当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社は、2022年11月30日を取得日として株式会社シーディ及び株式会社バイオセーフを連結子会社化し、当第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表作成会社に移行いたしました。従いまして、前年同四半期の連結財務諸表及び前連結会計年度の連結財務諸表を作成しておりませんので、これらとの比較分析は行っておりません。また、株式会社シーディ及び株式会社バイオセーフの取得日が当第2四半期連結会計期間末日である2021年11月30日であるため、当第2四半期は貸借対照表のみを連結しており、損益計算書については連結しておりません。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナワクチン接種率の増加により感染者数が減少したことから、前年から4回に亘った緊急事態宣言は解除され、経済活動に回復の兆しが見られました。しかし、新たな変異種ウイルスが発生したことにより、予断を許さない先行き不透明な状況が続いております。
一方、当社を取り巻くEC市場環境につきましては、コロナ禍により長期にわたり外出行動制限を強いられた自宅にいながら買い物を楽しむ「巣ごもり消費」という新たな消費行動が常態化したことから、日本国内における消費者向け電子商取引(BtoC-EC)の市場は今後も堅調に推移していくと予想されます。2021年7月30日付経済産業省「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」によれば、物販系分野において2019年のEC化率が6.7%であったのに対し、2020年のEC化率は8.1%に上昇しております。しかし国際的な点から見れば、米国のEC化率は約14%、中国のEC化率は30%を超えているという実態と比較すれば、我が国のBtoC-EC市場は今後も十分に伸びる可能性があると考えられます。
さらに、このような生活様式の急速な変化に対応して、消費者の考え方も変化し、「未病」に対する意識の高まりから、医療、健康及び美容に対するニーズが高まっております。『2021年度 健康食品市場の市場実態と展望~市場分析編』(株式会社矢野経済研究所)によれば、健康食品市場の市場規模は、2020年で8,680億円、2021年で8,731億円(前年対比0.6%増)、うち通販チャネルによる販売の構成割合は、2020年で50.4%、2021年で51.2%と市場の拡大とともに通販チャネル自体も堅調に増加しております。また、『2021年版 一般医薬品データブックNo.2』(株式会社富士経済)によれば、一般用医薬品における通販市場の市場規模は2020年で417億円、2021年で456億円(前年対比9.4%増)と推計されており、こちらも増加傾向にあります。
以上のような「未病」に対する消費者意識・ニーズの高まりに対応すべく、従来のウェブ広告やテレビを中心にしたオフライン広告に留まらず、動画広告やソーシャルネットワーク(SNS)を活用した広告等新たな広告媒体を開拓し積極的な広告投下を実施することで、大幅な新規定期顧客の獲得を実現いたしました(年間の新規定期顧客獲得数に対して61%の進捗率)。特に、2021年6月にリリースした自社ブランド商品「CaFelice(カフェリーチェ)」は、「バリスタ監修による美味しいコーヒーにより手軽に毎日健康管理」という商品コンセプトが「未病」意識の高い消費者ニーズにマッチし、堅調な売上増加推移となりました。
また、オンライン診療・オンライン服薬指導・処方箋医薬品の宅配までをワンストップで提供する医療プラットフォームサービス「SOKUYAKU」に関しては、新型コロナウイルス第5波が収束したものの、診療・診察・処方薬の受取を効率的に行いたいという利便性に対する消費者ニーズは依然強く、「SOKUYAKU」事業の主要経営指標(KPI)である提携医療機関数・薬局数ともに当初計画を大幅に上回る勢いで増加、アプリ会員数も堅調に増加推移いたしました。足元の新型コロナウイルス変異株による第6波の懸念も相まって、これらKPIは日々増加しております。今後も「SOKUYAKU」の認知拡大に向け継続的な広告投資を実施すると同時に、「SOKUYAKU」周辺サービスの開発にも積極的に推進し、マネタイズ手段の多角化に取り組んでまいります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,912,686千円、営業利益は263,518千円、経常利益は237,648千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は155,731千円となりました。
(ヘルスケアセールス事業)
ヘルスケアセールス事業におきましては、長らく続いたコロナ禍の影響から「未病」といった消費者の健康志向・意識の高まりが顕著となったことから、消費者ニーズを効果的に捕捉すべく、YouTubeを中心にした動画広告やソーシャルネットワーク(SNS)を活用した広告等新たな広告媒体を開拓し積極的な広告投下を実施することで、新規の定期顧客獲得を推進しました。特に、2021年6月に新たにリリースした「CaFelice(カフェリーチェ)」の販売は堅調に推移しております。
一方で、2022年5月期第2四半期においては、新規の定期顧客に対する売上構成が相対的に高くなり、定期初回発送時における低い客単価での売上計上となりました。
その結果、セグメント売上高は1,915,186千円、セグメント利益は390,518千円となりました。
(メディカルケアセールス事業)
メディカルケアセールス事業におきましては、ヘルスケアセールス事業同様「未病」といった消費者の健康志向・意識の高まりを受けて、引き続き漢方薬オンラインショップ事業(JFD)の取扱商品「生漢煎®防風通聖散」の売上が好調に推移しました。
また、医療プラットフォームサービス「SOKUYAKU」については、コロナ禍第5波が収束に向かった後も、医療サービスの利便性向上に対する消費者ニーズは依然強く、会員登録者数は好調に増加、併せて「SOKUYAKU」提携医療機関数・薬局数も期初計画を上回るスピードで増加いたしました。併せて、「SOKUYAKU」をインストールした端末を医師不足に悩む医療機関等に設置する新たなサービスもリリースする等、「SOKUYAKU」周辺サービス拡充の取り組みも推進しました。
その結果、セグメント売上高は1,445,463千円、セグメント利益は4,848千円となりました。
(ヘルスケアマーケティング事業)
ヘルスケアマーケティング事業におきましては、ヘルスケアメーカーのEC化ニーズの高まりを背景に、著名人のキャスティング事業やSNS等を活用した広告施策支援が引き続き好調であったことに加え、商品卸やテレビ通販販売チャネルにおける取り扱い商品の増加により売上高は順調に推移しました。
その結果、セグメント売上高は552,036千円、セグメント利益は63,569千円となりました。
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、5,176,321千円となりました。主な内訳は、現金及び預金4,111,552千円、売掛金550,765千円、商品及び製品302,967千円であります。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、312,890千円となりました。主な内訳は、有形固定資産28,918千円、無形固定資産154,722千円、投資その他の資産129,249千円であります。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、1,042,816千円となりました。主な内訳は、買掛金245,920千円、未払金479,173千円、前受金125,977千円であります。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、112,819千円となりました。固定負債はすべて長期借入金であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、4,333,576千円となりました。主な内訳は、資本金が1,481,623千円、資本剰余金が1,464,623千円、利益剰余金が1,386,166千円であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2,473,256千円増加し、4,104,351千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、使用した資金は288,169千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益237,648千円、棚卸資産の減少113,897千円等により資金が増加した一方で、未払金の減少311,355千円、前払費用の増加121,113千円、法人税等の支払額238,784千円等により資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は77,102千円となりました。これは主に、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出71,552千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は2,838,527千円となりました。これは主に、新株の払込による収入2,865,321千円によるものであります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。