文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号2018年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀による各種政策を背景に、企業収益は堅調に推移し、雇用・所得環境にも改善が見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方、米国の通商政策の影響や、世界経済の不確実性等への懸念から、先行きに関しては依然として留意すべき状況が続いております。
このような環境の下、当社グループは、事業拡大に資する販売商品の安定的確保のため、買取店舗の新規出店を進めてまいりました。当社においては、「なんぼや」を新たに3店舗、いずれも商業施設内にオープンしており、集客の増大を図ってまいりました。一方で、出店戦略と併せ、既存店について個別の集客状況や費用対効果等を総合的に勘案した移転・退店の検討も実施し、当第1四半期連結累計期間においては契約満了に合わせ「BRAND CONCIER(ブランドコンシェル)」3店舗の退店を実施いたしました。また、古物営業法の定めにより従来は買取場所が営業所もしくは取引相手の住所・居所に限定されておりましたが、改正古物営業法の施行により仮設店舗での買取が可能となり、これを受けての新たな試みとして百貨店催事場での買取会を開催し、買取機会拡大の取組みを展開してまいりました。
販売においては、仕入れ量の増加に伴い、業者向けオークション「STAR BUYERS AUCTION(スターバイヤーズオークション)」の国内大会において、毎月4日間のリアルオークション定期開催に加え、オンライン入札オークションを9月より開始いたしました。香港大会については、ダイヤモンドオークション2回と、海外販路におけるジャンル拡充のため当期より本格始動した時計オークション1回の合計3回を開催いたしました。さらに、小売においては、関西圏での認知拡大、訪日旅行者獲得等を企図し、当社小売ブランド「ALLU(アリュー)」の2号店となる「ALLU心斎橋」を9月にオープンいたしました。
また、所持品の実物資産としての管理・運用を提案する資産管理アプリ「miney(マイニー)」については、ユーザー数・登録資産額増加に向け、当社買取店舗利用者への訴求を行うほか、ワンファイナンシャル株式会社が提供する画像買取アプリ「ONE」との連携を10月より開始し、潜在顧客へのアプローチ強化を図ってまいりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、株式会社古美術八光堂におけるオークション定期開催に伴うストック商品の販売等による商品の減少56,551千円があった一方、買取店舗の新規出店に伴う仕入れ量増加に備えた現金及び預金の増加422,261千円や、売掛金の増加490,458千円があったこと等により、前連結会計年度末に比べて906,349千円増加し、9,522,021千円となりました。固定資産は、のれんの減少36,851千円があった一方、買取店舗の新規出店に伴う建物及び構築物(純額)の増加221,820千円や、差入保証金の増加31,535千円等により、前連結会計年度末に比べ183,962千円増加し、3,826,300千円となりました。これらの結果、総資産は前連結会計年度末に比べ1,090,312千円増加し、13,348,322千円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、事業拡大に伴う商品仕入れの増加等による運転資金確保のための短期借入金の増加1,080,000千円等により、前連結会計年度末に比べ1,092,378千円増加し、5,955,289千円となりました。固定負債は、社債の減少80,000千円や、長期借入金の減少74,772千円等により、前連結会計年度末に比べ115,369千円減少し、1,483,051千円となりました。これらの結果、負債額は、前連結会計年度末に比べ977,009千円増加し、7,438,341千円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における純資産額は、前連結会計年度末に比べて113,302千円増加し、5,909,980千円となりました。これは主に、利益剰余金の増加109,554千円によるものであります。
当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は8,961,270千円(前年同期比18.1%増)、営業利益は620,078千円(前年同期比3.6%増)、経常利益は627,579千円(前年同期比4.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は422,186千円(前年同期比7.7%増)となりました。
なお、当社グループは「ブランド品、骨董・美術品等リユース事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の主な設備投資については、商品仕入れを担う買取店舗「なんぼや」3店舗の新設、小売ブランド「ALLU」の2号店となる「ALLU心斎橋」の新設を実施いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間に実施した設備投資の総額は287,995千円となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間における重要な設備の新設等は以下のとおりであり、重要な設備の除却はありません。
また、当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画はありません。
なお、当第1四半期連結累計期間において新たに確定した主要な設備の除却の計画として、当社の運営する小売店舗「ブランドリセールショー ZIPANG(大阪府泉佐野市)」を2019年1月末の契約満了を持って閉店し、関連設備を除却する予定となっております。