当社を取り巻くホテル業界においては、「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」において2020年の東京オリンピックに向けて海外旅行者(インバウンド)を4,000万人に2030年には6,000万人に増加させるという政府の目標もあり、宿泊特化型のビジネスホテルのみでなく、シティホテルなど業界としては新規出店が続いております。当社といたしましては、このような環境下において、2018年度を初年度とする3カ年の中期経営計画「サンサン計画」を策定し、さらなるお客様サービスの質の向上、販路の拡大、安定した収益確保など「健康になるホテルをつくり世のため人のために尽くす」という経営理念を実現するため、下記の事項を対処すべき課題として認識し、より強固な経営体制を構築すべく取り組んでまいります。
(1)既存施設の収益向上
当社は、既存店の収益力の維持及び向上が、最大の課題の1つと考えております。
お客様の安全、満足度の向上を第一に考え、快適な宿泊を提供できるように店舗施設を適切に維持管理しつつ、収益力の増強を目指し、付加価値提供等サービス内容を充実させて顧客満足度の向上につなげ、OTA(※)の各販売サイトの表示に工夫を行って新規顧客をより効率的に確保するとともに、ABホテル会員も含めてリピーターの増加を図ること等々により、単価の底支えや上昇及び稼働率の維持・向上に努めてまいります。
※OTAとは、OnlineTravelAgencyの略称でインターネット上のみで取引を行う楽天トラベルやじゃらん等の旅行会社を指します。
(2)新規出店候補地の確保
当社は、成長戦略として、単独店舗の経常利益率を35%とする出店基準を設定して、駅前や主要インターチェンジ付近などビジネスでの利用が見込める地域を中心とした新規出店候補地の選定に取り組み、年間5店舗以上を目標に新規開発を行い、長期的には100店舗体制を目指してまいります。
なお、(1)(2)の達成状況につきましては、月次の取締役会及び週次でのホテル会議等で定期的にモニタリングを行ってまいります。
(3)投資金額の増加と財務体質の強化について
当社は今後積極的に新規開発を行う予定であります。設備投資資金につきましては、現在、金融機関からの借入金による資金調達が主となっております。今後は、収益力の強化、建物リース等の採用によりバランスシートの更なる改善を図ってまいります。
(4)人材の確保と育成
足元の雇用環境においては、多くの業種業界において人手不足への対応が事業成長における大きな課題となっており、長く働きたいと思える環境を構築することが必要と捉えております。当社では、施設の増加に伴う社員の確保と教育、また、当社はホテルの事業運営を業務委託方式により行っていることから、支配人の確保及び育成は必要不可欠であると考えております。
今後も、安定したサービスの提供、サービスの質の向上を組織的に行い、企画開発力、環境対応力の向上を図り、経営基盤の強化及び業績の安定拡大に努め、ひいてはお客様満足度の向上に努めなければならないと考えております。
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、以下のようなものがありますが、これらに限定するものではありません。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)出店戦略について
当社は、今後も新規開発を進めていく予定ではありますが、出店候補地が確保できない場合、出店に必要な人材が確保できない場合、その他新規出店に際し当社が予期せぬ事由が発生した場合、また、当社が出店後近隣に競合他社が出店した場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2)金利上昇リスクについて
当社の施設の建設資金につきましては、金融機関等からの借入金による資金調達が主となっており、今後も新規開発に伴う有形固定資産の取得に伴い、金融機関からの借入残高が増加する可能性があります。
当社では、借入金を短期(約1年)、中期(3~6年)、長期(8~10年)と分類しており、出店の収益計画に基づき資金調達を行っております。現在、長期資金においては金利の固定化等を行っておりますが、今後の金利の上昇により当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(3)特定の地域への出店について
現在当社が展開している23店舗の内、重点地区である愛知県を起点として16店舗が東海地域に存在しております。現時点においても当社は、東海地域以外の関東圏や関西圏へ出店を拡大しており、今後出店ペースが一層加速していく予定でおりますが、特に東海地域にて大規模な震災や水害等の自然災害の発生により、『施設』等が大規模に毀損し『サービス』の提供が困難になる事態が発生した場合には、営業中止等の理由により当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(4)固定資産の減損について
当社は、固定資産の減損に係る会計基準を適用しておりますが、ホテル事業において著しく収益及び評価額が低下し、有形固定資産の減損処理が必要となった場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(5)敷金及び保証金について
当社は土地及び建物の賃貸借契約に基づき賃貸人に差入れている敷金及び保証金が2019年3月末現在481百万円あります。この資産は、賃貸人の財政状態が悪化し、返還不能になったときは、賃料及び解体費用との相殺ができない範囲において貸倒損失が発生し、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(6)情報の保護について
当社は、多様な個人情報を管理しており、情報セキュリティにおいて厳重に管理し、情報の漏洩等の未然防止を行っておりますが、万一情報の漏洩、不正使用が起こった場合には、信用失墜等、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(7)景気動向及び海外情勢について
