。
2.上記の「学校」のすらら・すららドリルID数については、従来導入校が登録をした生徒利用者数に対し課金されるID課金数と、導入校1校舎につき固定の利用料金を支払う校舎課金利用ID数として内訳を記載しておりましたが、現在学校法人との契約内容はID課金のみであり、また、このID課金数に対する校舎課金数の割合も軽微となっていることから、合算をして記載することと変更しております。なお、過年度についても組替え表示しております。
3.「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材です。すららドリルは、アダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストからなり、「すらら」の姉妹版として主に公立小中学校向けに提供を開始しています。
〈すららネット公立学校の導入校数及びID数〉
(注) 1.経済産業省EdTech導入補助金により利用している学校数・ID数を含めております。
2.経済産業省EdTech導入補助金により利用している学校数・ID数になります。
②財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は2,622,727千円となりました。
企業の安全性を示す自己資本比率は、当第2四半期連結会計期間末は73.2%となりました。また、支払能力を示す流動比率は、当第2四半期連結会計期間末は325.3%となりました。
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,781,156千円となりました。主な内訳は、現金及び預金1,496,072千円、売掛金253,719千円であります。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は841,570千円となりました。主な内訳は、ソフトウエア496,709千円、のれん131,908千円であります。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は547,461千円となりました。主な内訳は、未払金181,868千円、前受金176,955千円であります。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は104,500千円となりました。主な内訳は、長期借入金104,500千円であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,970,766千円となりました。主な内訳は、資本金298,370千円、利益剰余金1,326,912千円であります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末に比べ251,560千円増加し、1,496,072千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
営業活動の結果取得した資金は448,242千円となりました。その主な内訳は税金等調整前四半期純利益305,919千円、減価償却費77,744千円、売上債権87,090千円、前受金44,518千円が増加した一方で、法人税等の支払により58,313千円減少したものであります。
投資活動の結果使用した資金は295,663千円となりました。その主な内訳は無形固定資産の取得による支出121,443千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得に伴う支出89,827千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果取得した資金は98,500千円となりました。その主な内訳は長期借入による収入100,000千円、長期借入金の返済による支出1,500千円であります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間において、従業員数に著しい増減はありません。
当第2四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について、重要な変更はありません。
当第2四半期累計期間において、資本の財源及び資金の流動性に関する事項について重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。