当社の属するホテル業界は、景気や個人消費の動向の影響を受けやすい傾向にあります。企業活動の停滞による出張需要の減少や個人消費の低迷に伴う観光需要の減少及び為替相場の状況や外交政策による訪日外国客の減少が、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(8)食品の衛生管理について
当社は、各ホテルにおいて食事の提供を行っております。食品の衛生管理や品質管理には十分に注意をしており、定期的に本部人員による衛生管理の状況確認も行っておりますが、万一食中毒などの食品衛生事故が発生した場合には、営業許可の取消や一定期間の営業停止処分、ブランドイメージの低下等により当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(9)親会社との関係について
当社は、2014年10月1日に株式会社東祥(以下「東祥」)のホテル事業部から新設会社分割において設立しており、設立当時の人員はホテル事業部に在籍していた役職員を承継しております。
当社との役員の兼任は当事業年度末現在において存在しておらず、独立性を確保しております。
当社は自らの経営責任を負って独立した事業経営を行っておりますが、当事業年度末現在、東祥は当社の議決権の52.8%を所有しており、大株主として当社の取締役の指名権等経営に関する権利を有しております。東祥においては、今後においても、連結関係を維持するために必要となる当社株式数は継続的に所有する方針であることから、議決権の行使にあたり、親会社の利益が当社の他の株主の利益と一致しない可能性があります。
なお、当社は親会社への事前承認事項はなく、当社が独自に経営の意思決定を行っております。
(10)法的規制について
当社は、下記の通り法的規制を受けております。
当社は、これまで法的規制によって事業展開に制約を受けたことはありませんが、今後新たな法的規制等の導入や既存の法的規制の改廃や解釈の変更等が生じた場合並びに重大な法令違反が起こった場合には、当社の業績や事業の存続に影響を与える可能性があります。
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関連業界 |
規制法 |
管轄省庁 |
当社との関連 |
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ホテル業 |
旅館業法 |
厚生労働省 |
ホテル事業 |
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食品衛生法 |
厚生労働省 |
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下請代金支払遅延等防止法(下請法) |
中小企業庁 |
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全般 |
消防法 |
総務省 |
全事業 |
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景品表示法 |
消費者庁 |
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労働安全衛生法 |
厚生労働省 |
(11)社歴が浅いことについて
当社は2014年10月に設立された社歴の浅い会社であるため、期間業績比較を行うために十分な期間の財務情報を得られず、過年度の業績のみでは今後の業績を判断する情報として不十分な可能性があります。
(12)小規模組織であることについて
当社は当事業年度末現在、取締役5名、監査役3名、従業員24名で構成されております。比較的少人数による組織となっており、内部管理体制も組織規模に応じたものとなっております。また、業務拡大にあわせて円滑に業務を運営していくために、優秀な人材の確保及び育成により組織体制を整備し、内部管理体制の整備・強化を図る予定であります。
しかしながら、当社の事業拡大に応じた十分な人材の確保及び育成ができるかは不確実であり、これらが不十分な場合は、当社の業務遂行に影響を及ぼす可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善傾向に加え、企業の設備投資、生産活動も順調に推移しており、緩やかな景気回復が続いているものの、個人消費については一部足踏み状況が見られ、世界経済の減速懸念の高まりが見られる等、不透明な経済環境が続いております。国内では政府として、海外旅行者(インバウンド)を2020年には4,000万人に2030年には6,000万人に増加すると目標を掲げているなか、2018年には3,119万人と初めて3,000万人を突破するなど当社の属するホテル業界の活性化に向けて期待が高まっております。
このような経済状況のもと、当社は、「Amenity&Bright」(快適で明るい)をコンセプトとしたホテル展開を行うべく、予約サイトの拡充や客室備品の見直し、クロスクリーニング、朝食のバリューアップ等既存店舗におけるサービス面での強化を図るとともに、インターネットを利用した広告宣伝に努めたことにより、前々期までに開業した既存14店舗の年平均宿泊稼働率は86.6%となりました。
新規開発におきましては、「ABホテル京都四条堀川」、「ABホテル東海太田川」、「ABホテル近江八幡」、「ABホテル宇部新川」及び「ABホテル田原」の5店舗を新規開業しております。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3,543百万円増加し、17,528百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ2,727百万円増加し、12,271百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ815百万円増加し、5,256百万円となりました。
b.経営成績
当事業年度における経営成績は、売上高5,514百万円(前期比24.8%増)、営業利益1,409百万円(同18.2%増)、経常利益1,398百万円(同22.0%増)、当期純利益は887百万円(同22.7%増)となりました。
なお、セグメント別の経営成績については、単一セグメント(ホテル事業)であるため、記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度におけるキャッシュ・フローにつきましては、営業活動による収入が1,463百万円、財務活動による収入が1,577百万円あった一方、ビジネスホテル建設等の投資活動による支出が2,404百万円あった結果、現金及び現金同等物は3,223百万円と前事業年度末と比べ636百万円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,463百万円(前事業年度は1,412百万円の収入)となりました。これは主に税引前当期純利益が1,397百万円、減価償却費が517百万円あった一方、利息の支払額が69百万円、法人税等の支払額が497百万円あったこと等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,404百万円(前事業年度は2,131百万円の支出)であります。これは主にビジネスホテル5店舗の建設等に伴う有形固定資産の取得による支出が2,334百万円、差入保証金の差入による支出が59百万円あったこと等を反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1,577百万円(前事業年度は1,899百万円の収入)であります。これはビジネスホテルの建設に伴う長期借入れによる収入が2,900百万円あった一方、長期借入金の返済による支出が1,055百万円、リース債務の返済による支出が196百万円、配当金の支払額が70百万円あったこと等を反映したものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産、受注実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、生産・受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.販売実績
当事業年度における販売実績を地域別に示すと、次のとおりであります。
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地域の名称 |
当事業年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) |
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販売高(千円) |
前年同期比(%) |
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東海エリア |
3,998,192 |
118.5 |
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関東エリア |
447,059 |
109.1 |
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北陸エリア |
318,690 |
92.3 |
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関西エリア |
696,579 |
240.2 |
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中国エリア |
54,230 |
- |
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合計 |
5,514,751 |
124.8 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社は、この財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産、負債及び損益に関して報告数値に影響を与える見積りを行っております。当社は、ポイント引当金、ゴルフ会員権、繰延税金資産及び固定資産に関する見積り及び判断を継続して行っております。
しかしながら、多様化する社会のニーズ、市況の変化等により見積り及び判断が実際の結果と異なる場合があります。
a.ポイント引当金
当社は、顧客の宿泊実績に応じて付与するポイント制度に基づき、将来のポイント使用による費用の発生に備えるため、過去の実績を基礎にして当事業年度末において将来使用されると見込まれる額を計上しています。
b.繰延税金資産
当社は、繰延税金資産を計上する場合、収益力に基づく課税所得の十分性及び実現性の高いタックスプランニング等により回収可能性を判断して計上しておりますが、繰延税金資産の全部または一部について、将来実現できないと判断した場合、判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上いたします。同様に、計上金額の純額を上回る繰延税金資産を今後実現できると判断した場合、繰延税金資産への調整により当該判断を行った期間に利益を増加させることになります。
c.固定資産の減損
当社は、ホテル等の固定資産を所有しており、当事業年度において減損処理が適用された固定資産はありませんが、将来、著しく収益及び評価額が低下した場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3,543百万円増加の17,528百万円となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金が636百万円増加したこと、「ABホテル」の新規出店により有形固定資産が2,662百万円増加したことによるものであります。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ2,727百万円増加の12,271百万円となりました。主な要因といたしましては、ABホテルの建設による設備投資資金等として長期借入金が1,844百万円、リース債務が463百万円増加したことによるものであります。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ815百万円増加し5,256百万円となりました。主な要因といたしましては、利益剰余金が816百万円増加したことによるものであります。
2)経営成績
(売上高)
京都府京都市、愛知県東海市、滋賀県近江八幡市、山口県宇部市、愛知県田原市に出店し、愛知県12店舗、埼玉県1店舗、石川県1店舗、群馬県1店舗、奈良県1店舗、岐阜県2店舗、静岡県2店舗、京都府1店舗、滋賀県1店舗、山口県1店舗の合計23店舗の体制となりました。
この結果、売上高は5,514百万円となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価につきましては、出店数の増加に伴い3,576百万円となりました。売上高に対する売上原価の比率は64.9%となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、新規出店に伴う本部人員の増加等により528百万円となりました。売上高に対する比率は9.6%となりました。
(営業利益)
営業利益につきましては、売上高及び売上総利益の増加により、1,409百万円となりました。売上高に対する営業利益の比率は25.6%となりました。
(営業外収益(費用))
営業外収益(費用)につきましては、補助金収入や自動販売機の手数料収入等があり営業外収益は78百万円であった一方、支払利息等の費用が発生した結果、営業外費用は89百万円となりました。
(税引前当期純利益)
売上高、売上総利益が堅調に推移した結果、税引前当期純利益は1,397百万円となりました。
(当期純利益)
当期純利益につきましては、上記理由により887百万円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営成績等の状況は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。2018年5月10日に公表いたしました2021年3月期を最終年度とする中期経営計画におきましては、2019年5月8日に公表いたしましたとおり、最終年度の経営指標について売上高7,900百万円(当初計画値+100百万円)、経常利益2,000百万円(当初計画値+40百万円)と見直しを行っております。目標達成に向け、当社が今後の業容を拡大し、より良いサービスを継続的に展開していくために、経営者は「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。それらの課題に対応するために、食事に関するサービスの更なるバリューアップ、集客経路の多様化、サービスの質の向上により稼働率の増加を図るとともに、マーケットの状況、景気動向等を総合的に勘案し年間5店舗以上を目標に新規開発を行ってまいります。
また、新規開発に伴う設備投資額については、継続的に建設プランの見直し等により開発コストの低減に努めるとともに、投資コストに見合う収益構造の構築に取組んでまいります。
今後の成長戦略においては、新規開発物件の徹底した市場調査、資金調達の多様化を図り、継続した成長戦略を推進できる体制を構築するとともに、新商品の開発に取組んでまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性
資金需要
当社の資金需要のうち主なものは、設備投資資金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。営業費用の主なものは、人件費及び販売手数料であります。
今後も「ABホテル」の開発により、設備投資の資金需要は大きくなるものと予想されますが、建物リース等の導入により資金需要の伴わない開発を計画的に実施し、設備投資による資金需要を最小限に抑える創意工夫を行ってまいります。
財務政策
当社は現在、運転資金につきましては内部資金、設備資金につきましては金融機関からの借入により資金調達をすることとしております。
当事業年度末における借入金の残高は7,813百万円となりました。資金調達コストの低減に努めるとともに、効率的な資金調達を行うため、複数の金融機関との間で合計5,000百万円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高1,050百万円、借入未実行残高3,950百万円)。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、株主各位への安定かつ継続した配当を行うことを経営の最重要課題のひとつとして位置づけております。2018年5月10日(計画見直しに関する内容は2019年5月8日)に公表いたしました2021年3月期を最終年度とする中期経営計画(2021年3月期売上高7,900百万円、経常利益2,000百万円)においては、毎期経常利益率25%以上の確保を目標としております。初年度である2019年3月期につきましては、既存14店舗の平均宿泊稼働率が86.6%と堅調に推移したこと等により、売上高5,514百万円(計画は5,400百万円)、経常利益1,398百万円(同1,360百万円)、売上高経常利益率25.4%(同25.2%)と計画を上回る結果となりました。今後も業績達成に向け、引き続き、既存施設の収益向上、新規出店候補地の開発等に取り組んでまいります。
該当事項はありません。
該当事項はありません。